DESTROYER



Released:2000
Label:FLUSHBULB
No.:FLBB013/14
Format:2CD
Quality:A+(SBD)
DISC 1
1. Be Here Now
2. Stay Young
3. Stand By Me
4. Supersonic
5. Some Might Say
6. Roll With It
7. D'You Know What I Mean?
8. Magic Pie
9. Don't Look Back In Anger
10. Wonderwall
11. Live Forever
12. It's Gettin' Better (Man!!)

DISC 2
1. All Around The World
2. Fade In-Out
3. Champagne Supernova
4. Acquiesce
5. Be Here Now
6. Magic Pie
7. D'You Know What I Mean?
8. Fade In-Out

Brabanthallen, Den Bosch, Holland 11/27/1997
DISC 2/5-8:Hammerstein Ballroom, New York City, NY, USA 10/08/1997

オランダ・デンボス公演をFM放送音源のサウンドボードで完全収録。 音質はオアシスのブートの中でも最高レベルの迫力のある文句なしの音で、 It's Gettin' Better(Man!!)のラストで少し音飛びがある以外は問題点も見当たらずほぼ完璧でしょう。 内容ですが、この日のリアムの調子は相当悪く、Be Here Nowからいきなり喉がガラガラ。 特に音域の高いSome Might Sayではコーラスを歌えずにノエルに任せているくらい。 しかし、大歓声を上げる熱狂的な観客のせいもあってか兄弟のテンションは高いし、演奏の質もなかなか。 また、Champagne Supernovaでは兄弟そろってタイトルコールをしてるのは何度聞いてもすごい(たまたまそうなっただけかもしれませんが、妙に合ってる!)。 しかも、出だしでリズムが合わず無理やり帳尻を合わせてたりと結構聞き所の多いライブじゃないでしょうか。 セットリスト的にも結構貴重で、この直後から演奏されなくなったMagic Pie、それにAll Around The World〜Champagne Supernovaの3曲はやはり聞きどころでしょう。 ボーナストラックは、クレジットでは1997年9月27日のアールズ・コートになっていますが、実際にはMCだけがアールズ・コートで演奏は1997年10月8日のニューヨーク公演を巧妙に編集して作られています (これはヨーロッパ各国のテレビで放送されたものがソース)。 なお、この日を収録したブートは他にこの盤の元である(したがって音質は最高レベルの)「around the world in two hours」、 曲間がほとんどカットされている「ACCESS ALL AREAS!」、音質が少し劣る「Here Now」などがあるのですがいずれも入手困難です。 この「DESTROYER」はジャケのセンスを含めてかなり上位に入るであろうブートですね。 ただし、この盤そのものも廃盤になったため非常に入手困難になってしまったのが残念。

なお、この盤の再発としてDESTROYER (10TH ANNIVERSARY EDITION - REMASTERED)がリリースされたので、現在はそちらで手軽に聞くことができます。