オールデイ・オールデイズ・リクエスト Part2  

 Part3→

♪ハリケーン・スミス「OH BABY」

萩原:さてここでですね、ちょっと途中から番組聴いた人はですね、「一体こいつら何やってんだ?」と、怒ってる人もいるかもしれませんので、趣旨の確認をしたいと思います。ここで私を含めて4人、松尾清憲さん、伊藤銀次さん、杉真理さん、いらっしゃいましてですね、この4人でそれぞれ、勝手に持ってきた曲がありますんで、それをですね、1曲づつかけてるんですが、ただかけるんじゃ面白くないというので、前にかかった曲から、なんかの形でとにかく関連させて次の曲をかけるというね。
松尾:そうだったんですか?
萩原:おい、おい!これは、いろんなヒット曲の周辺事情に通じている、非常によく知っている人しか出来ないだろうと思って企画したんですけどね、ただのダジャレみたいになっちゃってね、
杉 :「お笑い頭の体操」みたいになっちゃいましたね。
萩原:もう、円鏡さんみたいな世界に入っちゃいましたからね、よくわかりませんけど、とりあえず、趣旨としてはそういうことになってるんですけど、3回戦まで終わりましたからね。三周、見事に回って、もしこじつけられなかったら、自ら、ギターを弾いて歌うということになってますけどもね、それを含めて何とか三周終わりまして、いよいよ、4回戦に突入します。
松尾:僕は健太さんの歌も聴きたいんですけどね。
萩原:そういうわけにはいかないですよ。
杉 :アカペラでもいいですよ。
松尾:じゃあ、続いて私ですか、ええ、ハリケーンですから、あーた。もうね、気象状況を見分けるためには、気象衛星を。
萩原:ひまわり?
松尾:そうです。「こまわり」じゃありません。ね、打ち上げて、宇宙に。「宇宙」っていうのがテーマになりますけどね。で、その「宇宙」をテーマにした曲は結構昔からあったですよ。
萩原:アース・ウインド&ファイアー。
松尾:いろいろありましたね。ELOもいろいろありましたけど。
銀次:「宇宙少年ソラン」とか。
松尾:それもありますね。その昔、ベンチャーズ、ありました。
萩原:知らないな〜。
松尾:また!健太さん、弾いてたじゃないですか、ベンチャーズ。ね、サイドギターとかうるさいのに。そのベンチャーズの曲で、ベンチャーズの曲というか、トルネイドーズがヒットさせたんですけどね、僕はベンチャーズを最初聴いたんです。「テル・スター」という曲があってですね、これがもう、サウンドとしてはオルガンが入った感じで、まあ、割と簡単なサウンドなんですけど、なんかね、宇宙に飛んでいくような感じにさせる、本当に名曲だなーと思いましてですね、これをぜひかけたいと思います。
萩原:ハリケーンから宇宙へということで。
松尾:なかなか、もう、だんだん拡がって(笑)
銀次:夢があっていいよね。
松尾:このあとどうなるかわかりませんけど。
萩原:かなり今のは、きれいにつながりましたよね。
松尾:これはインストなんですけどね、はい。
萩原:座布団1枚ということで。
松尾:じゃあ、いってみましょう。ベンチャーズで「テル・スター」。

