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みかみかなの日記 2003.07

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2003年07月29日(火)

今日は、朝起きたら曲がほぼ完成系で頭の中に浮かんでいたので、とりあえずメロディだけ打ち込んだ。 でも、いきなり完成系が浮かんだような曲なので、実は既存のものに酷似しているのかもしれないんだけど、 考えてもまるっきり分からないので、多分大丈夫だろう。

今日一日は、感性が研ぎ澄まされていて、考えれば数秒で曲が思いつくほど。 もしかして、これほど研ぎ澄まされた日というのは、初めてかもしれない。 ただし、それと引き換えなのか、どうもイライラする。体調もちょっと崩れていた気がする。

どうでもいいけど、私は基本的に、夏にいい思い出があまり無い。 昔から今にいたるまで暑いのが苦手だというのもあり、インドア生活を送る傾向が非常に強くなる、というのもある。 中学校なんかでは吹奏楽クラブをやっていたため、大会が夏にあったんだけど、それもさしていい思い出ではない。
夏にいい思い出というのがあまり無い、そう思っていた。
でも、今、夏を懐かしく思わせるような歌を聴いたりすると、無性にいい季節に思えたりする。 忘れた何かを思うのか、あるいは、為せなかった何かを思うのか。こうして文章にして、感情半分に考えてみると、私の中で、 夏という季節も他の季節と同等か、あるいはそれ以上か、良い意味で確固たる質量を持っているような気がする。

あれ、文体がいつもより大人かも。体調が悪いせいで、リミッターが外れて暴走したか…。

2003年07月25日(金)

ぢょ〜ん懸巣のところで、またアレンジ曲を公開して頂いています。ぜひ聞いてください。

今回の使用機材はあっさりしていて、ピアノとグロッケンと波の音がQSR、ギターとフルートがPROTEUS 2000、オーボエがPROTOZOAボード、残りはPC2R。 例によってRSE-3000でエンハンサーを、Q20でマスターリバーブをかけてます。

話は打って変わって、久方ぶりのシンセお買い得情報。 Andy's Musicで、中古のYAMAHA SY99と、同じく中古のEX5Rが、両方とも\58,000。 3万円以上の買い物で、送料と代引き手数料が無料になるし、かなりお買い得だと思う。 この楽器店は、私は利用したことが無いので、中古の状態チェックとか調整とかがどんな感じかは分からないのだけれど。
ついでに、Junction Musicの、中古のRoland JV-1080が\29,800、JV-2080説明書無しが\39,800。 今年8月31日まで10% offだし、この店は状態チェックはしっかりやっているっぽいので、悪くないと思う。

2003年07月20日(日)

しばらく間を置いていたけれど、いろいろとあった。

音楽機材周りでは、Roland JV-1010を手放した。 パネル無しの制約と、どうしてもこれで出したいという音があまり無くなったのと、 これからどんどんJV-1080/2080の値段が下がっていくだろうとを合わせて、今が売り時だと思ったから。 結構好きだったし、それなりに使いもしたんだけどね。

その代わりと言っては難だけど、Kurzweil PC2Rを入手。 新品の国内一般流通価格の40%ほどの価格の中古、とだけとりあえず。 使い勝手に関しては、もともとがキーボードを「ほぼそのまま」モジュールに落としたようなもの(Local Offまである)であるため、 マルチティンバーでの使い勝手が良いとは言い切れない面もあるけど、CCで色々と制御できるのは良いところだと思う。 音は、シンセリードは刺激不足だし、プリセットのそろえ方も偏りがあって万能音源ではないけど、 柔らかいパッド、ポップス向けのストリングズやブラス、ピアノ、エレクトリックピアノとかが好きだし、 ドラムスやパーカッション類も結構好きな感じで、全体的に大満足。

ついでに、EM-101なんていうものも導入した。多分DCOだけど、初アナログ☆ 音色作りの余地がほとんど無いので、シンセサイザーとしての醍醐味は味わえないものの、 出音は太くて荒い感じで、結構使えるかも。まあ、\1,000だったし。 外寸がこれまた非常に変だったりする。

PC周りでは、120GBのHDDを増設したり、NICを3Com製のものに変更したりした。 あと、作業用のSCSI HDDの増設や内蔵ORBドライブの導入などをする予定だったんだけど、 昔に買ってあったMylexの安物RAIDカードがちょっと不具合を引き起こすので、 そのうちUltra Wide SCSI対応のインターフェイスを導入すると思う。

2003年07月11日(金)

Ensoniq純正のライブラリー、CDR-1 Sound Library Vol.1を買ってみた。 で、ASR-Xでコンバートロードして、早速音を出したりしてみた。 それから、手元にあった耳コピー曲を鳴らしてみたりしたんだけど、出来たものを聞いて、何これ、と思うぐらい、音が太くて分厚い。 SQ-Rと似たような傾向でもあるんだど、よりファットな感じ。やっぱりEnsoniqって結構好きかも。

ちなみにASR-Xは、メモリを増設しても、主に増えるのは波形の領域で(シーケンサー領域はある程度以上になると増えなくなる)、 サウンド領域(プログラム領域)はあまり割り当てられていないみたい(おそらく128KB程度)。 そのため、ライブラリのコンバートロードでは、サウンド領域の方がすぐ尽きてしまうらしく、読み込める数がかなり制限される。 大容量のRAMを生かすには、大容量の波形を使うとか、小さな波形でも本体でサウンド作るとかしなきゃダメみたい (本体の機能がASR-10などより遥かに少ないため、本体で作成したサウンドはあまり容量を食わない)。 何か対処法があるのかもしれないと思って調べてみたけど、今のところ手応え無し。うーん…。

