ルビをふる(<RUBY>)

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1998年6月27日版

■ 説明

IE5.0では日本語のなどのルビ用のタグ<RUBY>が追加されました。これによって、日本語にルビをふることができるようになりました。

■ 実例

あ じ さ い
紫陽花が咲いてる。
※ 未対応のブラウザでもイメージを確認できるように、<RUBY>を使用しない方法で表示しています。

■ ソースコード

<RUBY>
<RB>紫陽花</RB>
<RP>(</RP>
<RT>あじさい</RT>
<RP>)</RP>
</RUBY>
が咲いてる。

<RP>〜</RP>は、<RUBY>に未対応のブラウザへの配慮で追加されたタグです。対応ブラウザはこの部分を無視します。これにより、未対応ブラウザであっても、「紫陽花あじさいが咲いてる。」とはならずに、「紫陽花(あじさい)が咲いてる。」のように表示されます。

以下のように<RB>や</RT>などを省略することもできます。
<RUBY>紫陽花<RP>(<RT>あじさい<RP>)</RUBY>が咲いてる。

■ 補足

<RUBY>は、日本が中心となって提案し、1995年5月にW3Cのワーキングドラフトとなりました。仕様書は下記から入手可能です。

   http://www.w3.org/TR/WD-ruby

ルビに関連するスタイルシートプロパティとして、IE5.0にはruby-alignruby-overhangruby-positionも実装されました。ルビを表示する位置などを指定することができます。

IE5.0では、<RB>の実装をサボっている(もしくは、IE5.0が実装した頃にはまだ<RB>が定義されていなかった?)ようです。<RB>にスタイルシートを指定しても無視されてしまいます。


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