♪ザ・ベンチャーズ「テル・スター」

萩原:すばらしい。
松尾:さようなら〜〜みたいな感じですね、最後ね。
萩原:聴きほれてしまいましたね。さて、第4回戦の2番手ですけどね、伊藤銀次先生。
銀次:ま、「テル・スター」。軌道衛星ですか?ま、地球の周りをこう、ぐるぐる、周回軌道というか、回るわけですよ。「ホーキング 宇宙を語る」という感じですね。で、あれはやっぱり、軌道というのは、円ですね。球。サークルですね。で、丸ですが、その、衛生自体にも丸いものがあったり、赤い色をしている球体もあったりしてね、ゴムでは出来ていませんが、ま、赤いボールということで、「レッド・ラバー・ボール」という曲を歌っていた、あ、ぴったりじゃないですか!これ、ね、今の話と。
萩原:これ、サークル、つづりが違いますよ。
銀次:あ、これはね、ワザと変えたというね、当時、ワザと変えたんですけどね、何ていうんですか、アナログじゃねえや、わかんねえや、え、これでいいんですよ。
杉 :これでいいんだよね。
銀次
:あ、ちょっと、「L」が抜けてますね。すいません、サーク(CIRCE)になってました。(笑)
杉 :本当だ。
銀次:ということでですね、サークルの「レッド・ラバー・ボール」。これ、ポール・サイモンという人がね、実は職内というか、アルバイトで(笑)書いた曲なんですが。
松尾:1位になりましたよね。
銀次:1位にはなってないと思いますよ。ただ、ポール・サイモンという人はもちろん、サイモンとガーファンクルでもすばらしい曲をいっぱい書いてるんだけど、こういうふうに他の人に書いた曲でも非常にいい曲があってですね、この「レッド・ラバー・ボール」。ただ、いわゆる一発屋に近いグループだったですね。
萩原:2曲かな、あともう1曲は「ターン・ダウン・デイ」。
銀次:実に、これもまあ、さっきからビートルズの話が出ていますけど、ブライアン・エプスタインがアメリカで契約していた唯一のグループということでね、お届けしたいと思うんですが、いかがでしょう?
萩原:よろしゅうございましょう。
銀次:許可が下りましたですね。それではザ・サークル「レッド・ラバー・ボール」

♪ザ・サークル「レッド・ラバー・ボール」

萩原:さあ、杉さん、引き継いでください。
杉 :困ったなあ。やっぱり、「レッド・ラバー・ボール」、ね、赤い玉。やっぱり「丸薬」を連想させるんじゃないですかね。
萩原:「ラバー」が抜けてません?
杉 :ま、あのほら、カプセルなんですよ。
萩原:あっ、え?
杉 :意外とね、ゴムっていいんですよ、体に。(笑)うち、よくゴム食べますけどね、なかなかこれ体にいいんですよ。で、体にいいだけじゃなくて、恋にもいいんですよね。
銀次:鯉にやるんですか?
杉 :そう、鯉に。違うんですよ。そっちの鯉じゃないんです。「恋の特効薬」という、「LOVE POTION NO・9」という曲がありましたねー。
松尾:サーチャーズですか?
杉 :そうなんです、サーチャーズ。これ僕は、小学校の時に買いましてね、このドラムの「タッタッタッ タカタカタッタッ!」っていう、小太鼓のようなスネアの音が僕好きでね、それに合わせて化粧台のイスをバカバカやってね、ゴムを出しちゃって、本当に怒られましたけど、そんなことはどうでもいいんですけど。
松尾:これタイトルが、でもかっこよくて、なんかね、「特効薬」というところが。
銀次:英題のほうには番号がついてますもんね。曲のタイトルに。
杉 :「ラブ・ポーション・ナンバー9」という、9番目なんですね。
松尾:♪ナンバーナイ〜ン ナンバーナイ〜ン・・・
杉 :(笑)なんか言ってますけど。
銀次:外野がうるさいですね。
萩原:この曲ね、短いんですよ。私ね、次考えるのどうしようかなと。考えてませんよ。じゃあ、いきましょうか。
杉 :はい、サーチャーズで「恋の特効薬」

♪ザ・サーチャーズ「恋の特効薬」

松尾:最後のコブシのね、♪見てたのね〜♪が、
杉 :ちょっと日本的なね、おあとがよろしいようで、みたいな感じが。
萩原:私ね、桑田圭祐の、映画撮ったでしょあいつ。で、彼の映画の宣伝のテレビ番組に出演させられましてですね、ウクレレでこの曲を弾いたことがあります。
松尾:あっ!じゃあやりましょう。
杉 :あらっ!それやってくれなきゃ!
銀次:今しかないですよ。
萩原:今、私はつなげられるんです。やっぱり「恋の特効薬」。恋が薬で治ってしまうというのはね、魔術みたいな感じがしますよね。
杉 :この!
銀次:この!
松尾:この!
杉 :このこの!七つのお祝いに。
萩原:本当にこの短い曲なのに、この短い曲の中にポップスのすべてが詰め込まれてる感じがしません?
銀次:無駄な所が1つもない。
萩原:ないでしょ?
銀次:間奏だってあったんですよね。
萩原:本当にもう、2分か、3分以内の時間の中でポップスのマジックがすべてこう、入ってますね。
松尾:最後の「見てたのね〜」までですね。
銀次:マジックが入ってた。
萩原:マジックがこう詰め込まれて、このなんかポップマジックと言いますかね、スリーミニッツオブパラダイスと言いますかね、すばらしいなーなんて思うわけですよ。それでは、お送りしましょう。パイロットで「マジック」

