★2012/2/25 Rock'n'Roll Treasure Weapon

 アンプを買った。

 Marshallから出たYngwie Malmsteen Signature ModelのYJM100。これは長年の夢だったアンプで、ついに夢が一つ叶ったって訳だ。高一だったか"Trial By Fire Live In Leningrad"で衝撃を受け傾向して行く事となるが、Play StyleやAttitudeに憧れ真似る事はできても、彼の使用する伝説的な機材を手にする事は出来なかった。

 SignatureのStratocasterやエフェクターなら手に入れたが、彼のStyleで重要な意味を持つアンプだけは入手困難であった。VintageのOld Marshallなんて状態の良いものを見つけるのも大変で、買ったら数十万円。

 また金にモノを言わせ手に入れたにせよ、都内の住宅事情では鳴らせないような代物だ。Old Marshallは大音量にする事で心地良い歪みを生むので、逆に小音量だとアンプだけては歪まない。その場合エフェクターなんかで歪ませるんだが、そうするとMarshallの良さが活かせない。

 実家で眠るJCM800も、自宅では音量を1以下に絞りエフェクターで歪ませてた。この音よりも小型のコンボアンプの方がよっぽど良く嵩も少ないから、趣味で弾く分にはMarshallのスタックは不要と判断していたのだ。若かりし頃の夢と諦め、情報収集もやめてた。小型コンボの音で、そこそこ満足してたってんもある。

 しかし、YJM100が出てしまった。Specを確認すると、嵩以外の全ての短所が改善されていたのだ。まず一番の課題だった音量が、内蔵Attenuatorにより解決。Attenuatorってのは歪みはそのままに音量だけを減衰させる可変抵抗器で、YJMにはそれが内蔵されているのだ。説明によると、100%から0.1%まで調整できるとある。

 それから100Wと50Wの切り替え。この辺は正直あんまり拘りはない。どっちでも良いかね。それからBooster。これでYngwieっぽい歪みが得られる。役割としてはDODか。エフェクターで歪ませるとどうしてもNoiseが気になったり電源とか取り回しが面倒くさいるが、これも内蔵なのであれこれ抑えられる。

 Noiseと言えばNoise Gateで、NoiseをうまくCutできる。これは役割としてはNS2だな。そして Effects LoopとReverb。Boost/Gate/Reverb/Loopは、付属のFoot Switchで切り替え可能。しかもBoosterやGateやAttenuator等の新しい機能は全てアンプ背面で制御するので、ルックスはまさにOld Marshallそのもの。

 これらを見てもわかる通りOld Marshallに最新の機能をYngwie風にAdd Onした、究極のアンプなのだ。これは欲しいとなり早速いくつかの楽器屋に確認したが、限定生産で日本への出荷数もかなり少なく(数十台?)入手困難だと。日本仕様100VのYAMAHAによる正規輸入品と、海外仕様120Vの並行輸入品がある。

 で困ってたら、たまたま石橋楽器で正規輸入品が入庫してたまたま良いタイミングだったらしく、探し始めて2日目にはそれほど苦労せずGetしていた。N37の時もそうだが、結構運があるね。たまたま引きが良い。価格は21万円くらいだったが、まぁ適正価格だろう。日本経済活性化のためにも、迷わず購入。

 これ以上のアンプは存在しない。Guiteristとしては少し寂しい気もするが、これでもうアンプは一生考える必要がないのだ。俺の愛機として、子孫末代までの家宝となろう。

 といってもアンプヘッドだけで音は出ないので、キャビネット編へ続く。

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★2012/4/28 55 Muscle

 ジムで運動を始めた。

 目的はまぁ運動不足解消ってとこか。例の中性脂肪対策ってのもある。会社の健保補助で安く行けるからってんもあるが、それは前から同じ事。何となく金を払って運動すんのに抵抗があったから、これまでジムには行かなかった。

