音楽干渉A 「ミュージシャン 桑田啓祐」

結論から言って、haru♭は 桑田啓祐 が大好きだ。

男として、人間として、音楽家として、有名な日本人でダントツ超尊敬する人物だ。

「桑田が好き」「サザンが好き」などというと、なんだ ミーハーじゃん(笑)とか言われそうだ。

ただ、他のページも見れば、haru♭が大のミーハー嫌いなのはお分かりいただけると思う。

正直、こんな人気のある人のこと尊敬したくなんかない(笑)

ここまで人気のある人のことを好きだというだけで、「音楽にこだわってるなんてほんと?」

という人がいそうだが、そうじゃない。

この辺が桑田啓祐のすごいとこなんだとおもう。

haru♭がさんざん馬鹿にしているような、ミーハー雑食の「音楽の豚」(参考)もトリコにしつつ

うちらのような、一応 ジャズファン気取りの 頑固な連中までもトリコにしてしまう。

haru♭は女だったら ぜったいこの男に惚れる というような日本人はそう

いないが(笑)桑田には間違いなく惚れると思う。

 桑田啓祐の魅力をharu♭なりに語ればきりがない。ちなみに、いっておくが

「TSUNAMI」という曲。。。。だいっきらい(笑) 「いとしのエリー」のような

曲に対する魂のこめ方は100分の1くらいではないか。偉そういうが・・・(- -;)

でも、そこがまたすごいではないか。

haru♭のような、ポピュラーを嗅ぎ取る力のなリスナーの好みになんか

合わせることないだろう(笑)金儲けをするだけなら。。。。。ボニOみたいになっちゃう(笑)

しかし、そういうポピュラーはしっかり嗅ぎ取りながら、世間に堂々とアピールしつつ、

方やその裏で「イブモンタ」とかいっちゃってジャズを唄う。

もし見ていなければ、「イブモンタ ショー」 ぜひ見てもらいたい。

haru♭も大好きな日本のピアニスト 島健 や 村上ポンタ 等 蒼々たる(ジャズ界では(笑))

メンバーと実にここちよいプレイを見せてくれる。小倉ひさのぶ だっけ? もマスター役で出演して

タップなんかやってたなぁ(笑) おどろくことに、ちゃーんとジャズスタンダードも

歌詞なんか覚えちゃってて(全部あってるかどうかまではわからないが(笑))

スキャットなんかもこなす。

 明らかに、ジャズはジャズで聞き込んでいなかったらそんなことできないはずだ。

桑田啓祐は 大のジャズファンでもあるということだろう。ビーズ やら ラルク 彼らだったら

島健さんの素晴らしいピアノなんかどうとおもわないだろうし、ジャズなんかやるのも

きくのもうんざりしてしまうだろう(笑) 音楽ってそこまで広いものなんだよね。

「音楽好き」同士だって、好きな音楽が全く重ならないことは多々あるんだから。

まあ、ツナミ は駄作だとおもうことに変わりないが、それでも あれだけ

Beatlesやジャズを聞き込み、惚れこんできて音楽をやってきた人間が作り出す

POPSは、輝きが違うのだとおもう。

ちょっとマニアックなことをいうと、桑田サウンドに多いコード進行として

Cから(キーは違うかもしれないが)始まって Gm7 A7 もしくは

A♭ B♭ と進んでいくものがある。これらは、本当によくBeatlesも活用している。

安っぽくつかうやつも多い中、実に効果的にこれらを自分のものとして使っている感じがする。

(ちなみにミスチルもよく使う ミスチルもharu♭は好き)

絵でいえば、おかもとたろう?だっけ あんな 写実画でろくな功績も収めてないくせに

抽象画を描くな!って感じの人間と正反対だといいたいのだ。

映画監督でも、フォトグラファーでもそうだ。自分で手描きのデッサンもろくにうまく

かけないような人間にセンスのある構図がつくれるわけない とharu♭は思ったりする。

なんでこんな話かというと、ようするに、桑田啓祐は、ジャズやBeatlesの複雑なコード進行も

相当知っている上でコードの少なめな曲をかいたりするのだが、

それはもともと容量がない人がつくりだす

コード少なめの曲とは雲泥の差がでるものだ といいたいのだ。

だから、桑田サウンドの多くは、豚も好くかもしれないが、ジャズファンやBeatlesファン

時にはクラシックファン ポップスファン いろんなリスナーを魅了するのだろう。

もう、多少音楽ツーを気取るharu♭もファンにならざるを得ない!(笑)

