TVを観ていたらNHKのバラエティ(2月12日のNHK総合「笑いが一番」)に「東京ボーイズ」というトリオ漫談が出演されていて、なかのお一人が8弦テナーを持っておられる(あとはフルベースらしきアコーディオンと三味線のお二人でした)。もちろん食い入るように観るが、ロウコードしか弾いてくれなかったし音も小さかったのでもう一つだったなあ。そういえばストラップを使っておられました。
そういえば教えてくれるかたがあって、2月8日(火曜日)からNHK総合14:30で始まった趣味講座も観た。講師は高木ブー先生である。さすがに初回とてたいした話はなかったなあ。高木ブー先生はやはりロングネックの高木ブーモデルで、ピックガード(指弾きでもそういうのか?)を装着しておられました。
番組後半のゲストに山田邦子さんがいらしてひとくさり歌っておられて、フロントは山田邦子さんと高木ブー先生、バックはウクレレ2本とベース。いかんせんボーカルのキーが高すぎでファルセット連発だったのが惜しいかなあ。ここはカポタスト(ギタレレレでも可(笑))の出番だったのではないか。ちなみに、山田邦子さんがスタジオのトークに持ち込まれたマイウクレレはソプラノで、ライブに使われたのはコンサートかテナーだったような気がする(未だに見分けがつかない)。
畢竟バックバンドに目を向けると、ピック使用で美しいフィルインを弾くかたがおられる。よく見るとサウンドホールよりも右のほうでピッキングしておられたのだが、そういうものなのかなあ。いずれにしても(香津美先生やらの演奏を聴いていてもそうだが)、ありゃあフェルト製じゃあねえな。どんなものを使っておられるのやら、今後の探索が待たれるところではある。
そんなこととは全く関係なく、ネットを徘徊していたら面白そうなベースを見つけました。
こんなん(↓)。
説明を読んでみると、なんと全長45センチ! シリコンラバーの野太い弦を使っていて、アコースチック・ベースの唸りやエレキベースのパンチを実現できる! のだそうな。必死こいてアメリカのショップを漁ってみたけど、たぶん5万円くらい? なのかなあ。
それで、全長45センチということはつまりウクレレより短い。見た感じだとたぶんフレット間隔(フレットレスでもそういうのか?)もウクレレより少し狭そうだけれども、まあ似たようなもんでしょ(だといいなあ)。
欲しい。
つまり、持ち運ばなくてもいいピアノ、ポッケに入るハモニカ、羽根のように軽いウクレレと楽器のモバイラビリティを追求してきた私にとって、この本気なんだか冗談なんだか判らないベースはそれこそ私のためにあるような楽器ではないか。こんど御茶の水のベース屋さん(西口四つ辻渡って西、すぐ左の2階)に行って聞いてみよう。
話を戻して、と。
歌のほうは、ウクレレを弾きながらでもわりと気合いを入れて歌えることが判ってきたので、とりあえず「イパネマ」の歌唱はペンディングにしました。気合いを入れて歌うことができるのに、なにも気合いの入らない曲を歌うことはないわけで。
あとは、譜面もたまってきたので、歌詞カードを眺めながらいろんな曲をいろんなキーで歌う、というのをやってます。いろんなキーっていっても、メジャーでC、D、Eb、E、F、G、Ab、A、Bbあたりで適当に端折ってますけど。好きな曲を選んでいるのだから苦労はないし、まあ概ね楽しい。
All of Meは概ねOKとして(ほんとか?)、あとは、
- 上を向いて歩こう
- Have you ever seen the Rain?
- ラストダンスは私と。
- ろくでなし。
- It's only a Papermoon。
といった感じ。課題としては、どうやらバカが治ってなくて歌詞がなかなか覚えられない。あと、なんでかやはりEmとかAbあたりの動きが怪しい。Bbもやっぱり怪しい(なさけない)。そのぶん、C調界隈での7thやsus4あたりはけっこう流暢になってきました。まあCとAm界隈がまず得手になるのは、これはしかたあるまい(笑)。
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