 ゴッチ式トレーニングしかり、鍛える気さえあれば専門器具に頼らずとも鍛錬できると思ってる。しかし哀しいかな、続かないんだな。地道な修行みたいな鍛錬より、やはり楽しい要素がないと続かないのだ。筋トレといえばテキトウ腕立てだけは続いてるが、朝にパパっと100回やるだけ。

 やらないよりはマシなんだろうが、ストイックに追い込んでって感じではないからそれほど効果も感じない。どうせやるならもっと楽しく、大きな効果を期待したい。て事でものは試しにジムへ行ってみる事に。

 ジムは一番近場で大きな施設で、TIPNESSに通ってる。毎日仕事帰りなんて無理なんで、週末気が向いたら行く感じ。法人会員の場合は月会員(\10,000くらい)とスポット会員(\1,500@1日)と選べるが、上記のインターバルだと断然お得なスポット会員に決定。

 入会金等は法人会員という事で不要で、Initial CostはNIKEのトレーニングシューズくらいか。上履きは必須だが、流石に普段履いてる汚れたスニーカーじゃ悪いしね。海パンは競泳用ではなく、普段履いてるサーフパンツ。何か一人だけ海水浴みたいだが、あんまり気にしないぜ。あ、あとスイムキャップとゴーグルも買ったか。

 ジムは実際行ってみると、意外と楽しいもんだ。内容は大きく「スタジオプログラム」、「プール」、「筋トレ施設」の3つに分けられる。まずは「スタジオプログラム」で、これはヨガとかエアロビ的なやつとか無料の何とか教室みたいの。これが色々あって面白い。今のところ、一番の楽しみとなっている。

 ヨガとパワーラッシュとアクティブストレッチとか、1コマ30〜60分のプログラムに1日5〜6回参加している。ヨガはなかなか奥深いものかね。姿勢が悪いのとかインナーマッスルとか精神力ってんでやってみたが、なかなか面白いのだ。これは改めてコメントしよう。

 パワーラッシュはバーベルを持って音楽に合わせて全身筋トレする感じで、これもまた面白い。バーベルの重さによってはかなり激しい運動となるが、上半身/下半身/体幹とバランス良く鍛えられる。頭がクラクラするくらいキツくもなるが、その分効果を感じられるのだ。他にもアクティブストレッチとかボクササイズみたいのとか、専門家の指導により楽しく運動できる沢山の教室は魅力的だ。

 やってみて気がついたのが、ダンス系のセンスがないって事。一応ギタリストって事で音感とかリズム感には自信があるが、複雑な動きを覚えるのが苦手な事がわかった。具体的にはファイティングラッシュというマーシャルアーツだのキックボクシングだのの型を取り入れたエアロビみたいのなんだが、なんやかんや覚えるのが面倒臭くて1回で諦めた。

 慣れの問題なんだろうが、なんかモチベーションが沸かない。別に悔しくもなんともないが、まぁ新しい発見だ。ダンスなんつーのも経験がないだけでやればそれなりに踊れるもんだと思ってたが、そっちのセンスはないって事がこの歳になってわかったって事だ。人生まだまだ知らない事がある訳ね。もっと色々試してみないと。

 それから「プール」。これは地道に泳ぐのみだが、まぁのんびりダラダラ泳ぐ。泳いでて気がついたのは、年相応に自身が老いているって事。小学生の時は水泳の選手で結構活躍したが、その時はペースさえ気にしなければ無限に泳ぎ続けられると思ってた。しかし今は、のんびり泳いだにせよ200メートルも泳いだら息があがる。人生50年、もう後半戦だな。

 泳ぐのに飽きたらジャグジーやマッサージ風呂っぽいとこでマッタリ。普段はシャワーのみで女子と遊んでる時だけ一緒に湯船に浸かる感じだから、一人でのんびり広い風呂でダラダラすんのも心地良いもんだ。「筋トレ施設」も、テキトウに利用。肩こりを治したいので、肩背中胸周りを中心に鍛える。

