ウクレレ始めました35。

Four Strings Dream
Ukulele Evening

Nov.6,2001

写真提供:ほぼ三浦さん


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イベント終了後の集合写真。 というわけで、予てお知らせしておりました11月4日のHawaiian Dreamさんでのライブも無事に終了。快くスペースをお貸しくださったハワドリさん(略すな!)、言い出しっぺのまいたけさんはじめ出演者とスタッフの皆さん、またよっぽどヒマだったとみえて(嘘)わざわざのご来場を頂戴したお客様の皆さん、ありがとうございました。

けっきょく、有料入場数43名様、無料2名様(え?)、アンケート回収率50%という良好な結果を得ました。お天気もよかったし、めでたしめでたし。


ハワイアンドリームさん自体は、ふだんはハワイアンキルトとG-STRINGSブランドのウクレレを商っておられるお店でして、でもなんでか店の奥のほうにステージとPAがあるという不思議な仕様。ウクレレファンにはお馴染みのハーブ・オオタJr.さんなどのライブも頻繁に行われていますし、ハワイアン・キルトや英会話の教室もやってらっしゃいますので、一度覗いてみてください。
今回だって別段にお店としてのメリットも無かろうに、快く場所と設備を提供してくださいました。重ね重ねありがとうございます。

それでまあ、見事にハワイアンの出てこないウクレレのライブでしたな(笑)。森さんがちょっと演られたくらいなんじゃないのか。あとはオールディーズとかカントリーとかブルーグラスとかロックとか、そんなんばっかし。いやまあ、元気があってたいへんに宜しいのではないでしょうか。


といったようなわけで、自分の出演分のお話を少々。

シャープ兄弟。

シャープ兄弟。
演し物:
  1. 12番街のラグ
  2. ラストダンスは私と
  3. 星条旗よ永遠なれ
  4. ウクレレベニー
  5. サマータイム
  6. オールオブミー
ZOOM 504ii Acoustic マルチエフェクタ。 こちらは、先月の常陸ライブをほぼ引き継いでのラインナップ。特にスタジオにも入りませんでしたが、ベテランのリズムを贅沢に使わせていただいていることとて(吉祥寺のスライ&ロビーってさ)、なんの不安もなし。

僕はとかげ君持参で、このエフェクタにアンプを繋いでマイクで拾いました。あと、ボーカルとハモニカ兼用でマイクを1本立てて、と。

まいたけさんは割れちゃったティーハチ君を貼り付けピックアップで拾ってDIを通すついでに、ソロのときにはマイクでも拾うという豪華仕様。カズさんはアコギアンプ(ということはベースの音域も拾えるわけですね)直結で、あと松川さんはスネア一発でファイト一発、マイク拾いとかちゃらけたことは、しない。

感想としてはですね、なんかあんまり僕はウクレレは弾かずに歌ってばっかりいる間にハモニカばっかり吹いていたような気はします。まあいいか。ステージ上でいきなりソロ廻しの打ち合わせを始めたりですね、構成を忘れた僕が松川さんの足許の譜面を覗き込みつつ演奏するとかいったギャグも(ぉぃ)織りまぜつつ、これはかなり楽しんでいただけたんじゃないかと思うんですけど、どんなかな。


りびテツ。

りびテツ演奏中。
演し物:
  1. 私の考えるケルトかなんか。
  2. 無駄に青い空。
  3. 常春。
  4. イヌ。
  5. 川面。
  6. レツゴー三羽烏。

こちらは、僕の怪体なオリジナル曲をウクレレ3本で演奏しようという無茶なバンドです。

ネット各地に感想文を書いていただくなか、某氏(ヤスダさんだけど)が「りびさんところはオリジナルでしたから、もちっと曲について語ってもらいたかった」と仰っていたものですから、少し書いときましょうかしら。

