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■勘と変わらん (10/1.2008)
■CD作成 (10/5.2008)
■男心と秋の空 (10/20.2008)
■本 (10/21.2008)
■底に流れるもの (10/29.2008)
■底に流れるもの (10/29.2008)
テレビのリモコンがどっかにいった。
部屋の中で何でどっかにいくんだよ。
ケイタイなら鳴らせばわかるんだけどなぁ。
どうせベッドの横に落ちてるんだろうけど、まあいいや。
ちなみに、私の部屋はモノは多いけど、そこそこ整理されてるはず。
無節操に新書を読み漁ってるんだけど、
「高学歴ワーキングプア」という本を読んだ。
博士って大変なんだなぁ。
博士になったら、大学で教授とかになるのが本来だけど、
それほど席が空いてないらしい。
だからといって、他の道があるかというと、博士学位とったのに、
研究職に就けない未練も手伝って、難しい。
よく、博士とか研究者って変わり者が多くてコミュニケーション能力に不安があるとか、
ツブシが利かないとか言われるけど、
コミュニケーション能力が無ければ研究なんてできないし、
変わり者ってのも、今は世の中に求められている性質のものだと思うので、
博士をもっと活用する社会になってほしいなあと思う。
以前、「若者はなぜ3年で辞めるのか?」という本も読んだけど、
年齢で給料が決まる人事システムには、
最も若くて27歳の博士学位取得者は馴染まないだろうし。
大学院まで行って、何するの?
なんて言う人もいるんだけど、
25年後にノーベル賞を取るような人が日本にいるのか、
心配になってくる。
自分はといえば(別に博士じゃないけど)、
建築学科で勉強する間(その前に、小さい頃から図画工作が好きだったことが大きいけど)
にいつの間にか身についていた、分析したりアイディアを形にする、
ちょっとした能力を、趣味なり仕事なり人生なりにもっと活かせるんじゃないか・・・
と、食事をしながらふと思った。
何かしら実行する。未完成でも作ってみる。
作ったら問題点が分かる。仕事が進む。
これは脳科学者の茂木健一郎氏の言っていたことだけど、
それは、ホームページの製作にも似ているかもしれない。
とりあえず、掲示板を置いてみる。
デザインを変更してみる。
新しいコンテンツを増やしてみる。
そのうちに、何かができあがる。
単なる趣味なんだけど、そういう体験は実は重要で、
何をするにも自分の中の底流にそうした体験が活かされているのではないかと思う。
人生、何事も意味があるものなんだよね。
逆に言えば、意味のあるようなことも、数ある意味あるもののひとつでしかないのだから、
考えてもしょうがないのかもしれないけど、
どちらにせよ、無駄ってのはないんだ。
多分、リモコンがどっかに行くのも意味があるんだろう。
逆に言えば、意味なんてないんだろう。
■本 (10/21.2008)
最近、忙しくないせいか、本屋に寄るとすぐに本を購入してしまう。
ちょっとでも興味があると即レジだ。
教育とかそういう方面にあまり金をケチるのはよくないのだ、と自分に言い聞かせて買い足していった結果、
現在、読中と未読の本が合わせて15〜6冊ある。
これって無駄遣い??
ジャンルはほぼすべて新書。
医者や脳科学者が書いた一般向けの本だったり、経済の本、思考方法の本、IT関係の本だったり。
たまに啓発的な本も斜に構えて読んだり。
果たして、これが身になっているのかどうか、この読書の時間を資格試験の勉強にでも当てたほうがよほど効率的だろうか。
と思いつつも、幅広い(薄いけど)知識の断片でも持っているほうが、将来的にはより大きなアイディアを生む種になるのではなかろうかと、
日々、思うのだけど、やっぱり、興味ない分野の本を買ってしまっていつまでも読まないってワンパターンを繰り返す自分に学習能力の欠如を感じるのは、
今に始まったことではないのです。
■男心と秋の空 (10/20.2008)
トップの画像を秋な感じに変えてみました。
中禅寺湖のもみじです。
トップの写真は毎回、近所というわけでもなく、色んなところで撮っていたりするのですが(前回の空の画像は京都)
何処で撮っているかが分かる写真があまりなかったり。
今回も、空を向いて撮っているので、どこで撮ったか全くわからない。
それを敢えて説明しないのがカッコイイ、という価値観なんですけど(今回思いっきり説明してますが)・・・。
中禅寺湖は栃木県の日光にある華厳の滝で有名な湖ですが、紅葉が美しいので、
秋はものすごく混みます。
朝が苦手な私は昼頃に日光に着くように電車で行きました。
駅の観光案内所で、バス乗り場と所要時間を聞くと、いろは坂を越えるのに“5時間”との回答・・・
一瞬聞き間違えかと思ったけど。。。日が暮れるじゃねーか!
まあ、午前中はホントにそのくらいかかったんだろう。
家のマニュアル車で行ったら上り坂の渋滞でシンドイ目に遭ってたろうな。
そこから引き返すわけにもいかないし、覚悟してバスに乗り込んだんですが、
結局2時間半ぐらいで上の湖まで行けました。
さすがに、さらに上の竜頭の滝まで行くのは断念。
トップの写真を撮るなどして帰って来ました。
っていう、日記らしい日記って書くほうはいいけど、読んでてどうなのか。
しばらく書かないと日記のセンスが衰えるような気がしてならないです。
最近読んだ、いくつかの“脳”関連の本によると、体をつかったアウトプットは重要らしいです。
体があるからそれに合わせて脳の機能が発達する、とか、インプットとアウトプットは全く別の作業なので、
アウトプットをしないでインプットばかりだと本当の理解に繋がらないとか、そんな本ばかり読んでる今日この頃でした。
そして、CDの感想、ありがとうございます!