 色んな器材で飽きずに満遍なく鍛えられるので、できるだけアレコレ試している。ただしランニングマシンとかサイクリングマシンみたいのは、極力使わない事にしている。それこそ別に外走ってりゃ良いじゃんよ、って思う。どうせならここでしかできない事をしようと思うのだ。

 大体金曜の夜は飲んで帰って寝るので土曜はマッタリだったが、最近はなるべく午前中には起きて支度してジムに行くようにしてる。昼飯は抜きで20時くらいまで鍛えたりマッタリしつつ過ごす。平日の暴飲暴食をリセットすべく鍛え、シメは温泉とサウナでスッキリ。

 サウナは正直良さがあんまりわかってないので、まぁ繰り返し経験してイマイチならやめよう。サウナ好きな人は地味にいるから、理解したい思いはある。んで風呂上がりのビールを飲みつつ、ご褒美に飲んだくれて帰る感じ。筋肉を育てるため、しっかり食って帰る事にしてる。

 こんな感じで、結構絞れて来てるのだ。腹筋の影、ウエスト周り、上半身の筋肉、ストレッチとか柔軟性、徐々に改善してる。無理せず楽しんで続く範囲で、継続して行こう。

 来年の今頃は、AV男優みたくなってたりしてな。

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★2012/5/22 Cabinet 1936

 YJM100に繋ぐキャビネット、Marshall1936を買った。

 キャビネットってんは、アンプの音を鳴らすスピーカーの事。個人練習等あまり出力を必要としない場合アンプとスピーカーが一体型のコンボアンプを使う事が多いが、スタジオやライブでの大音量演奏の場合アンプとスピーカーが別々のスタックアンプとなる。別々のアンプとスピーカーを積んで使うから、スタックな訳だ。

 先日買ったYJM100はアンプヘッドなので、これだけでは音は出ない。なので、スピーカーとなるキャビネットを購入したのだ。アンプが様々あるように、キャビネットも色々ある。

 最初考えたのは、実家で眠るMarshallの王道キャビネット1960Aをそのまま繋ぐ事。これが音的には一番マッチするかなと思ってるが、実家からの輸送問題と嵩の問題がある。特に嵩は根が深く、狭い部屋に設置するにはハードルが高い。

 なので、少し小さめのキャビネットを探す事にした。1960Aは12インチのスピーカーが4つで、嵩はW76×H83×D36cmの36.4kgとなる。小さくするなら、12インチのスピーカー1つか2つか。1つだとMarshall1974CX、2つだとMarshall1922か1936だが、1974CXや1922だと幅が短か過ぎてYJM100が乗らない。

 無理に乗っても不安定で、ルックス的にも違和感がある。なのでスピーカー2つのMarshall1936に決定。嵩はW75×H60×D31cmの24.6kgで、1960AよりはいくらかコンパクトでYJM100(W74×H29×D28cmの24kg)にもぴったり。それからそもそもMarshall以外のキャビネットという選択肢も考えた。

 安く済ませるという意味では、PlayTechと少し迷った。PlayTechは新品で1万チョイで、音もそれなりらしい。しかしやっぱMarshallのアンプヘッドだもん、キャビネットもMarshallに合わせたい。でもそんなに高額は払いたくなかったので、Marshallの中古を探す事に。

 普段あまり中古ってのは好きじゃないんだが、そもそもキャビネットはそれほど経年劣化を考えなくとも良いので中古で充分。キャビネットは手が触れたりセッティングのクセにより変化するものでもないので、中古でもそれほど気にならない。でヘッド購入元の石橋楽器にも協力頂き、中古1936を2万チョイで購入。新宿店のHさんには、色々お世話になった。また立ち寄ろうと思う。

 これで晴れてYJM100をスタックとして、使用できるようになった訳だ。弾き心地というかSoundは最高で、いくらでも弾き続けてしまう。流石伝統の真空管+最新の機能をAdd OnしたYJM100と、Celestion G12T-75を2発搭載した1936。大満足だぜ。

