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20050215(火) キャンプ14日目詳報:イーグルス久米島キャンプ打ち上げ期待の戦力新里捕手岩隈“投主”の自覚18日の日向に猪木来襲!チャリティ試合詳細発表でボビーが会見


> 楽天が1次キャンプ打ち上げ…久米島恒例化に好感触 楽天が1次キャンプ打ち上げ
>  楽天は14日、沖縄・久米島1次キャンプを打ち上げた。田尾安志監督(51)ら首脳陣は来年以降のキャンプ継続に意欲的。同島では野球場の隣にサッカー場を建設し、Jリーグのキャンプを誘致する構想がある。カズことFW三浦知良を擁するJ1神戸か、同じ東北チームのJ2仙台との“異競技合体キャンプ”が将来、実現する!?〔写真:楽天はチーム全員で、久米島のファンに深々と感謝した=撮影・浅野直哉〕
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> ◇
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>  礒部選手会長の音頭で一本締め。田尾監督は、濃密な2週間を振り返り「島の幼稚園の子まで“来年来てください”って声をかけてくれた。いいキャンプができたという結果が(シーズンで)残せれば、また来シーズンもという声が出るでしょう」と久米島キャンプ恒例化に好感触。もしキャンプが継続されれば、サッカーとの異種合体キャンプが浮上する。
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>  高里久三・久米島町町長(69)が明かした。「サッカー場をつくる構想があるんです。プロが使えるようなものを」。建設候補地は、楽天が練習した仲里球場の隣。「プロサッカーのキャンプ? そういうことができれば非常にいいですね」と同町長。合体相手の候補は、楽天の三木谷オーナーが社長を務める神戸と、東北つながりの仙台。ドリブルで走力を磨く野球選手や、千本ノックで瞬発力を鍛えるサッカー選手、なんて光景が、見られるかも。
> (結城正)

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> ★田尾監督「予定通り」
>  1次キャンプを終えた田尾監督は充実の表情。「予定通りきている。これから徐々に公式戦に向けて仕上げていく」。2次キャンプの日向では、一軍候補の主力と二軍候補を頻繁に入れ替えたり、二塁と遊撃の両方を守れるように練習させるなど、柔軟な姿勢で臨む。
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★礒部が笑顔で締め
>  1次キャンプは無事終了。選手会長の礒部が「いい2週間を送ることができました」と笑顔で一本締め。2次キャンプ地の日向に入ると、紅白戦など実戦形式のメニューがスタートする。「ここまでは50点。残り日向で50点で、100点満点のキャンプにしたい」と抱負を語った。
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> 【名言迷言】
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>  ◆滑り込み練習をするデイモンに楽天・広橋コーチ 「“女の子みたいになってるよ。男の子だからガーンと滑って”って言って」
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■東北の零年
>  久米島キャンプ中、報道陣の昼食は島の弁当屋さんが、出前をしていた。初日の最多記録300人に始まり、連日100人以上のメディア軍団。さぞかし売り上げも…。ところが期間中、計500食で25万円の売り上げだった。「期待していたよりは、少なかったですね」と渋い顔の弁当屋さん。近くに屋台村ができて、“食い合い”になったのか、それとも報道陣がシブかっただけなのか…。大きな経済効果とは、いかなかったようだ。
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■この日のファンサービス
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> 田尾監督が最後のサービス。約10分間、サインと写真撮影に応じた。島民は拍手で見送るお返し。