♪パイロット「マジック」

萩原:すばらしい、いい曲ですね、本当にね。さて、第4回戦は滞りなく、見事に、罰ゲーム無しで終了しまして、第5回戦。
松尾:そして、わたくし松尾が、また、戻ってきましたね。
銀次:また始まるわけですか?
萩原:また始まりますよ。まだまだ。
松尾:なんか、バトルゲームみたいになりましたね。
銀次:生きて帰れるでしょうかね〜。
杉 :ね〜。
松尾:本当に。ね、パイロット。パイロットと言えばですね、もう本当に、憧れの職業という感じもありますけど、これが非常に危険をはらんでいる。もう何年か前もほら、ロケット打ち上げてそのまま落っこちた、
萩原:スペースシャトルね、ありましたね〜。
松尾:悲劇が、つきものなんですね〜、悲劇が。私たちは喜劇ですけどね。
萩原:ハイハイ、もうなんとなく見えましたから、一人でずっと進めてくれますか?
松尾:セールスマンみたいになっちゃった。その「悲劇」がタイトルについた曲で、僕のもう本当に好きな曲でですね、結構新しいんですけどね、79年ですから。バグルスというバンドでですね、これはトレバー・ホーン大先生が作った、
銀次:それは最近崩壊したバンドじゃないすか?バブルス。
杉 :はじけちゃった!
松尾:あ〜、いいですね〜。
銀次:進めて下さい。
松尾:そうですね、これはかなりエレクトロニクスを使ったという、それとなんとなく今までのイギリスの伝統がうまくミックスされた、なかなか名曲じゃないかと思います。それではバグルスで、「ラジオスターの悲劇」

♪ザ・バグルス「ラジオスターの悲劇」

萩原:だんだん、持ち札が少なくなってきて、苦しくなってきましたけどね、それは、お隣の伊藤銀次さんも同じというわけで。
銀次:いや〜、同じ苦しさ。だがですね、今回初めてですね、わたくし、音楽的につなげそうな気がしますよ。
萩原:お!
松尾:あら!
杉 :そんなことやっていいんですか?(笑)
銀次:ま、「ラジオスターの悲劇」やってたバグルスと言えばですね、もう70年代後半から80年代にかけて、打ち込みといわれている音楽を、
松尾:気持ちを?
銀次:石で釘を打って?違いますよそれ。やってたという、ま、元祖といってもいいグループですけどね、その中心人物がトレバー・ホーン。で、この人はいろんな人もプロデュースしてますけども、ゴドレー&クレームというのもプロデュースしてますよね。で、この2人組はですね、エリック・スチュワートという人、それからグラハム・ゴールドン、この人と一緒に10ccというバンドを組んでおりました。それで、そこのエリック・スチュワートというのは10ccに属している前にはですね、マインドベンダーズというバンドで活躍してましたね。もともとはウェイン・フォンタナとマインドベンダーズと言いましたけど、そのグループが飛ばしたヒット曲、「ア・グルービー・カインド・オブ・ラブ」これを、いってみたいと思います。
杉 :えらいこと持ってきましたね〜。
萩原:これもう、何の文句もつけられなくて面白くないから、却下しましょうかね〜。
銀次:(笑)ひどい、それは!
松尾:♪ドレミファソッソッ、でしょ?
銀次:そう、あ、これ、フィル・コリンズもね、最近カバーして。だから若い人たちなんかは、フィル・コリンズで聴いた人が多いと思うんですけどね。
松尾:非常にシンプルなんですけどね。
萩原:じゃ、そのオリジナルバージョンということで、
銀次:聴いていただきたいと思います。ザ・マインドベンダーズ「ア・グルービー・カインド・オブ・ラブ」