※リンクは、前回ステージのときのMP3です。

りびテツ演奏中。

1.私の考えるケルトかなんか。
タイトルを解題すると、「りびけんがケルトっぽい楽曲を書こうとしたところが、なにやら違うものが出来てしまったのだけれども面白いからまあいいや」ということになります。拍子がですね、四分音符で「(3×3+2)×2+(3×3×4)+0.5」という凶悪な代物で、演っていて非常に疲れます。でも、前回ステージのときにプロミュージシャンの皆さんにいちばんウケたのがこれ。いいのかなあ。

2.無駄に青い空。
じろうさん。今は亡き二郎さんを偲んで書かれたという伝説のあるレクイエム、なのかしら。これがまた、3拍子のくせして僕のイントロのストローク1.5×2という演奏者泣かせなのだけれども、これでハリスンがなんの悩みもなく入ってくるのが不思議(笑)。
りびテツを企画した際にはまずカマテツさんの参加を乞うて、次に「ロングトーンが欲しいなあ」と思ってハリスンを招聘して、そして最初に書いたのがこのオブリガートでした。

3.常春。
呑気な曲。これは本当はコードソロかピアノソロを入れてみたいのだけれども、とりあえずテーマ2回で充分かな、みたいな感じで置いてあります。

4.イヌ。
AABBA形式(ぉぃ)のモード曲を書いた心算だったのに、Bの最後の1小節だけスケールが違うという不思議な作品。けっきょく僕がウクレレソロを弾いたのはここだけ、みたいな感じなんだけれども、ぐうぜんハード・スウィングみたいになったし、まあいいでしょう。
僕はやっとウクレレソロ(ナットのあっちがわを使うチョーキング多用)を弾けました。やっぱりウクレレを弾くのは楽しい。

5.川面。
りびテツ演奏中。 ソリストとして、浦島かえるの参加を要請。会場アンケートではウクレレ+ピアノに並んでほとんどベスト・アクト扱いだったりなんかして(笑)。終わった途端に会場から走って逃げ出す浦島くんが好感度大(なんで逃げるんだよっ)。
曲自体は書き始めたときにはサンバを予定していたのに、なんか4拍子の沖縄風味になっちゃって、どうなってるんだろうかしらん。

6.レツゴー三羽烏。
その「川面」にあったアイディアを放り込んでみたところが、なんでかぜんぜん違う曲になってしまったという今回最大の問題作というか、ハリスンのカマテツいじめというか、仲良くしようよ、みんな。
曲自体はリズムはサンバで、テーマは僕のハモニカとハリスンの単音、そこに皆さん待望のカマテツのストロークソロが入るという構成で、僕のハモニカソロ→ハリスンの単音ソロ→カマテツ独りで超絶ストロークソロという流れ。ところがカマテツソロ(独りっきり)の終わり際をハリスンが指定するという決めにしていたがためにですね、カマテツはいつまでもいつまでも弾かされるし、じゃあいいやと思った僕は客席からカマちゃん眺めて笑ってるし、といった凶悪な次第。あとでハリスンが言ってたのが、「いちおう2コーラスって言っておいたので、3コーラスになったらどうなるか見たかった」って、探究心があって非常に宜しい。

あとはジャムセッションですね。曲は「雨を見たかい」(いちぢさん歌)を演って、コーラスはブルーズに持っていって、最後にまた「雨」に戻ってくるという仕様で。僕は例のアンプにとかげ君を直結して、ディストーションかけまくりで「雨」の単音ソロをとりました。



終了後は楽しく和民で宴会。お客さんにも参加していただけたし、あと休憩時間に飛び入りしていただいたかたにも来ていただいて、あと僕は森さんのお隣でいろいろ教えていただいて、かなり倖せでした。そのあとなんだっけな、高円寺の沖縄レストランとかに流れたんだったかしらん。まあいいや。



さて終了翌日、なんかウクレレ魂が頭をもたげてきて、ついkeliiのコアを衝動買いしちゃったりなんかして。まあ好きなものはしょうがありませんな。


ついに先生になっちゃいました(笑)。

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