【ザ・デイ(14日)】
楽天
久米島・350人
晴れ、21度
1次キャンプ終了。午前中で練習を終え、2次キャンプ地の宮崎・日向へ移動





礒部選手会長の一本締めで久米島キャンプを打ち上げた

礒部選手会長の一本締めで久米島キャンプを打ち上げた

> 楽天式お礼 久米島を“特設”待遇 4・1「久米島市場」オープンへ
>  久米島が東北7番目の地域に認定された!? 楽天は14日、球団初、島内初の沖縄・久米島キャンプを打ち上げた。仲里野球場で実戦形式ノックなど午前中で練習を終え、礒部公一選手会長の音頭で一本締め。選手、スタッフが一塁線上に整列し、350人の観客にあいさつ。桜の記念植樹式も行われた。
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>  田尾監督は「来季も久米島という可能性は大。どこの球団もシーズンの結果が悪いとキャンプ地のせいだという理由づけをしたくなる。そうならないように、いい結果を出したい」と31日の到着から人口(9517人)を超える延べ1万1750人からの声援を力にすることを誓った。
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>  キャンプだけで関係を終わらせないため、この日は仙台市スポーツ市議の会の佐藤正昭幹事長(45)が訪れ、高里久三・久米島町長(68)を激励。同会では4月1日のホーム開幕に合わせてフルキャストスタジアム宮城の前に東北6県の特産品を販売する市場を開く計画を推奨しているが、これに久米島も加えることを約束した。
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>  高里町長は「車えび、ゴーヤー、海洋深層水などをお届けしたい」と喜んだ。本社のインターネットショッピングモール「楽天市場」との混同を避けるため、東北6県プラス1島ということから「東北一場」と、初代自由枠ルーキー・一場靖弘投手にかけるネーミング案も浮上している。
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>  プロとし初キャンプを経験した一場は「沖縄料理は好きだし、何もないと言ったら失礼ですけど、野球だけをするのには一番の環境。子供たちも素直だし、今までの人生分を超えるサインを書きました。自主トレなどでもまた来たい」と決して忘れられない15日間の島生活を振り返った。(酒井 隆之)
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> ◆第2次キャンプ日向 宮崎空港に到着1500人歓迎 
>  楽天ナインは14日午後9時10分、宮崎空港に到着。ロビーで歓迎セレモニーが行われ、日向市民ら約1500人が集まった。イベント関係者によると夜間の歓迎式典は初めてで、ファンの数も同空港で1月31日に式典を行った巨人を上回り、ソフトバンクの1800人に迫る勢い。バレンタインデーにちなみ、「楽天日向支援の会」から直径約50センチの特大チョコレートを贈られた田尾監督は、「夜遅くに大勢集まっていただき感謝します。久米島では基礎を中心に練習してきたが、日向では実戦に向けて頑張ります」と力強くあいさつした。




初めての久米島キャンプを打ち上げた楽天ナイン

初めての久米島キャンプを打ち上げた楽天ナイン

右の山下 左の平石 楽天1次キャンプ終了 仕上がりチェック
 沖縄・久米島で行われていた楽天の1次キャンプが14日、終了した。16日からの2次キャンプ(宮崎・日向)ではいよいよ実戦レベルの調整に入る。実績のない若手や、ここ数年は成績を残していないベテランが多く、戦力を不安視する声も多い新球団。キャンプ前半を終えた時点での仕上がりぶりを、田尾安志監督(51)や首脳陣の言葉を元に投打守に分けてチェックした。(星野和明)

一場&渡辺順調 即戦力の期待大
 田尾監督は1次キャンプを総括した14日の会見で、「誰が(開幕1軍に)残るのか楽しみ。小野(投手コーチ)も悩んでいる」と、投手陣の好仕上がりを評価した。

 川尻(前近鉄)、戸叶(前オリックス)が足の故障で出遅れているものの、最年長39歳の紀藤(前中日)や38歳・吉田(前近鉄)、34歳・小倉(前オリックス)らベテラン陣がブルペンで元気いっぱいの投球を見せている。ベテラン組の多くは日向で2軍組に入るが、1軍の紅白戦には順次登板する予定だ。

 ルーキーの一場(明大)、渡辺(NTT東日本)も順調。田尾監督は「何とか即戦力になってほしい」と、紅白戦、オープン戦で積極的に実戦に投入する方針。

 懸念される抑え投手については、「現時点で決めていない。先発だった人に回ってもらう可能性もある」と田尾監督。実績のある福盛(前近鉄)をはじめ、球威のある小山(前中日)や右ひじ不安が解消した矢野(前近鉄)らが実戦でテストされそうだ。

◆紀藤 1球ごとに確認
 《紀藤》ブルペンで80球を投げ、久米島キャンプを締めくくった。1球ごとに「回転が悪いな」「ちょっと高いか」などと口にしながら、じっくりと投げ込んだ大ベテランは、「日向は少し寒くなるから、そのへんを考えて多く投げました」。

◆福盛 最多の100球
 《福盛》ブルペンで今キャンプ最多の100球。昨年痛めた右肩に注意しながらの調整だったが「きょうは高いレベルで投げられた」と満足そう。「日向でも少しずつピッチを上げたい」と実戦段階に意欲。
 
キャンプで田尾監督、駒田打撃コーチの評価が急上昇した7巡目ルーキー平石

キャンプで田尾監督、駒田打撃コーチの評価が急上昇した7巡目ルーキー平石

◆駒田コーチ「これはいけるかな」
 駒田打撃コーチは1次キャンプの内容を「90点」と振り返った。「これといったけが人が出なかったし、何人か『これはいけるかな』という選手が出てきた。右では山下(前近鉄)、左では新人の平石(トヨタ自動車)」。

