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■可能性と思いやり (11/2.2003)
■作詞&歌 (11/5.2003)
■リニューアル久々 (11/12.2003)
■リニューアル久々 (11/12.2003)
かなり久々にリニューアル!
前回はちょっとごちゃごちゃしたデザインだったので、もっとシンプルにしたいと思っていました。
少しはよくなったんじゃないかと思います。
またこれでしばらくはリニューアルはしないと思います。
■作詞&歌 (11/5.2003)
■可能性と思いやり (11/2.2003)
エスカレーターでは、片側に寄って、先を急ぐ人に道を譲るポジションに立つのが暗黙の了解、エチケットです。
何故だか知りませんが、
東京では、左に寄ります。
大阪では右に寄ります。
ある朝、東京駅で杖を突いたおばあさんがエスカレータの“右側”に寄って立っていました。
東京では右側を空けるルールなので、このおばあさんは後ろから来る人を遮る形で立っていることになります。
通勤時間帯、そのおばあさんは皆に睨まれつつもその場所に居座りつづけるのでした。
さて、ここで、問題です。
そんな時、あなたはどんな気分になるでしょうか?
「周りのこと、ちょっとは考えてくれよ!」
「おばあさんだからまあ仕方ないか。」
「別に急ぐ必要もないし、何とも思わないよ。」
「声をかけて教えてあげようかな。」
さて、第二問。
何故、おばあさんは“右側”に居座りつづけたのでしょうか。
おばあさんは周りのことを考えない横暴な性格だったのでしょうか。
それともそのルールを知らなかった?
それとも大阪人だった?
答えは、「そのおばあさんは左半身不随でどうしても右手でベルトを掴む必要があった」
ルールを知ってはいるけど、どうしようもない事情を抱えて、皆の視線に耐えながら右側に立つおばあさんの辛い姿。
第二問のように、考えることはとても大事なことだと思います。
あらゆる可能性を想像してみること。
それは時に貴重な思いやりとなって表れることがあるんだと思うのです。
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