月光とピエロ
T.月夜
堀口 大學 作詞
清水 脩 作曲
合唱 :さだ男声合唱団(さださんが1人で4パートです)
指揮 :藤田貞智
月の光の照る辻に
ピエロさびしく立ちにけり
ピエロの姿 白ければ
月の光に ぬれにけり
あたりしみじみ見まわせど
コロンビ−ヌの かげもなし
あまりにことの 悲しさに
ピエロは 涙 流しけり
月夜に一人寂しくたたずむピエロ。
いつも滑稽な仕事で人々の笑いを誘うピエロが、
ひとりぽっちになって、ひしひしと感じる孤独感。
待てども待てども(恋人の)コロンビーヌは現れない。
信じられないという憤りから悲しみへ・・・。
ピエロは思わず涙する。
人間はだれでも哀愁、深い悩み持っているが、
それを顔に出さずに笑顔で舞台に立つピエロの
心情をしっとり歌い上げる名曲です
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