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みかみかなの日記 2006.06

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2006年06月29日(木)

機材の配置と結線、98%ほど完了。パッチベイも概ね好感触。 音質の変化は、私にはほとんど感じられないレベルだよ。

ついでに、8Chマルチケーブルの安物(2メートルで1,200円)を使ってみたんだけど、 だいぶすっきりするね、これを使うと。 どういうものかというと、オーディオケーブル8本分を、 ビニール皮膜で覆って一本に纏め上げたようなもの。 このマルチケーブル1本で、モノラル機器が8つ分、 または、ステレオ機器が4つ分、つなげられる。 これで、ケーブルが散乱している状態に比べて、 ワイヤリングで苦労してヘトヘトになることも減りそうだし、 ノイズ元の特定に費やす労力も、少しは減りそうな気がする。 また、音質に関しては、それほど気にならないレベルだと思う。

パッチベイの導入とほぼ時を同じくして、E-mu PLANET EARTHという、 民族楽器の音などが入ったシンセモジュールを購入。中古で\39,801。 ずーっと前から欲しかったんだけど、安く手に入れる機会を狙っていたら、 いつの間にかプチプレミア状態で、少し値上がりしちゃってたんだよね。

音のほうは、概ね期待通りのもの。 民族楽器の割に、工夫無く鳴らしても結構オドシの効いた鳴りをする。 リアルかどうかといえば、楽器によって完成度のバラツキが結構あるものの、 平均すると、まあまあなんじゃないかな、と思う。 ぱっと聞いた感じ、スチールドラムなんかは出色の出来かも。 民族楽器の波形を使って作りこんだ、 ちょっと変だけれども普通に使いやすそうな音などもプリセットされている。 これを使ってエスノ風味の曲をでっちあげたりするのは、結構楽しそう。 ついでになぜか、SIMMONS風などの、 電子ドラム/パーカッションのプリセットも入ってる。 これからSIMMONSは来ると私は思ってるから、ちょうどいいかなー。

エスノ風味の曲をでっちあげる、といえば、 FMシンセや、LAシンセなどといった、古めのシンセも侮れない。 この手の合成や半合成なシンセの、生楽器を模したらしい音は、 冷静に聞くと、正体不明なエスニック楽器を髣髴とさせる音をしていたりする。 厳に正しい民俗音楽を作るのでなければ、結構使えると思う。

2006年06月16日(金)

クライアントの皆様、たとえ依頼が終了しても、 しばらくは連絡がつけられるように、ご配慮をお願いします。 私のページは、サーバーのトラブルによって移転せざるを得なくなった状況ですが、 それに関する連絡が一切できずに困っています。 …ということを、移転先であるココで書いても、詮無き事か。うーん…。

あとは、CMCの登録の、 変更申請をしたんだけど、おそらく管理人様多忙のようで。

それはそれとして、ちょっと音楽製作環境を増強する予定。 今回の肝は、オーディオパッチベイの導入。 パッチベイが私にとって有益かどうか見極めるために、一個だけ注文。 届くまでの間、つなぎ方を計画してみているんだけど、 一個じゃ足りない気がしてきた。

さて、依頼も途切れたし、色々とやりたいことも溜まってるから、 環境を整え次第、自分のページで公開するための音楽を作っていきます、多分。 もちろん、依頼を下さるのならば、それに越したことはないです。 ちなみに、明示はしてないですけれども、 年齢制限ありの企画に関しての依頼も受付可です。 音楽そのものにも18禁とか求められたとしたら、かなり難しいけど。

2006年06月06日(火)

私の製作方法で曲を作ると、その出来上がりは味気ないらしい。 その方がそう評しているような私のサイトから、 リンクを張られていても仕方がないだろうので、リンクを外した。

それはそれとして、色々とパワーアップ。音楽製作環境ではなく、その他の部分で。

まず、BenQ FP202Wという、1680x1050サイズの横長の液晶ディスプレイを導入。 恐ろしく広い画面に最初は眩暈を覚えるほどだったけど、程無く慣れた。 色についても、CRTの頃の感覚とそれほど違わないように調整できたし。 昔むかしに遡れば、もともとノートPC(TFT)からWindows PCに入ったから、 液晶の画質って、実は結構慣れてたしね。

