スケールの使い方

では前ページで使った上図のコード進行に合わせてそれぞれスケールを見ていくことにしましょう
それぞれのスケール(=音階)に名前をつけると下図のようになります

さぁて、ややこしいカタカナがいっぱい出てきましたね
すごく臭そうな果物やら、地球外生命体みたいなのやら・・・
最初に言っておきますが、この名前は「覚えるしかありません」
数学の公式のように導き出せるものではなく、英単語のように暗記する名称です

上図では、1小節目(Cコードの範囲)はハ長調のアイオニアン・スケールに基づけば良い
2小節目(Fコードの範囲)はハ長調のリディアン・スケールに基づけば良い
以下略
前ページで解説した細かいスケールというのが、このややこしいカタカナのことです
その、ややこしいカタカナはこれが全てではなく、他にも種類があります
そしてそのややこしいカタカナの使い方が上記
「○コードの範囲は△スケールに基づく」ということになります

なるほどぉ〜、簡単じゃないか!

ふふふ・・・あまい!!あますぎるぞワトソン君!(誰ですか?)
では、すばらしい暗記科目の世界へご案内しましょう
※つまり、ここからは覚えるしかない事が書かれています


ペンタトニック・スケール(Pentatonic Scale)

まず最初はペンタトニックについて見ていきましょう
ペンタトニックは音階の7つの音、ハ長調であればドレミファソラシの中の5つの音を使った音階です
それぞれ下図のコードの範囲に対して使われます

Mペンタトニック・スケール
(他にM7や7に対しても使われることがある)
mペンタトニック・スケール(ナチュラル)
自然的短音階
mペンタトニック・スケール(ハーモニック)
和声的短音階
mペンタトニック・スケール(メロディック)
旋律的短音階
(m#7で使う場合はm6として機能する場合)
※注:図の場合m#7ではソ#を適用
  ファ#は使わず合計5音
  m6の場合はファ#を使い、ソ#は使わない




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