BLACK ON WHITE



Released:1995
Label:Kiss The Stone
No.:KTS 397
Format:1CD
Quality:A(SBD)
1. Shakermaker
2. Digsy's Dinner
3. Live Forever
4. Cigarettes & Alcohol
5. Supersonic
6. Live Forever (Noel Acoustic)
7. Fade Away
8. Digsy's Dinner
9. Live Forever
10. (It's Good) To Be Free
11. Married With Children
12. Sad Song (Noel Acoustic)
13. Talk Tonight (Noel Acoustic)
14. Whatever/All The Young Dudes
15. I Am The Walrus

1-5:Tramway, Glasgow, Scotland 04/07/1994
6:"Creation Undrugged Show"
Royal Albert Hall, London, England 06/04/1994
7-9:Glastonbury Festival (NME Stage), Somerset, England 06/26/1994
10-15:BBC Radio 1 "Evening Session"
Maida Vale Studios, London, England 12/15/1994

1994年のライブ音源を全てサウンドボードで収録したコンピレーション。 音質はいずれも良好で、内容的にも初心者にオススメできるブートです。 まず、1-5はデビュー前のグラスゴーでのライブでラジオ放送された音源を完全収録。 まだSupersonicもリリースされていない時期で、今と比べるとリアムの声はかなり頼りない感じ。 しかもこの頃はノエルのバッキングボーカルがないので、Live Foreverのファルセット部分もリアム一人で歌ってます。 この頃のライブはほとんどブート化されていなので、今では非常に貴重な音源。 同じ音源はSLIDE AWAYにも収録されていますが、Supersonicが未収録であるほか音質もかなり悪いので、この音源に関してはこのブートが現時点で最高音質だと思います。 6はクリエイションレコード設立10周年を記念して行われたイベントで、この日はリアムは喉の調子が悪く欠席したためノエルとボーンヘッドのみが出演。 ノエルのアコースティックギターによる弾き語りです(他にShakermakerも演奏)。 ここでは「We see things...」の部分が「Takes sugers in your tea」と歌われてます。 同じ音源がTILL THE END OF TIMEにも収録されていますが、 冒頭のアラン・マッギーの叔父による紹介がカットされているものの音質自体はこちらの方がよく、またピッチも正常なので、 せっかく収録時間に余裕があるのだからぜひこの状態でShakermakerまで収録して欲しかったところです (TILL THE END OF TIMEには少しだけ音質は劣るがこの曲とShakermakerも収録)。 7-9は翌年にも出演したことでも有名なグラストンベリー・フェスティバルで、実際には8曲演奏されたのですが、この盤を含めてブートで聞けるのはテレビで放送された3曲のみ(のちに9がDefinitely MaybeのDVDに収録)。 このライブでもLive Foreverのファルセットはリアムです。 また、Digsy's DinnerのあとCigarettes & Alcoholのリフを一瞬だけ披露してます。 オフィシャルDVDに収録されているものより若干音質は落ちますが十分聞ける範囲でしょう。 映像で分かる通り、この年はNMEステージで昼間の演奏でしたが、翌年はピラミッドステージのヘッドライナーを務めることになります。 10-15はBBCのEvening Sessionのために行われたスタジオ・ライブ。 ほんのわずかな観客の前で収録されたようです。 Whateverではストリングスが入りリリースバージョンにかなり近い形で演奏されていますが、とにかくリアムのボーカルが秀逸でこれは名演。 こちらの音源はCIGARETTES & ALCOHOLにも全曲収録されているものの、曲順が間違っているのでこの盤で聞くのが一番いいと思います。 内容もよく、このブートはKTSの名盤中の名盤なのですが、現在ではやや入手が難しいかもしれません。