CGIの概要

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1998年7月19日版

CGIとは?

CGIとはCommon Gateway Interfaceの略です。通常のページでは、あらかじめ用意されたHTMLページを表示するだけですが、CGIを用いることにより、例えば、以下のようなページを作成することができるようになります。

CGIの処理の流れ

CGI処理の流れは次のようになります。

Web
ブラウザ
 
−要求→
←結果−

WWW
サーバー
 
−起動→
←結果−

CGI
スクリプト
 
(1)ブラウザがWWWサーバーに要求する: ブラウザは特に「CGIを起動する」とは意識しません。<A HREF="〜"> や <IMG SRC="〜"> や <FORM ACTION="〜"> で記述されたアドレス(URL)を単にサーバーに要求するだけです。

(2)サーバーがCGIスクリプトを起動する サーバーは受け取ったURLを見て、これがCGIスクリプトかどうか判断し、CGIスクリプトであるならこれを起動します。判断の基準は拡張子が .cgi であるとかですが、サーバーの設定やプロバイダによって異なります。CGIをサポートしていないサーバーやプロバイダもあります。

(3)CGIスクリプトは結果を返す CGIスクリプトは標準出力に実行の結果を書き出します。単にHTMLファイルを読み込むのではなく、CGIスクリプトの作り方次第で、複数のファイルを読み込んで連結したり、カウンター値を演算してその結果を返すことができます。

(4)CGIスクリプトの結果をブラウザに返す CGIスクリプトが書き出した内容は、WWWサーバーを経由して、Webブラウザに送信され、Webブラウザはこれを表示します。

CGIスクリプト

CGIスクリプトは一種のプログラムです。スクリプトとは、通常、PerlやJavaScriptのように、コンパイルの必要が無いプログラムのことを言いますが、CGIでは標準出力に書き出しのできさえすれば、Perl, C言語、C++言語など、言語を問いません。この内、最も多く用いられているのが Perl という言語です。Perl についての詳細は「とほほのperl入門」を参照してください。

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