 昨年、ウエスタンで2冠(打率、本塁打)を獲得しながら1軍では通用しなかった山下は、13日の紅白戦で中越えアーチ。デイモン(前3Aフレズノ)、吉岡(前近鉄)、山崎(前オリックス)の大砲が並ぶ一塁や、ロペス(前3Aリッチモンド)と大広(東洋大)がリードする三塁の定位置争いに割って入るか。平石はドラフト7巡目ながら攻守にセンスをうかがわせており、田尾監督も「(キャンプで)評価が変わった」と実力を認めている。

 チーム一の俊足で、秋季キャンプで首脳陣の注目を集めた森谷(前近鉄)は「内野安打狙いで当てにいかず、しっかり体の回転で打つ」ことを目的に打撃改造中。キャンプ序盤に取り組んだ内野コンバートは当面見送られたが、ベテラン飯田(前ヤクルト)との「1番・中堅」争いに挑む。

◆19年目の飯田が鋭い送球!!
 田尾監督は内野陣に「二塁とショートは両方守れるようになってほしい」と注文している。大島(前オリックス)、高須(前近鉄)、斉藤(前オリックス)、前田(前近鉄)ら二遊間は守備型の選手が多く、「相手投手や本人の調子を見て」柔軟に起用する戦略だ。

 外野も礒部以外は流動的。19年目の飯田が試合形式のノックなどで衰え知らずの鋭い送球を見せており、実戦で以前のしぶとい打撃を取り戻せば楽しみだ。

 捕手陣では、オフも肩を休めず新天地でのキャンプに臨んだ中村(前横浜)が若手と変わらないメニューをこなせば、藤井(前近鉄)も13日の初紅白戦で若手投手を落ち着いてリードするなど、正捕手争いは一騎打ちの様相。2人を追う若手は紅白戦で捕球ミスを繰り返すなど課題が多い。




山口哲治さん

山口哲治さん

> [ワシらが引っ張る]山口哲治さん チーフスコアラー(45)織田信長の心境 少数精鋭で挑む
>  スコアラーは自分自身、8年ぶりになるわけですから、データも何もありません。昨年、近鉄の2軍投手コーチとして優勝することができた経験を買っていただいたのでしょうが、ゼロからの挑戦です。
>
>  しかもスコアラーは4人しかいません。少ないからできないのではなく、少なくてもできる、というところを見せたい。少数精鋭で挑むのはコーチ陣を始め、他の担当も同じ。まさに織田信長の心境です。多勢の今川義元(他球団)に勝つには、やはり奇襲でしょうか(笑い)
>
>  これから他球団を分析していきますが、何せ新球団ですから、その前に自球団。久米島キャンプを終えて、だいだい把握できました。ベテランが張り切ってますから、やってくれると思いますよ。
>
>  巨人との交流戦?短期決戦の6試合ですから、これこそ奇襲でしょう。それまでにいろんなデータを集めていきます。=おわり=





サンケイスポーツ東北版
夜間学習の優等生、新里賢(しんざとけん)

夜間学習の優等生、新里賢(しんざとけん)


> 急成長の注目株!楽天・新里、開幕一軍へ“頭で勝つ” 楽天・新里
>  東北新球団の楽天は14日、沖縄・久米島キャンプを打ち上げ。同日中に第2次キャンプ地の宮崎県日向市に移動した。久米島ではプロ野球界初の試みとして注目を集めた、心理学などの夜間ミーティング。その一番の優等生が2年目の新里賢捕手(23)=前近鉄=だった。講師の杉沢修一氏(37)が「理解度、着目点がいい」と絶賛する同選手。開幕一軍入りへまさに急成長の注目株だ。〔写真:夜間学習から頭角を表してきた楽天・新里。開幕一軍に向け、まずは久米島でのアピールに成功した(撮影・浅野直哉)〕
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> ◇
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>  連日のアピール合戦となった久米島キャンプ。技あり、パワーありの中で異彩を放っていたのが“頭で勝負”の新里だった。球界初の試みとして導入された“夜間学習”。プロ2年目の捕手はここで積極的に知識を吸収した。
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>  「前から大事なことだと思っていました。勉強というか、本は読んだことがあったし、いまはすごく楽しいですよ」
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>  講習内容は大きく分けて次の4テーマだった。
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>  〔1〕 『能力発揮』 (試合で最高のパフォーマンスを発揮するためのプレッシャーとの付き合い方)
>
>  〔2〕 『栄養』 (健康管理のための食生活やレシピの指導)
>
>  〔3〕 『教育』 (グラウンド以外の部分を含めた一般教養)
>
>  〔4〕 『コンディショニング』 (最大限に身体能力を高め、どうプレーに反映させるか。また故障防止やリハビリについての身体機能説明)
>
>  練習後、1日・1時間程度の講習だが、新里は個人的に話を聞きにいくなど常に前向き。常時接してきた講師の杉沢修一氏は「非常に着目点がいい。理解度も高いし、いま一番伸びている選手です。彼は化けると思うよ」。専門分野のプロフェッショナルが太鼓判を押した。
>
>  法大からドラフト5巡目で近鉄入団。ルーキーイヤーだった昨年は一軍出場わずか1試合だけだったが、今回の久米島では講習効果でまさに急成長。フリー打撃でも鋭い当たりを連発させ、「去年はとにかくきつかったけど今年は全然違う。(調子は)右肩上がりできていると思います」と日々の充実感を強調した。
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>  藤井、中村に続く第3捕手の座を6人で争う厳しい状況だが、新里は「順調にきています。練習メニューにも慣れてきたし、がんばりますよ」と自信をのぞかせる。あす16日から始まる日向での第2次キャンプ。にわかに台頭の“頭脳派捕手”が、ここでも引き続き注目を集めそうだ。
> (本間翼)