■CD作成 (10/5.2008)
10周年CD製作。
自分の区切りの一枚として手作りしています。
以前も1枚だけ歌詞カード付きのCDを作成したことがありますが(持ってる人、貴重です。あと何年か待つと値がつきます。幾らとは言ってないです。)
今回はそのときよりかなり凝っています。
何せ、以前はシングル版で今回はアルバム版なので、歌詞ページの作成がかなり手間取りました。
両面印刷の用紙を使い、5枚ほど裏表に印刷し、それぞれ真ん中で折って5枚をホチキス留め。
最初は、裏表で同じ位置に印刷するのが苦労するかと思っていたのですが、それよりも、
裏表の順番や、開いたときにうまいこと写真が繋がるようにするほうが意外と苦労しました。
順番を絵にして紙に描いておき、準備万端で作り始めたつもりだったので、ミスはないと信じ、最初からいい紙で印刷しましたが、
甘かった・・・
ハッキリ言って裏表の順番なんて間違えるわけがない(というか、絵まで準備して作ったので・・・)
と高を括っていたのですが、いざ印刷してみたら裏表で上下が逆になったり、
見開きの左右が違う写真になったりと、大量の紙とインクを無駄に・・・
試し刷りは必須でした。今更ですが。
っていうか自分の頭の悪さ加減に嫌気がさしました。
しかし、久々に手作りの楽しさを思い出し、脳が活性化されたのか、新曲ラッシュです。
前にメロディだけできていたものや、今回新たにメロディから作ったものも含め、
先月から一気に5曲(内インスト1曲)作っています。
そのうちの2曲はすでに公開しましたが、残りもいずれ完成させて公開したいと思っています。
ああ、このサイトは音楽サイトだったんだ、と自分で今更思っているところです。
そして、そろそろPC買い替え時かも。。。
音楽ソフトのほうが進化しすぎて、色々な機能を一度に使うと、再生がおぼつかない。
そして、そんなタイミングを見計らったように、Roland(楽器メーカー)からソフトの新バージョンアップグレードの案内が。。。
毎年、アップグレード。2万円ぐらい出費してるんですが・・・
マシンパワーのあるものに変えようかなぁ。
でも、設定とかやり直すのが面倒なんだよなー
■勘と変わらん (10/1.2008)
グリーンスパン前FRB議長が「百年に一度」と言う金融危機。
昨日のNYダウは、777ドルという過去最大の下げ幅を記録した。
そんな中、テレビで得意顔で語る“経済専門家”たち。
去年後半の時点で、今年の春頃から回復していくと予想。
今年春の時点で、年末にかけて回復していくと予想。
先月あたりは、年末から来年にかけて底を打って回復すると予想。
リーマンショック、そして、昨日の米下院による金融対策法案の否決。
それを受けて、経済専門家様たちは、今度は、
来年いっぱいはかかる、とか言っています。
一番、信用できる人は「正直どうなるかわからない」と言った人かも。。。
テレビに出るからには、分からないけど何か言わなきゃならないもんなぁ。
地震予知みたいなもんですね。
そんな中、今年の正月、サブプライムローン問題は
日本のバブル崩壊と違うと皆さん言うけれど、
結局は、「膨大な不良債権の処理」という難問であって、アメリカがどんなに早く対策を打っているとしても、
全治2〜3年はかかると言っていた人がいました。
榊原英資氏ですが、その巧妙な語り口がいかにも胡散臭くも聞こえたり、バブルを作った人だといった悪い評価をする人もいますが、
私の知っている限り、テレビで今の状況を言い当てた人は彼だけじゃないだろうか。
「経済は生き物」とはよく言ったもので、テレビに出るようなコメンテーターは知識はあるんだろうけど、
生き物の動きの予想はできないんだと痛烈に感じました。
案外、そこら辺にいる素人が言った直感とたいして変わらないんじゃなかろうか。
うすうす感じていたけど、この一年で確信に変わりました。
もちろん、色んな意見の人がいるから、全員に聞けば誰かしら正解を持っているとも考えられるけれど。
かつての世界恐慌のように、普通の労働者たちが、職を失って炊き出しの列に並ぶようなことにまではならないとは
思いますが、世界中のお金の流れが止まれば、とんでもない数の企業倒産が起こり、
のほほんとしていた私達が失業していつ家を失うような状況に陥るがけっぷちにいることもどうやら事実のようです。
ウォール街の金持ち達を血税で救うのに抵抗があるアメリカ一般市民の気持ちもよく分かる(かつて、日本も同じように
金融機関や大企業には公的資金が注入され、反対意見も強かった。)のですが、とりあえずは、今世界のために税金を“一時的に”使うという
ことに理解を示して、後で持ち直したら貸した税金を返してもらう、というような仕組みを作って
アメリカ国民が理解できるようにしてもらわないと、本当に困る!
私には、ニュースを観ながら、今年の年末に底を打つという楽観者の言うとおりになるよう、祈ることしかできません。
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