CGI処理の流れは次のようになります。
(1)ブラウザがWWWサーバーに要求する: ブラウザは特に「CGIを起動する」とは意識しません。<A HREF="〜"> や <IMG SRC="〜"> や <FORM ACTION="〜"> で記述されたアドレス(URL)を単にサーバーに要求するだけです。
(2)サーバーがCGIスクリプトを起動する サーバーは受け取ったURLを見て、これがCGIスクリプトかどうか判断し、CGIスクリプトであるならこれを起動します。判断の基準は拡張子が .cgi であるとかですが、サーバーの設定やプロバイダによって異なります。CGIをサポートしていないサーバーやプロバイダもあります。
(3)CGIスクリプトは結果を返す CGIスクリプトは標準出力に実行の結果を書き出します。単にHTMLファイルを読み込むのではなく、CGIスクリプトの作り方次第で、複数のファイルを読み込んで連結したり、カウンター値を演算してその結果を返すことができます。
(4)CGIスクリプトの結果をブラウザに返す CGIスクリプトが書き出した内容は、WWWサーバーを経由して、Webブラウザに送信され、Webブラウザはこれを表示します。