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> ★新里 賢(しんざと・けん)
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>  1981(昭和56)年4月12日、大阪府生まれの23歳。浪速高−法大。大学4年時に主将を務める。2004(平成16)年ドラフト5巡目で近鉄入団。分配ドラフトで今季から楽天移籍。昨季の一軍公式戦出場は1試合で率.000、0本塁打、0打点。独身。今季年俸840万円。背番号45。1メートル78、80キロ、右投げ右打ち。




一場と岩隈
練習中、ルーキーの一場(左)にさりげなくアドバイスを送る楽天・岩隈。すべてにおいて“投主”の自覚は十分だ
> 若きエースから大黒柱へ、岩隈“投主”の自覚十分
> 練習中、ルーキーの一場(左)にさりげなくアドバイスを送る楽天・岩隈。すべてにおいて“投主”の自覚は十分だ
>  近鉄の若きエースから、東北新球団・楽天の大黒柱として期待される岩隈久志投手(23)が極めて順調なうちに久米島キャンプを打ち上げた。
>
>  同地では遠投でフォームを固め、15勝を挙げた昨年より2日遅れの2月7日に初ブルペン入り。しなやかに伸びる真っすぐを36球、立たせた捕手に投げ込んだ。
>
>  「強く投げることを意識しました」という。独特の感覚を大事にする岩隈は以前、「捕手のずっと後ろに目標をイメージして、ミットを突き通すような球になれば大丈夫です」とコメントした。チェンジアップなどの変化球は真っすぐの走りに納得した後に投げ始める。
>
>  新天地での目標を「背番号と同じ21勝」と宣言した。ただ、実現には高いハードルが待ち構えている。開幕12連勝した昨年のような勢いを、苦手といわれる夏場以降も持続させ、昨年は登板がなかった破壊力のあるソフトバンク打線を封じなければならない。さらに楽天打線には近鉄打線のような強力な援護も期待できない。
>
>  そんな“逆風”を承知で岩隈はあえて楽天への移籍を選択した。そこには近鉄時代の2003(平成15)年に背番号『21』を譲り受けた盛田幸妃投手の存在がある。脳腫瘍(しゅよう)を克服し、精神力で投げ続けた尊敬する先輩から学んだことは大きな財産であり、いまでも「重みと責任」を感じている。
>
>  キャンプイン直前の1月27日。電話出演したラジオの生番組の中で田尾監督に「開幕、お願いしますよ」といわれた。「投手陣を引っ張る気持ちで、中5日…いや4日でもいきます」。うれしくて返事はつい弾んだ。
>
>  「勝つ投球を見せる」という右腕の照準は3月26日の開幕ロッテ戦(千葉マリン)、4月1日の地元開幕西武戦(フルキャスト宮城)にきっちり定まっている。

>
> ★一場、久米島に感謝「応援が励みになりました」
>  即戦力として期待される自由枠ルーキーの一場(明大)にとっては、プロ初キャンプの前半戦が終了。「課題はいろいろ見つかったので、これから紅白戦に投げたりして修正していきたいです」と気を引き締めた。2週間お世話になった久米島には「ファンの応援が励みになった」と感謝し、「この半月で22年間でしてきたのと同じくらいのサインをしました」と舌を出した。
>
>
★大広「課題は守備」
>  久米島キャンプ中、打撃面で首脳陣から大きな評価を得たD6位ルーキー・大広(東洋大)は「いいキャンプは送れていると思います。でも、とにかく課題は守備。向こう(日向)でもがんばりたいですね」と意気込んだ。慣れないプロ初キャンプで体の疲労はピークに達しており、きょう15日の休日は「爆睡ですよ」と第2ラウンドの日向キャンプに備える。