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★2012/12/02 The Secrets Of The Black Arts 1/2

 教養を身につけつつあり、世界の広がりを感じる。

 これまで育って来た環境や自身の感性からは「教養」なんて要素はかなり少なかったが、ここ数年仕事のコミュニケーションの中や他にも様々な情報が得られる事により、徐々に教養を身に付け大人の社交としての受け答えができるようになりつつあると思うのだ。

 ココで言う教養というのは、具体的には音楽、美術、建築、文学、海外、食ってとこだ。これらが品位や人格を高めるほどにまでは至ってないが、これらを楽しめる素養は身に付けつつあるという事だ。しかもこれらをテレビで無償にて、楽しみながら磨いているのだ。

 社会に出てぺーぺーから徐々に出世して行き、仕事の場で接する人達も随分と変わって来た。その中でExectiveと呼ばれる方々と接していると、幅広い話題が繰り広げられる。そこで話が盛り上がると、仕事以外ではあるが共通の趣味を共有する事で強いリレーションとなったりする事も多々あるのだ。大手企業の役員さんといえば、上流階級の話題である。

 別にお偉方と仲良くやるために無理に芸術を学んでいる訳ではなく、今まで高尚で敬遠していた「芸術」について色々知ってみると、以外にも興味深く楽しめるものだったという話だ。それが仕事にもプライベートにも響いて来るもんだから、素晴らしい未開の世界がまだまだあるもんだってとこ。

 そしてその先には、自身の知的欲求を満たすだけでなく、自身を上流階級に押し上げる事にも繋がるのではないか。上流階級とまでは届かずとも、知的な会話ができる能力を身に付ける事は、今後の人生で大きく役立つものだと感じる。ただでさえ多い趣味がまた増えちゃって時間が全然足りないんだが、その分人生もより充実するものとなる。

 例えばこれまでは洋楽やギター、バイク、海外旅行、ダイビングなんかの話題には強かったが、Exectiveとの会話では洋楽Rockくらいしか役には立たなかった。バイクや海外旅行でも軽く盛り上がりはするけど、深い付き合いに発展する様な事は少ない。唯一洋楽Rockは、かなり役に立った。

 HR/HM以外にもYngwieのRootsとしてJimiを聴いたり、70年代以降のギターが絡むとこは一通り聞いてたので、役員さん達の青春時代の音楽の話で盛り上がるのだ。JimiとかDeep Purpleならドンと来いだし、Rolling StonesとかJeff Beckであればボンヤリなんで教えて貰ったりで、CDの貸し借りなんかを繰り返しかなり深い仲になった役員さんもいたもんだ。

 そして次のStageとして、音楽や美術等のより高尚な世界を楽しんでいる。まずは音楽だが、これはずばりクラシック。YngwieやUli Rothの影響でバッハとかベートーベンとかヴィヴァルディは好きだが、クラシックといえばもっともっと数え切れないくらいの音楽家による楽曲があるのだ。それらに沢山触れる事で、好き嫌いはあるが音楽の世界がより広がったのだ。

 子供の頃の音楽の授業はそれほど好きではなかったので勉強して来なかった分、この歳になって知る様々な事が新鮮で面白いのだ。クラシックなんて昔はただ眠くなるだけの音楽だったが、色々聴いている内に魅力がわかって来た次第だ。バロックだけじゃないぜ。具体的にはショパンとかベルリオーズとかリストとかかね。

 テレビでは日曜夜の「らららクラシック(旧N響アワー)」、日曜朝の「題名のない音楽会」で情報収集。金管楽器特集とかあまり興味のない回は見ないんだけど、色々なクラシックの楽曲を1時間とか30分番組でわかりやすい解説と共に聴かせてくれるので、毎回とても楽しみにしている。

 また会社に管弦楽団があり年2回の定期公演のチケットが無料で手に入るので、実際に生で聴く機会にも恵まれている。テレビやCDでまったり聴くのも良いが、実際の演奏を肌で感じるのもまた格別である。こういった恵まれた環境が身近にある事にも、感謝せねばなるまい。