♪ザ・マインドベンダーズ「ア・グルービー・カインド・オブ・ラブ」

萩原:名曲ですね〜。味わって聴かせていただきましたけどね、さて、この味わったあと、杉選手ですけどね、
杉 :マインドベンダーズ。さっき言ったように、ちょっと話、逆戻りさせちゃって悪いんですけど、このマインドベンダーズの中から、10cc、出てきましたね。エリック・スチュワート。そして10ccが、ま、最近また再結成するみたいですけど、消えましたよね。10ccのこの液体が、消えた。どこに消えたか?砂に消えたんですよ、これ。
萩原:誰が消えたの?
杉 :そんなんじゃないんですよ。(笑)
松尾:そんなのどこにも書いてないですよね。
銀次:事実は事実だった。
杉 :そう、事実なんですよ、これ。みんな泣いた。10ccの分量だけ、涙が出たわけですよ。
萩原:解散を涙したと。
杉 :その涙が消えて、どこに消えたか?私は見つけたんです、さっき。砂に消えてたんですね。
銀次:跡を見つけたんですね?
杉 :見つけたんですよ〜。さっきちょっと行ってきたんですけどね。で、歌ってたのはミーナなんですけどね。ミーナの「砂に消えた涙」。これ、日本では広田三枝子さんなんかもね、日本語バージョンね。
松尾:ヤンナっつって、ミーナ。
杉 :全然違いますね(笑)
銀次:何にもなってませんね。
松尾:すいません。
杉 :ミーナで「砂に消えた涙」

♪ミーナ「砂に消えた涙」

萩原:いいですよね〜。やっぱりでも「♪青い月の光を浴びながら」っていう、
銀次:「トンデレ」じゃなくて。
萩原:「トンデレ」じゃなくて、それも結構、深く染みついてますよね。ミーナの日本語版っていうのも、A・B面で当時ありましたね。私はもう、杉さん、なんか僕のこと好きなんじゃないかと思って。
松尾:2人、打ち合わせしてません?
杉 :交換日記してますみたいな(笑)。
萩原:何の苦労もないです私は。ま、持ってきているレコードの量が違うっていうのもありますけどね(笑)。「砂に消えた涙」いいタイトルじゃないですか。これに匹敵するタイトルがあるんですよ。「雨に消えた初恋」という。
銀次:あ、対句。
松尾:美しいね〜。
萩原:これは、もともとのタイトルは「The rain The park and other things」と言うんですね。この「雨と公園と他のいろんなものたち」というこのタイトルをですね、「雨に消えた初恋」と、ムリヤリ邦題にするこのセンスがね、邦題がなかったらつながりませんでしたが、ミーナの場合は邦題しか知りませんからね。邦題で行かなくちゃ。
松尾:そうですよね。
杉 :「トンデレ」かもしれません。
銀次:法政大学かもしれない。
萩原:というわけでですね、この「雨に消えた初恋」というのを歌っていたのは、もう、ウシも知ってるカウシルズ。
銀次:出た〜。
松尾:出た〜。
萩原:なんたって!(←大橋巨泉風に)っていうね。
銀次:死語の世界〜 死語の世界〜。
萩原:それでは、ウシも知ってるカウシルズで、聴いてください。「雨に消えた初恋」

♪ザ・カウシルズ「雨に消えた初恋」

萩原:さて、5周目が終わりまして、いよいよ第6回戦に突入ということで、結構みんなしぶといですよね。
松尾:やりますねやりますね。
杉 :続いてますよね〜。
銀次:そろそろピッチャー打たれるころですね。6回戦はね。
萩原:さて、6回戦トップバッター、松尾さん。
松尾:そのとおり、ちょっと厳しいんですけどね、今回はね。もう、ウシも知ってる、ね、ご存知でしょ?ごぞんじ、ごぞんびーず、ご、ゾンビーズ。ウシも知ってるくらいですからゾンビも知ってるはずですよね〜。もう、ちょっと厳しいですけどね。ゾンビーズっていうのが居ましてですね、これがなかなか、あの時代ではちょっとおしゃれなバンドでね、ちょっとジャズっぽい雰囲気の、
萩原:ロッド・アーチャー。
松尾:そうですね、ソロアルバムもいいですけどね〜。
萩原:なかなか、キーボードの使い方がジャズっぽい所が。
松尾:そう、なんかリードギターがいないっていうか、どっちかというとキーボードがメインで。
萩原ソロは、だいたいキーボードがね。
松尾
:異色なんですけどね、そのゾンビーズの曲でですね、大好きな曲なんです。「TELL HER NO」

