ウクレレ始めました33。

りびテツ with ハリスン

−ウクレレトリオでアフリカン−

−2001年9月23日(日曜日)、下北沢−


Sep.26,2001
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  私の考えるケルトかなんか
  常春
  イヌ
  無駄に青い空
  ミザルー

さて本番前日の22日(土曜日)、拙宅で最後のリハーサルです。

何しろウクレレのトリオだもので、近隣を気にすることもなく居間でリハーサルができるのはいいことですね。しかしまあ、今さら慌てて練習しても現状より上手になる筈もなく、軽く合わせてから押さえるところだけ押さえて、とっとと切り上げて西新宿ブラック・サンに呑みに行きました。

正確に言うと、風邪気味のハリスンに気を遣って「打ち上げ、どうする?」って聞いてみたら、「調子が良くないので高カロリーのものを‥‥蒸留酒、かなって言うもんでさ(笑)。そんでブラック・サンで景気よくフォアロゼ黒のボトルを1本すかっと空けて、西新宿の大戸屋でご飯を食べて、解散。


翌朝、出演者は11時集合のところ、軽く遅刻して11時半くらいに北沢タウンホールに到着。余裕があってたいへん宜しい(こらこら)。

ステージで軽く音出しをさせていただいてモニタなど確認して、あとは特にすることもないのでシャープ(シャープ兄弟じゃなくてシャープス&フラッツ)の唐木洋介さんやベースの河原秀夫さんやピアノの島田博志さんや大徳俊幸さんたちとご挨拶とか無駄話とかしているうちに、唐木さんの尺八(!)と書家と衣裳デザインとパーカッションとダンスでステージ開始、袖で見ているとえーと、前衛と言えば前衛なのかなあ、僕はフリーは馴れているので素直に入れるんだけど。

僕たちのステージは2発目で、ブラックサン氏家さんによれば「初手のステージがかなり重いから、ウクレレで軽く盛り上げてくれ」との配置らしいんだけれども、うーん、軽いかなあ、このトリオ。

りびテツのステージ写真。それで袖ではいつも通りにふくらはぎが震えるくらいに緊張して、でもステージに上がるといつも通りというか必要以上に弛緩してですね。氏家さんの「普段はハワイアンを演奏しているかたたちです」って嘘八百のアナウンスのなか出て行って、「こんにちは、りびテツです」っていう気の抜けたMCのあとカマテツとハリスンにマイク位置の指示を出して、緊張感なく演奏開始。15分ほどで演奏終了。

2時間ほどうだうだしてステージを観たり下北沢界隈を散歩して宇崎竜童さんとすれ違ったりして、そのうち第1部最後のジャムセッションにトリオで出ていく。なんかCのブルーズをちゃきちゃきと弾いて、ハモニカでソロをひとくさりやって、平和裡に終了。


さて第2部。

余所さまはいろいろな企画をお持ちのようだけれども、こちとらは余裕で全く同じ演し物で臨みます。というより、合わせが3回くらいで演奏が安定しているほうが不思議なので、曲目は同じだが演奏は違うぞ、みたいな感じですか。例によって僕のダルなMCでハリスンの靴紐がほどけていることを指摘したり、ハリスンが靴紐を処理したりしながら和やかにステージ終了。

不思議な踊りと背後の私の写真。そのあと、氏家さんの要請でフリー舞踊(っていうのかしら)の新井梨紗さんと僕のハモニカと島田博志さんのピアノで即興をやったりして、これは打ち合わせで「じゃあ森があって、冬で、全てが凍りついた後に徐々に融け始めて」といった会話があったりして楽しく演って。


ジャムセッションは第1部がCジャムだったんだけど第2部は西瓜男になっちゃったもので急遽譜面を書いてメンバーに渡す前に唐木洋介御大さんに校正をお願いして恐縮したり。じつは生ウクレレのマイク拾いというのは電化製品だらけのなかではけっこう辛いものがあるんですが、ギタリストのかたに「ものすごく(生音が)通るね」って褒められました。さすがT'sのバウムクーヘン、一味違います。


あとは打ち上げですね。けっきょく22時から午前4時まで、ずうっと酒呑んでウクレレを弾きながらいろいろしていました。

そんで翌日午後のアフタヌーンの練習に行ったらやっぱり「りびテツ」が全員揃ってるんだから、好きというかバカというか。



それで音が小さかったもので。

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