 次は美術。これは主に絵画だが、ダビンチやミケランジェロみたいな昔の傑作からダリとかクリムトみたいな近代の至高まで、様々な絵画の魅力がわかる様になって来た。昔から好きな画家はダリって感じだったが色々知る内、色んな画家の色んな作品にそれぞれ違った良さがあり、隠された意味を理解し魅了される事がわかった。

 画家の叔父の影響で絵画は幼い頃から少し身近なものだったが、実際それほど深く傾向する事なくここまで至ったが、今はやはりテレビで情報収集している。土曜夜の「美の巨人たち」で、この番組は絵画を中心に彫刻とか壺から建築まで幅広い美に触れる事ができる。30分番組で初心者にもわかりやすい表現で優しい解説があり、毎週非常に楽しめる内容だ。

 義務教育で習う名画についてはボンヤリとは知っているが、その絵の細かな解説や隠された意味を知る事でどうして名画なのかがやっと理解できたりする事が良くある。また全然知らない作品も多いが、とても引き込まれる芸術に触れるのは日常生活にも大いに刺激となるのだ。

 彫刻の世界も、素晴らしい。彫刻というのは平面で立体を表現する絵画とは根本的に異なり、大理石やブロンズや粘土で実物を立体化して表現し様々な角度で楽しめる。キリスト教の天地創造では神が土をこね自身に似せた人を創ったそうだが、彫刻家はまさに神の所業を駆使し作品を生み出していると言えまいか。

 近代のロダンなんかも良いが、やはりミケランジェロやベルニーニといった王道が好み。ムーアみたいな前衛的過ぎるのは、正直まだ理解できない。あと彫刻とはちょっと違うかもだが、H.R.ギーガーの造形美/世界観も惹かれる。自分の女にギーガーの画集を見せたら、思いっ切り引かれた事あるけど。

 取り敢えず取っ掛かりはこの位にして、次回は建築、文学、食、海外と、その総論ってとこで。

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★2012/12/18 The Secrets Of The Black Arts 2/2

 前回の続きで、今回は建築、文学、食、海外と、その総論。

 まず建築。これも食わず嫌いだった。かの有名なサグラダ・ファミリアくらいは興味を持ってたが、それ以外にも偉大な建築が沢山存在する事を知り胸躍る思いである。情報のSourceは前回紹介した、「美の巨人たち」。世界各国の様々な背景を吸収し昇華させた建築物には、文化を超越した魅力がある。

 ヨーロッパ、アジア、北米、南米、オセアニア等、世界中の偉大な建築作品を楽しめるのは、昔では考えられないが大変有意義なものである。また世界だけでなくこの日本にも、赤坂迎賓館のようなネオ・バロック様式の豪華絢爛なものから、大好きなGoldを嫌味なくあしらった中尊寺の金色堂といった美しい建築が沢山存在するのだ。

 それから文学。この辺はヤンキーあがりの自分にとっては、一番苦手分野であった。義務教育の国語なんかはかなりテキトウであり、文字を読むという事も苦痛だった。就職してからは徐々に文字を読むという楽しみも覚え、このサイトを通じ文章を書くという能力を磨き楽しみも知った。そうして徐々に慣れた今、世界の文学の世界に足を踏み入れたのだ。

 これは水曜夜の「100分 de 名著」で学んでいる。実際に読んで深く理解する訳でもなく、25分×4回でザックリと浅く知るといったレベルではあるが、それでも心に響くものはある。古典から中世から現代の様々な分野の名著を、親切な解説付きで手軽に知る事ができ新たな知的満足を得ている。

 次に食だが、これは旬の食べ物を知って楽しむという事。土曜朝の「食彩の王国」にてお勉強だ。毎回旬の食材をテーマに、多様な調理法や郷土料理を通じた楽しみ方を知る事ができる。これまでの「好きなものはラーメン、肉、カレー」といったSimple極まりない嗜好から、季節毎の沢山の食材を味わうという多様な楽しみ方も増えた。

