最近、PE'ZというジャズバンドのCD「大地讃頌」を買ったのですが、著作権に絡んで訴えられそうになってたらしいです。
作曲家の主張はペズの音楽は許可なく編曲されたもので原曲の荘厳なイメージを著しく損ねた・・・云々ということらしいです。
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感銘を受けた曲なら、ちょっと作曲家に声をかけて演奏したいとか言えばいいのに。
勝手にやられれば怒るよな。。。
でも裁判沙汰になるなんてメンドクサイ社会。
PE'Zの編曲を聴いた佐藤さん(作曲者)が今度はPE'Zの曲をアレンジしてみたり、、、とかそういうコトバじゃない音楽だけのコミュニケーションとかできたらオモシロイと思うんだけど。
でも、CDにしたり商売に絡んだ時点でそんな“幻想”は吹っ飛んでしまうのかも。
それよりも、私が個人的に注目したのは、“原曲のイメージを著しく損ねた”という部分でして、
本音が出ちゃってるんじゃないかと思って、思わず笑ってしまいました。
確かに、原曲の荘厳なイメージは全然なくて、個人的にも原曲の方が数倍カッコイイなあって思ったので。
編曲した時点で、原曲と同じ雰囲気じゃなきゃいけないか、というとそうではないので単なる好みの問題で、編曲の方が好きな人もいると思うんですけど、作曲者にしてみれば穏やかな話ではないのでしょう。
作曲者も唸るような編曲だったら、この話も違う方向へ向かったような気がします。
多分、“幻想”の方向に。
PE'Zの「片思いでした」というコメントは認めてもらえなかった落胆が出ていて泣けます。
音楽を楽しんでる双方に後味悪い結果になって残念です。
CD出す時点でレコード会社が作曲者に確認するとか、きちんと対応して欲しいなあと思います。