home   English   bbs  

前のページをアップロードして1時間後なんですが(ぉぃぉぃ)。まあ、とりあえず気づいたことなどを書いておこうかな、なんて。なにかの参考にでもなれば幸甚です(だからなんの)。

まず、弾いてる奴のことを書いておきましょう。

りびけん(俺ね)は、そうね。いい齢したおいさんくらいの年齢で(なんだそりゃ)、ピアノとクロマチックハモニカで主としてジャズを演奏しています。だからいちおう譜面は読めるし、コード譜もOK。構成音も判る。当座の目的は「弾き語り」であるが、まあクラシックの合唱もやってるからなんとかなるでしょう。

他方、中学校の授業で挫折して以来、弦楽器で和音を出したことは、まずない。ギターはからっきしで、ベースはまあなんとなく弾ける、と。そしていきなりウクレレを購入して1日目(もちろん初日を0として勘定する)。

そういうわけで、ウクレレ演奏の目標としては、まず和音。思いついたコードが即座に弾ければ、第一目標は達成というわけです。

でも、どこまで弾ければいい? 


コードチェンジ(アメリカでは単に「チェンジ」というらしい。片岡ヨシオがセロニアス・モンクの風評について「彼の転調は間違っている」と訳したのは、「彼のコードワークは間違っている」の誤訳ということになろうか)については、メジャーとマイナーとディミニッシュが取り敢えず基本で、とりあえずこれだけ出来ればあとはどーにでもなる。

逆からいうと、たとえばセブンスコードはメジャーセブンスには使えないわけで、たとえばG7を覚えるよりはプレーンなGのトライアドを覚えたほうがいい、ということになる。そしてメジャーGのトライアドを一つ覚えておけば、
G、G7、G、G+、G-9、G9、G11、G-13‥‥
めんどくさいからあとは省くが、GmとGo以外の全てのGに対応できるというわけ。え? そりゃ弾けたほうがいいんだけど、まあとりあえず当座よ、当座。

あと「オンなんとか」とかありますが、こんなのは和音構成の違いだけの問題ですから、おいおい考えればいいことでしょう(ぉぃぉぃ)

さぶ。

というわけで、とりあえずコード36個とストロークを覚えればいいという話にはなっていたのだが、とここまでが買う前の話ね。

それで、アキオ楽器さんでCコードはマスター(というのか)した、と。

帰宅後にFとAmも簡単に弾けたし、楽器のナリもまあ楽しい。「1万2千円にしてはよくなるほうだほうだほうだ」というアキオ楽器のおじさんの謂を思い出した。
だがさて、次のGがややこしかった。いや、押さえるのは簡単。図面と指板を眺めながら「えーと」とかつぶやきながら押さえれば、指は乗る。乗ったはいいのだが、なんかミの弦に乗ってる中指の腹がラの弦に接触しているらしくて、弾いてみると「ポロポロポロペッ」という感じで美しくない。さらに試しに押さえてみたBbなんか、「ポロペッペッペッ」って感じー。超ダサいー、みたいなー。ここはまあ、基本的な「左手の形」から検討してみる要があるんだろうな、というのが当面の結論。

あと、ストロークの問題というのもあって、なにしろウクレレ演奏をほとんど聴いたことがないもんで、成功例のイメージが湧かん。速度もタイミングも判らんのでいいかげんにポロポロやっているのだけれども、これは実例(つまり生演奏とかビデオとか)を見てみないと始まらないんだろうなあ。あと、指がちょっと痛いのでピックも欲しいかもしれない。よく判らん。

ほかにも、コードの移動がスムースでないとか、音質が一定しないとか、まあ問題は山積されてはいるのだが、そんなもん指の位置を覚えてから解決するもんだよな、たぶん。


とかなんとか言いながらも、まあ判らんことはいくら考えても判らんので先送りにして、Cのスリーコードを弾いているぶんには楽しい、ということは判った。判ったついでに、練習曲目も決定しておく。

イパネマの娘。

in Fでどないや。

まあ思いつきではあるが、後付けの理由としては、

 ジャムセッションでよく演奏される。
とりあえずマスターしておけば、ジャノメあたりのセッションにウクレレ&お歌で参加できる。

 歌いやすい(ような気がする)。
じつは歌詞をよく知らないのだが(もちろんこれから覚えるのだ)、ジャズメンのハシクレとしてはコードチェンジも構成もよく知っておる。
ついでに、メロディの音域が狭い(1オクターブちょい)上に、ジョビンさんの元歌が元歌だもんだからあんまり朗々と歌う必要がない。つまり、この歌はあまり心をこめて歌わなくてもそこそこ大丈夫。すなわち、ウクレレのほうに集中していてもそんなに齟齬はない。

 弾きやすい(ような気がしないこともない)。
なんつっても、初心者セッションとくれば「枯葉」か「イパネマ」である。もう鉄板の定番。ピアノ&ハモニカ時代には「なんでかな」と思っていたのだが、ベースで弾いてみたら理由が判った。この歌、
  • リズムがずっと同じで、
  • 同コードのメジャー→マイナーという動作が多くて、
  • 半音だけ移動すればいい、乃至ツーファイブのアクションが多くて、
  • 一つのコードは最低1小節のあいだ持続しているから忙しくない。
というわけで、まあこのくらいが弾けてこそのジャズ・ウクレレ弾きなのではないか(いきなりグレードアップする私)と。
というわけで、今からコード表を開けてGmを探索する私なのだった(予想される鬼門はF界隈になるのかな?)。飽きたらブルーズをちょっとやる、と。

また続き。

  home   English   bbs