彼らの歴史は「ミスティック・ナイツ・オブ・ジ・オインゴ・ボインゴ」という名のアヴァンギャルドな音楽一座として始まった。彼らは馬鹿馬鹿しくカラフルな(そして時に卑猥な)ステージのため良く知られるようになったが、1970年代後半より次第に音楽を中心に活動するようになりL.A.ではその精神分裂気味な多芸多才ぶりで有名になった。1977年には来日して第8回世界歌謡際に出場している。
1980年の終わり、あまりにも個性的であるがゆえにレコード会社と契約できずにいた彼らの前に理解者が現れた。当時できたばかりのIRSレーベルから4曲入りの10インチ盤を発売することになったのだ。この10インチ盤は大変な人気でウエスト・コーストでビッグ・セールスを記録した。この大成功でA&Mレーベルとアーティスト契約を結ぶことになり 1981年デビュー・アルバム「ONLY A LAD」を発表している。
今、あなたが手にしているアルバム「オインゴ・ボインゴの謎」は彼らにとって二枚目のアルバムにあたる最新作である。
メンバー紹介
■ダニー・エルフマン (リーダー、ソング・ライター、リード・シンガー、リズム・ギター、アレンジャー)
■スティーブ・バーテク (リード・ギター、アレンジャー)
■ケリー・ハッチ (ベース、ヴォーカル)
■ジョニー”ヴァトス”ヘルナンデス (ドラムス)
■リッチ・ギブス (キーボード、トロンボーン)
■デール・ターナー (トランペット)
■サム”スラッゴ”フィップス (リード・サックス)
■リオン・シュナイダーマン (サックス)
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