♪ゾンビーズ「TELL HER NO」

松尾:おしゃれでしょ?なかなか。
萩原:ね、すばらしい。これは本当、ヒットしている当時というか、ま、その時あんまり聴いてなかったけど、でもなんか昔聴いたよりも最近聴いて初めて、この斬新さとかね、良さが分かったというかね。
銀次:あ〜、言える言える。
松尾:コードの響きとかね、イントロとか。
萩原:見事ですよね。という、見事な曲を受けて、さて、伊藤銀次さんですけれども。
銀次:これはね、昔、千葉県にですね、そこにずっといる、そこでお百姓さんやってる人から聞いたんですけどね、
松尾:「日本むかしばなし」みたいだ。
銀次:江戸時代のことですけど、木更津のほうに、なにやら死霊がね、居て、村人を困らせたという話が。
松尾:ゾンビ?
銀次:ゾンビが居てね。それが、木更津に今では伝説となって伝わっているというですね、木更津の伝説、きさなーづーの伝説ということで、続いてお届けしたいのはですね、(笑)デイヴディー・グループというグループの曲でですね、「キサナドゥーの伝説」。
萩原:くだらねえ〜。

♪デイヴディー・グループ「キサナドゥーの伝説」

杉 :さっきあれだけ音楽的な続きした人とは思えませんよね。木更津に持っていく。でも、続きで私、杉ですけど、木更津にゾンビが出るって、これは本当なんですよ。私もね、ゾンビを求めて、ちょっと旅してですね、(笑)木更津港に着いたんですよ。そしたらですよ、ちょっとゾンビみたいな人がですね、なんとブリを売っていたんですよ。(笑)
松尾:あら!
杉 :「ウーリー・ブーリー」なんて曲があるんですけど。(笑)
銀次:ハッハッハッハッ!
萩原:なんか僕、急に思い出したけど、昔、大橋巨泉さんが、曲名をダジャレで言ってかけるという番組やってたの知りません?日曜日の朝かなんか。
松尾:やってましたね。
萩原:それをやってるような気分になってしまいましたけどね。
銀次:珍しい番組ですよね。
杉 :珍しいですよね。
松尾:復活させましょうかね。ほんとに。
杉 :この曲は僕、結構好きだったんですよね。最近聴くと、
萩原:本当に好きだったんですか?ここでかけなくちゃいけなくてしょうがなくて、
杉 :本当に好きだったんですよ!
松尾:今、「結構好き」と言ったじゃないの。
杉 :今はね、あんまり好きじゃないかもしれない(笑)、本当のこと、昔は結構好きだったんですよね。
銀次:木更津だったから、だったんでしょ?
杉 :そうなんですよ、ウリブリ。
萩原:でもこれはもう大ヒット曲ですからね。
杉 :でね、これ、「スプラッシュ」ていう映画の最初のシーンでこれ、船の上で歌ってるシーンでこれがかかるんですけどね。
萩原:突然、なんかスペイン語みたいなのでカウント取っちゃったりする曲ですよね。
杉 :そうですね。サム・ザ・シャム&ファローズという、ちょっとウソ臭いグループですけども、「ウーリー・ブーリー」。

♪サム・ザ・シャム&ファローズ「ウーリー・ブーリー」

萩原:さて、6回戦の最後を飾ります、わたくしはですね、実は杉さんがですね、ゾンビを求めて、木更津に旅立つその時を知ってるんです。その時の姿を見てるんです。杉さんの家に池がありましてね、そこに魚を飼ってたんですよ、鯉を。でも、木更津に旅立たなくてはいけない、その、ブリの里に旅立たなきゃいけないということでですね、泣く泣くですね、飼っていた鯉と別れを告げてですね、さよなら、鯉よ、さよなら、と言いながらですね、旅立っていったんですよ。私は涙しましたよ、その姿を見て。
杉 :どこで見てたんでしょう(笑)?池の中かなんかに居たんじゃない?
銀次:鯉だった!
萩原:ブリから鯉に変わりましたですね。
銀次:でもきれいなね、なかなか。
萩原:というわけでですね、ここで聴いていただきたいと思います。バート・バチャラッチの(笑)
銀次:バハラッハとも言いますよね。
萩原:バハラッハによるナンバーですね、「I’LL NEVER FOLLIN LOVE AGEIN」恋よさようなら。ボビー・ジェントリーです。

♪ボビー・ジェントリー「I’LL NEVER FOLLIN LOVE AGEIN」


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