 そして海外だが、これは元々好きでやって来た世界中を巡る旅が役立っている。過去は大雑把な観光やダイビングやビールが目的だったが、これまで述べた音楽、美術、建築、文学、食文化を知る事で、より深く海外を楽しめるのだ。Exectiveは海外赴任経験者が多くGlobalな話題となった場合、自身が海外で得た体験や見聞を語ると盛り上がる事が多い。

 自身の会社でも英語が奨励され、TOEICの成績が重要視されている。折角海外が好きなんだ、英語を覚えれば音楽も美術も文学もより高い水準で楽しむ事ができる。という事でチョットずつだが、TOEICの勉強を行う事にした。会社の基準に届くにはマダマダ先が長いが、まぁ千里の道も一歩からだ。

 2012年時点で旅したのはハワイ、グアム、ケアンズ、サイパン、パラオ、バリ、シンガポール、カンクン、セブ、アニラオ、コタキナバル、ロタ。ハワイ、グアム、パラオは繰り返し行ってるが、まだまだ行きたい国は沢山ある。知らない国で新しい世界を知り、様々な見聞を得てもっともっと成長したい。

 またこれまで述べた沢山の教養は、何も仕事だけでなくPrivateにも役立つのだ。具体的にはやっぱり女性問題になるが、これまで付き合って来た子よりも知的水準の高い相手が増えたという事だ。これまで美術や絵画や彫刻や建築の話で恋人と盛り上がる様な事は、殆どなかったと言えよう。

 こういった知的な会話を楽しめる子には、また新たな魅力を感じる。多様な知性が新たな武器となり、相手の幅を更に広げる。今までとは違ったアプローチで口説く事が可能となり、世界がまた広がりを見せ、無限の可能性を感じる。おっと、なんやかんやで女の話になっちまう。

 話を戻すが教養を身に付ける事は女性だけでなく、当然仕事や社会生活においてもPositiveな変化をもたらす。今はまだ進化の過程であり、品位や人格にまでの影響はないに等しい。しかし継続する事できっと品性が磨かれ、より成熟した立派な大人に成長できよう。

 育って来た環境やこれまでの生活では、この様な世界を経験できなかった。むしろ堅苦しく大仰で、興味もなく別世界のものだと思って来た。それを楽しめるようになったんだもの、人生何があるかわからんものだ。食わず嫌いをせず様々な事に積極的にチャレンジし、今後の人生に悔いが残らんようAggressiveに行こう。

 そしてGlobalに通用するデカい男になり、人生を謳歌してやろう。なかなか難しい目標だが、夢はデッカクだ。

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★2020/02/23 Brave new world

 お久しぶり、お元気?

 暫く更新せずに放置してたが、まぁたまーには状況報告をば。約8年チョイ放置した理由は、単にアレコレ忙しかったり、他に色々興味の対象が増えてとかで、ココに割く時間が取れなかったってとこ。

 仕事(昇進、新規プロジェクト、海外出張)、交友関係(未だ独身貴族)、音楽(メタル、ギター、バンド、オーディオ)、グルメ(酒、ラーメン、カレー、寿司、肉、自炊)、海外旅行(毎度の南国に加えアメリカ横断とか恐ロシアとか)、ダイビング、バイク売ってFerrari買うとか、全力で突っ走って来た。

 んで今回急に更新した理由は、上記の幾つかが若干落ち着いたのと、たまに心配してくれる方がいたりとかなんで、まぁ近況報告ってとこか。積もる話もあるし、色々気になるWordもあるとは思うが、まぁ追々明かすとしよう。はは。

 再開ついでに、Contentを少し見直した。取り敢えず古いテキストは削除。このサイトを始めたのは2001年、最後の更新は2012年、あれから文字通り時代が大きく変わった。ITや社会情勢やコンプライアンスも移り変わり、今更読み返す事もないモノが多いなと思ったので削除。評判の良かったものや個人的に思い入れのあるものについては、Reviseしてその内また載せるつもり。