しかし、液晶ディスプレイ自体の機能で、 (大抵は)画面いっぱいに自動拡大されるものだから、 解像度を640x480とか800x600とか、比較的よく使われる4:3の解像度に変えると、 表示される画面イメージ自体が横に引き伸ばされたものになってしまう。 で、これの何が問題かというと、端的に言ってしまえばゲームが主。 フルスクリーンは4:3や、5:4(というよりも、 1280x1024と言うべきか)の解像度のみ使えるものも多いし、 ウィンドウモードでも拡大率に制限が加えられていたりすると、 どうにもうまくないことがある。

そこで、nVidia GeForce 6200Aのカードを導入。 このカード、詳しく言えば、nVidiaチップ搭載カードの新しいドライバ (チップの具体的な範囲はよく分からない)は、 アスペクト比固定拡大や、拡大無しで中央に表示する機能が付いているから、 先に挙げたような問題を回避できるんだよね。 今回買ったカードおよびチップは、まずまず消費電力も低くて発熱量も少ないし、 普段の2Dや軽い3Dのパフォーマンスでは、それほど問題も起きない。 少なくとも、Matrox Millennium G400MAXなどという、 既に化石化しつつあるカードに比べて、2Dでは勝っていることが多いと思う。 OpenGLのワイヤーフレーム表示は、GeForce制限(Quadroに比べて)のせいか、 恐ろしく遅いから何とも言えないけど。

で、ビデオカードと同じお店で、 BenQ DW1650という光学ディスクドライブを一緒に購入。 これは、DVD-R/RW、DVD+R/RW、CD-R/RW、 それと二層のDVD-R DL、DVD+R DLにも対応しているドライブ、らしい。 実際にはまだ、書き込み用途では使ってみていないんだけど、 読み取りドライブとしての性能も、なかなかに満足のいくものだった、ように思う。 そのうちバックアップとか書き込むと思うから、その時にでも追って報告するかも。

ちなみに、新しい型である同社のDW1670は、制御チップがDVD-RAMに対応した、 別の会社のものに変更になっているんだけど、 書き込み精度等がイマイチとかいう話だったので、こっちにした。 まだ製品レベルでの作りこみがこなれていない、 などといった憶測がなされていたから、将来の製品がどうなるかは気になるところ。

ついでに、民生用のHDD/DVDビデオレコーダーを購入。TOSHIBA RD-XS38という代物。 ちょっと操作でまごつくこともあるものの、購入して2日目で慣れた。 結構高機能だし、安かったし、買ってよかったなーと思えるものだった。 私が結構アニメ好きっていうのは、知ってる人もいるかなと思うんだけど、 そういう私には、おあつらえ向き。 ドラマとか映画とか、そういうのを抑えておくのもいいかも。 なんでもかんでも見るわけでもないけれども、 見たいと思っていたものに限って、よく見逃すし。

ただ、他所でもよく言われていることかとは思うけれども、 操作体系は練り込み不足の面もあると思う。 例えば、メニューやナビが何種類もあって、ボタン一個で開くんだけど、 そのメニュー/ナビを閉じるボタンは、 開くボタンと同一のものを押すこと、となっている。 統括的な「メニュー/ナビを閉じる」ボタンを1個配するだけで、 だいぶ操作感が向上すると思う。 あとは、フォルダ階層を「降りる」には、フォルダを選択して「決定」ボタン、 「昇る」には、矢印マークをカーソルで選んで「決定」ボタンなんだけど、 「昇る」機能くらい、「戻る」ボタンに割り当てられなかったのか、とか。 サブフォルダは1階層のみなので、「戻る」ボタンに割り当てても、 連続押しでわけが分からなくなることは少ないと思うしね。 それでも、機能の多彩さの割には、慣れれば意外と意図どおりに操作できるから、 頑張っていると言えなくもないのかも。


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