 よく自称ラーメン通が、あまりに有名な行列のできる店を 批判せざるをえないようなプライド(笑)

そんなプライドすら捨てざるを得ないってかんじだ(笑)

 「free &easy」という よくミュージシャンの特集をする雑誌の 2000年3月号 

「この青い空 みどり」(なぜかこの題名 すごく好き(^^))は桑田ファン必見だろう。

大変興味深いコメントだらけだ。また、桑田啓祐様の頭の良さ、また謙虚さ(頭がいいからこそ

謙虚なんだね)がよくわかる。(ペヨンジュンやベッカムじゃなく 桑田啓祐様ならわかる(笑) 

皇族以外に様など禁止 あと 桑田啓祐様以外 (笑))

その中でこんなことを桑田はいっている。

「俺、アーティスト って言われるのがすごい嫌なんですよね。抵抗はしませんけど。。。

あと、曲のことを「楽曲」といわれたり「作品」って言われるのも嫌っていうか、
ピンとこないんですよ。

「歌は歌じゃん」って思うんです。それはまあ、僕なりのある種恥の美学ですかね。

楽曲じゃなくて、これは歌だし、俺は歌手だし、アーティストじゃない。

アンディーウォーホールがアーティストだと。それはよくわかります。

坂本龍一がアーティストだと。これもわかる。

それを便利に使っちゃうと、なんだかどいつもこいつも夢がないなぁなんて思うんですよねぇ。

「アタシ 花やのプロデュースやってんの」なんて。オイオイオイみたいなのが。

それとおなじことがいわゆる「邦楽のアーティストたち」なんて言い方でね、

ぞっとするんですよ(笑)」

 これを言っているのが、日本の音楽界でも不動の位置に君臨している人なんだから凄い。

haru♭は負け犬まっしぐらだけど(笑)こんなかっこいい人になれたらよかったなぁ なんて

おもったりね。

 あと面白かったのは、

「(サザンが)ダサいっていうのを気にしているんですよ。

「サザンがダサい」って言われるとスゴイ傷つくんですよね。

でも分かってるんですよ。ダサいって言われるの。だから、

若いネエチャンもね、「サザンはダッセェ」っていうに決まってるんですよ。

で、それをね、俺、繊細だから気にしているの(笑)

でも、そんなことを [free & easy]のタイトルにしてもらっても

俺ぜんぜん平気なんだよね。越権行為で申し訳ないんだけど、

「サザンはダサイ」ってタイトル どうですか?小野里さん(編集長)?」

なんか、男、女、若、トシ、偉い、そうでない、抜きにして、

なんか 純粋に「いいなぁ」というか「綺麗だなぁ」というか「かわいいなぁ」

とか、もちろん大笑いしながらとっても感動したんだよね。

まぁ ぜひバックナンバーを読むことをすすめる。

しかし、今、アーティスト なんていわれて調子づいてる 3年後の「あのバンドは今・・」たちよ!

調子付いていないで、すこしでも感性を鍛え、謙虚になることが大事だろう!

ちなみに、そこらのちいさなライブで、ピアノいいですね!と言っていただくことはとても心地よいが

調子付く心配はない。たまには調子づいてみたいなぁ(笑) まあ この立場だからいいたいこと

がいえるんだけどね(笑)

ちなみに、好きな曲は、

one day

いとしのエリー 

メロディ

栞のテーマ(すっごい好き)

I feel the  echo

Just a man in love

遠き街角 

夏をあきらめて(バンドでたまにジャズっぽくて演る)

Love Affair

やっぱり こうしてみると 昔のほうが色っぽい曲は多かったなぁ(^^;)

その他もたくさんあるけど、メジャーどころではこの辺か。


TOP