ちなみに、CD-ROMドライブは、とりあえず手近にあったNakamichiの16倍速CD-ROM Changerを使ってる。 当然のごとく最初の1枚しか読めないので、せっかくのChanger機能は形無しなんだけど、 外付けドライブはこれしか無かったし、スロットローディングタイプでメディアも出し入れしやすいし、とりあえず問題なく使えるので。 あと、読み書きドライブとして、外付けORBドライブを使用。読み書きともそこそこ速いので、比較的快適。 メディアは早いとこ入手しないと、国内では入手困難になりそうなんだけど、 内蔵タイプのORBドライブも持っているので、必要に応じてPC側でバックアップを取るなりすれば、とりあえず何とかなるかなぁ、なんて。 …それにしても、このドライブの組み合わせって、結構マニアックかも。

今回色々と使ってみて、サンプラーって意外と私に合ってるのかも、と思った。 実物を触る前は、面倒くさそうと思っていたんだけどね。 あまり重複などを気にしないで、1楽曲1ディレクトリ(あるいは1つの仕事で1ディレクトリとか)で保存していけば、 基本的にはシンセと大差ない感じがする。 実は、サンプラーというものの全体的な使用感は、いかに使い勝手の良いストレージを使うかというところにも、大きく依拠しているのかも。

2003年07月08日(火)

あかん、モチベーション低っ。新しい依頼のやつ、気軽に引き受けちゃったんだけど、結構大変。 1番と2番と3番の歌詞の長さが全然違う。これをどう1番と2番と3番にしろと…。まあ、がんばんべー。 しかも、しっとり系ピアノ曲。ごまかし利かないから、結構気を使うジャンルなんだよね。 いずれにせよ、これを早いところ終わらせないと、他に何もやる気起きない。 もともと、この暑い時期は作曲の感覚も鈍るしさー。うみゅー。

と、例によって例のごとく、うまく進まない事柄に関して日記で悶えてみました。 知ってる人は、「いつものことか」とか思ったって下さい。 知らない人、「いつものこと」ですので心配無用ですー。 ということで、ここしばらくは、面白い日記や有用な日記は、あまり書けないかも知れないです。

2003年07月06日(日)

新しい依頼にはまだ手をつけてなかったけど、取り掛かる予定。 某所でやると言っていたこともやっていないけど、順次取り掛かるつもり。

それより明日は七夕。何か曲が作りたい気がするけど、なかなかどうして、思いつかないもんで…。

2003年07月03日(木)

7月だねー。夏もいよいよ本番へ向かってる。はず。なんか割と涼しいけどさ。

それはそれとして、某日MOTUのMIDI Time Piece AVを\12,000で導入。別の日に、MIDI Time Piece IIを\6,000で導入。 MTP AVの方はPCとつないでインターフェイスとして使って、MTP IIの方はMTP AVとRS422でネットワーク接続しておきつつ、基本的にはパッチベイとして使う予定。 本当はネットワーク接続にこだわらなくてもいいんだけど、ネットワーク接続したほうが、パッチング作業という点で有利だから。 ちなみに、Win2000では、MOTUのMIDI I/Fのポート認識に不具合があって、私の環境では1,2,10,11,12,13,14,15,16ポートの合計9ポートのみ認識された。 これは、MOTUのMIDIデバイスがWDMAUD.DRVを介している、ということに原因があるようで、他のWDMAUD.DRVを介するMIDIデバイス、 例えばサウンドカード付属のMIDIデバイス類なんかが列挙されなくなってしまったりもする。 WDMAUD.DRVを介さない、たとえばMIDISportやUX256などといった機器を多数導入していると、WDMAUD.DRVを介するデバイスの列挙が、より制限されるようだ。 まず間違いなくWin2000のWDMAUD.DRVの機能不足だと思われる。WinXPにすると解消されるようなんだけど、Product Activationはやっぱり嫌なんだよね…。 当座は、MTP AVの電源を入れてからPCを起動し、1〜8ポートまで認識させてからMTP IIの電源を入れて、使っていこうと思う。 いずれにせよ、とりあえずMIDI Express XTの役割は終わったので、別の人に譲る予定。

更に某日、MTP AVの導入からMTP IIを導入する間に、 EnsoniqのASR-X PROを導入。 EXP-1 "The Real World"、パラアウトオプション、RAM 34MBというバリバリに拡張されている完動品を、送料と税を含めて\25,000にて。 無論、PROだからSCSIは標準搭載。 実際にモノが届くまで、RAMが34MBということ以外、拡張具合とかは分からなかったんだけど、 それでもはっきり言って安すぎだったので、これ幸いと購入。 ASR-Xはグルーブ系の機能がたっぷりと詰まっていて、私らしくないといえば私らしくないかも知れない。 でも、普通のサンプラーとしてもちゃんと使えるし、こういう機器が一台あると、何かのときに役立ちそう。 本体内蔵の2MB ROMに入っているドラム音やシンセ音などは、まさにEnsoniqといった迫力と音。 私は、生ドラムはこれの音が一番好きかも。やっぱり、Ensoniqは小容量の波形でも、すごい音を作るなぁ、と思う。 それと、Worldの拡張ボードも、把握しきれないほどの民族楽器や、ごく普通のドラムスが入っていたりして、結構役に立ちそう。 使い勝手に関しては、一部分かりにくい操作はあるものの、ノブやボタンなど比較的使いやすく出来ている。 エディットでは、DTM音源で一般的なオフセットエディットの概念が取り入れられていて、CCやNRPNで各種パラメータが操作できるのもポイント高い。 まあ、シンセのように、派手にレイヤーを使ったシンセサイズ機能というのは無いんだけどね。 Ensoniqサンプラーは、純正のライブラリの音がいいと、もっぱらの評判なので、ぼちぼち集めてみよっかなー。


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