毎年参加していたサマソニも今年は、
行くのをやめようと思っていましたが、
以前、仕事を辞めた職場の同期から電話が。
(バセ)「今年はサマソニ行くの???」
バセは、元は同じ職場で、
会社で借り上げたマンションで、部屋が僕の隣でした。
家に行く度に色々な事をやってる人で、
民族楽器があったり、壁には外国の写真があったり、
時々、ご飯が余ったって持ってきてくれたり。
多摩川沿いで一緒にギター演奏する約束だったんです。
バセが日本を去ったのは入社して2年目。
バセは仕事を変えボリビアに行くことになって。
そんな彼から、
彼の元出張先:北富士に僕がいた時に電話があって。
後輩ちゃんから小説
「ライラの冒険」を借りて、
電車で読みながら移動してました。
ライラは今、ジョン・ファーと北の国へ船で移動する所。
僕は関西へ。さすがに電車とはいえ、
字を読みながらだと酔ってしまって。
ライラのダイモン(守護精霊):パンタライモンが
ツバメになって飛び回る事で、
ライラの船酔いを紛らわしたらしいけど。
ライラの冒険。
掛川駅まで新幹線を使わずに行きましたが、
新幹線にしました。
ライラみたいに旅の行く先々の方向性を決める時に
真理計に聞けるのがあれば良かったけど。
もし、聞いてたら、始めっから新幹線でって
出費を抑えるのは無駄だって出たかもしれない。
夜も遅かったし。時間的にギリギリだったので。
ギリギリ過ぎて、チケットが買えませんでした。
駅員さんに「もう間に合わないから」って。
旅行の醍醐味は
宝箱を開けるような気持ちになる事だと思います。
「ライラの冒険」の本を読んでる時もそうです。
未知の世界で旅をする事で、
今まで体験した事の無い世界を味わえる。
今、働いてる所は、そんな気持ちになれないから、
そういうのを言いたくて、
友達は本で薦めたのかなって思います。
今回の行き先は四日市、
バセの今の家です。
残念な事に、四日市:三重県から桜島:大阪まで行くのに、
2時間以上かかるらしい。だから、
最後のアーティスト:Coldplayまで見れないんです。
終電が間に合わないから。
Coldplayの最新作「美しい世界」は新しい地を見つけたような感覚を受ける曲が
沢山入ってたので、それを味わえるチャンスでしたが、残念ながら、見れなかったです。
当日は、
会場は快晴ってわけではなかったけど、曇ってて暑いというより涼しい感じ。
前日までの列車の旅から打って変わって、今日は音楽旅行です。
バセと最初にグッズ売り場に行って、グッズを買いました。
SHAKALABITTS好きなので、お土産を買いました。
既に
バセがアルコール入りで、お酒販売の女性に惹かれたんだと思います。
バセがHYを見たいと言ってて、僕も観に行きました。
その後に、
SHAKALABBITSを観に行きました。
SHAKALABBITSは前から10列目ぐらいの
かなり混雑した位置で観たんだけど、
スカパンク系で、メンバーが同い年で。
ずっと前、むちょ殿と観に行った時から結構好きで、
アルバムも全部ではないけど沢山あります。
一曲目「少年と白い犬」が挿入されているCDを
後でグッズ売り場に戻って買いに行ってしまいました。
SHAKALABBITSのCD
バセと昼ご飯を食べた後に、
Sonic Stageって冷房の効いた部屋で休憩しながら、
2アーティストぐらいを観てました。こんな贅沢な話ってないですよね。
その後は
バセと離れて、
RADWIMPSを観た後に、ALICIA KEYSを観ました。
ALICIA KEYSは今年の前半、
那須出張している時に良く聴いてました。♪No Oneって曲をです。
ピアノを弾きながら歌うイメージがあったけど、最初はバンド演奏でした。
歌唱力がすごくて圧倒されましたが、ステージ各所に置いてあったキーボードも
時々本人が混ぜて演奏してました。
夕方ぐらいだったから、夕焼けの景色に彼女のピアノと声が
すごくロマンティックに見えました。
日本には、こういうアーティストはいないです。
だから、洋楽を聴いてると、外国を旅しているような気分になる時があります。
最後にアンコールとして♪No Oneの前奏が流れた時は、もう駄目でした。
周りの人も、この曲だけは良く知ってたんだと思う。
前奏だけで歓声が凄くて、この時だけ異常な盛り上がりをしてました。
曲の最後に皆で合唱する所があって、その時の一体感が凄くて、
彼女がステージを手を振りながら去っても、合唱は止まりませんでした。
感動的なステージを見せてくれてありがとう。
Alicia KeysのCD
バセは、その間にラテン系アーティストの
Cafe TACVBAってアーティストを観てたので、
彼を探しに、そのステージに行くと、
ステージはColdplayに客を奪われたのか、ガラガラ、でも、
ステージを観てみると30人ぐらいいました。
どうやらCafe TACVBAが、客をステージに上げたみたい。
その中に
バセはいなくて、
バセはステージの前から3列目ぐらいの所にいました。
周りの客もスペイン人?系の人が沢山。
バセも、その人達に溶け込んだらしく、知らない人と仲良くなってました。
5人ぐらい、知らない人と握手したりしてた。
音楽を通して心を通じ合う姿は、微笑ましい限りでした。
Cafe TACVBAのステージはラテン系で、
バセが訪れたボリビアだったり
恐らく、南米は、こういった音楽が溢れてるんだと思います。
最後まで観たから終電ギリギリだったけど、
僕ら記念写真を撮ってないので、
懸命に撮影場所を探して、
近くの女の人に写真を頼みました。
結果、、、
「暗くて写らなかったんですよ〜」
確かに写ってない!!!
しかも、丁度、彼らの代表曲の♪Viva la Vida の時だったから、
恐らく、相当迷惑だったでしょう...ゴメンなさいm(_ _)m
色々ハプニングがありながら、撮影後、何とかダッシュで帰って、
終電はギリギリ間に合いました。
これで今回の旅行も終わり。東京のサマソニより大阪の方が
自然に溢れてて、人の行き来も少ないから良い旅だったように思います。
本当は奈良とか京都も行こうか迷ったんですが、
既に荷物が沢山あったのと、四日市:三重から割と遠かったから、
次の日に、すぐ帰る事にしました。また行く機会もあると思うし。
今回は、このぐらいにしておきます。