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Drumstation前期型、後期型の見分け方について(update2002/06/30)

novation drumstationは所謂、前期型と後期型の2タイプが発売されています。

現在中古市場等では両方のタイプが流通していて区別がつかなく購入時に疑問に感じる方もいると思います。

novationのFAQにもありますが、ここではその判別方法について簡単に述べておきたいと思います。


こちらが95年発売のモデル
こちらが96年発売のモデル
2002年最新モデル、D-Stationと改名

■まず違いですが単純にモジュールのデザインが違います。
95年モデルの筐体デザインは黄色のカラーを基調としています。

一方、96年モデルはオレンジ色のデザインに変更されておりラック右側の
ロゴがシンプルなものに変わっています。

novationによれば前期型、後期型の違いはbox(筐体デザインの事)だけ
であるとありますが極一部のモジュールに関しては中身のOSのバージョンがver1と1.3のタイプがあるようです。

OSはauditionボタンを押しながら起動するとディスプレイにver1の場合「1」
ver1.3の時は「13」と表示されるはずです。
「1」と出てしまった方、残念賞です(^^;;

そして、OSの違いにより若干の仕様の変更があるようです。
具体的に分かっている範囲では以下の通りです。

  • TOMのDECAY LEVELが長くなった(2倍)、このためにオリジナルの設定値で使用する場合
    DECAY LEVELを半分にする必要がある。


  • MIDI コントローラーの変更
    (恐らくコントロールチェンジの番号が変わっているのかも、未確認です)


■また初期のモデルのDrumstationに付属する一部のACアダプタで設計上のミスにより接触不良を起こし
安いものがありますが現在では改善されています。

■2002年に後継モデルのD-Stationが発売されましたが変更点はA-stationと同様の筐体への変更のみにとどまっています。
(音質面の向上など細い点については確認していません)