 令和となった今、Technologyだけでなく音楽に関する情勢も大きく変わった。今後は音楽と海外旅行関連を中心に、たまにEssayめいたものを織り交ぜて行こうかなと思う。YouTubeやSpotifyに、ネットワークオーディオなど、色々便利な時代になった。Technologyの進展は素晴らしく、自宅にも便利システムを導入している。少しずつ紹介して行くので、乞うご期待だゼ。

 良し悪しがあるとは思うが、自分なりの見解を述べて行こうかなと。ゆるーく、ながーく、細々とでも、のんびり続けるべか。

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★2020/02/24 Network Nightmare #1

 ネットワークオーディオを導入した。

 これがかなり便利で、もっと早く導入しとけば良かったのにな、って代物なのであった。存在自体はざっくり知ってたけど、中々興味を持てなかったのだ。

 ネットワークオーディオとは、ざっくり言うと、自宅のステレオをネットワーク(LAN)に接続し、サーバー上で管理される音源をネットワーク上のアンプやスピーカーから出力する、というもの。詳しくは、こういった記事をご参照。

 Aboutなイメージとしては以下で、何が良いって、膨大なCDをいちいちラックから探し出してCD Playerに入れたり出したりしないで済む事。

現:CDの音源 → CD Player → アンプ → スピーカー出力
新:NASの音源 → Network Audio Player → アンプ → スピーカー出力

 CDはリッピングしてHDに取り込み、NAS(Network Attached Storage)で一元管理。勿論NASのバックアップも保持する。スマホやTabletでNASの音源をコントロールし、アンプ経由でスピーカーから出力するのだ。

 CDの再生時間はベートーヴェン第九の演奏時である74分くらいだが、ネットワークオーディオにすればその再生時間の縛りはなくなったと言える。またPlaylistと言う曲の再生リストを作れるので、好きなアルバムの好きな曲を組み合わせて、オリジナルの音源を作れる。学生の頃にオリジナルのカセットテープやMDを作ってた事を思い出した。

 このネットワークオーディオを導入すべく、ネットワークオーディオプレイヤーとNASとRouterを購入した。Routerは全てのポートをGBにしようかなってんで、新たに購入。

 ネットワークオーディオプレイヤーは、アンプとCD Playerと合わせ、DENONのDNP-800NE。LAN接続だけでなく、wifiやBluetoothも使え、後述する予定だがインターネットラジオやSpotifyとかまぁ柔軟に色々利用できるのダ。

 NASはIOdataのSoundgenicを選定した。IOdataに本格的なオーディオのラインナップがあるのは正直知らなかったんだが、色々調べてみると評判良い事がわかった。PCレスでの再生やリッピングが出来るのが俺にとっての最大のメリットで、コスパも良かったので。

 特にリッピングは端折る事が出来ない大きな準備作業だが、PCレスでリッピングしDBに取り込みインデックスまで作成できるのは、大きなメリットであった。あと直接WALKMANへ転送できたりね。ちなみにリッピングはものにもよるが1枚辺り10分くらいで、リッピング開始から2ヶ月くらい経ったが、やっと千枚くらい。まだまだ頑張らないとだ。

 コントロールアプリはSoundgenic純正のfidataMusicAppがあるが、Androidとの相性が悪い箇所があるので、普段はBubbleUPnPを使っている。ここもアレコレあるので、後述しよう。

 肝心なコストだが、Soundgenicが3万チョイ、DNP-800NEが4万チョイ、Routerが3千円チョイくらい。全部合わせて8万円くらいかね。正直オーディオの世界はピンキリで、こだわり始めたらキリがない底無し沼みたいな世界なのだが、まぁ自身のこだわる範囲で折り合いを付けての導入を薦める。

 という事でざっとBasicな内容を記したが、次回は少し踏み込んでAdvancedな内容を書いてみようかと思う。

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