> 【田尾監督の名調子】投手陣は悩むくらい一軍候補がいるよ 楽天・田尾監督
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>  (久米島キャンプを打ち上げた田尾安志監督を直撃!)
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>  −−第1次キャンプの成果は
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>  「まあ、順調にきているという気はします。大きなけがもなく…。選手の気持ちも充実しているようですし、これからが勝負だと思います」
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>  −−一、二軍を一緒にしたことは
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>  「全員の能力をボクなりに把握できたかな。2週間でかなり見ることができましたね。デメリットを挙げれば、メンバーが多すぎて時間がかかったこと。練習ではちょっと行き届かなかった部分もあります」
>
>  −−新人6選手の評価はどうでしょう
>
>  「西谷(D4位・明大)は随所によさが出てました。大広(D6位・東洋大)は紅白戦を見ていると、まだまだゲームに慣れることが必要かなと…。塩川(D5位・東北福祉大)はちょっと遅れ気味。もうちょっとじっくりと見たい。平石(D7位・トヨタ自動車)は変に先入観を持たず、内容重視で見ていきたい。投手2人、一場(自由枠・明大)と渡辺(D2位・NTT東日本)は即戦力になってもらいたいですね」
>
>  −−外国人選手はどうでしょう
>
>  「ロペスは思った通り。デイモンは来るまで感じてたよりはよかったですね。走塁はちょっと寂しいけど、守備はやわらかいし…。ゲームでどれだけ内容を見せてくれるかでしょう」
>
>  −−投手陣について
>
>  「悩むぐらい一軍候補がいるんだよね。小野(投手コーチ)には変に先入観を持たず、競争させろと伝えてあります」
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>  〔写真:輪の中で選手に檄を飛ばす楽天・田尾監督。久米島キャンプを終え、16日からは仕上げの日向キャンプを迎える〕




> 猪木ビンタ!楽天に18日闘魂注入選手、球団関係者全員で円陣を作り1本締めで久米島キャンプを打ち上げた楽天
>  出陣のイヌワシに闘魂注入だ。楽天イーグルスの宮崎・日向第2次キャンプに燃える闘魂・アントニオ猪木(61)が訪問することが14日、明らかになった。球団創設初の対外試合になる巨人との練習試合前日の18日で、歴史的初陣に備えるナインを激励する。球団が現在積極的に行っているナインのメンタル面強化の一環でもあり、当然「闘魂ビンタ」のさく裂もあり得る。「モーニング娘。」「東北オールスターズ」に続き、強力応援団が現れる楽天はこの日、充実の沖縄・久米島第1次キャンプを打ち上げ、宮崎入りした。
>
>  久米島キャンプを打ち上げた楽天ナインはこの日、空路宮崎入りした。練習休日を挟んで明日16日から日向市で第2次キャンプをスタートさせる。田尾監督の「ここまでは戦うための調整。ここからが本当の戦いになる。チーム内の競争に勝って、相手チームを倒して欲しい」のゲキに、ナインは闘志を燃やさずにいられなかった。
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>  燃える闘魂。ならば、アントニオ猪木の登場だ。楽天側が海外滞在中の猪木サイドに連絡を入れたのは数日前だった。関係者に知人がいるのがきっかけだった。楽天は現在、メンタル面を強化して選手の潜在能力を引き出そうと努力している。その取り組みを聞いた猪木は座右の銘である「迷わず行けよ、行けば分かるさ」とばかりにキャンプ地訪問を快諾。日程の都合で練習時間だけの滞在となるが、グラウンドで練習を視察し激励することになった。タイミング的にも巨人戦の前日とあって、この上ない闘魂注入となる。
>
>  楽天はキャンプ期間中、夜間講義を実施。講師にプロスポーツ選手のメンタル指導に定評のある「スカンジナビア社」の杉沢修一氏を招き、能力発揮のアドバイスをしている。「すべての選手が持っているすべての技術を必要な時に発揮する」を目標に、感情トレーニングなどメンタル面の強化に当たっている。
>
>  杉沢氏によると、熱心に受講しているベテランの多くが、絶頂期を迎えた時すでに、メンタル面の「陰り」を迎えているという。例えばタイトル獲得経験がある選手なら、その獲得年に「なんでこんなに成績がいいのか分からない」とか「今後この成績を維持できるのか」など、マイナスの重圧を背負ってしまうケースがあるのだ。
>
>  分配ドラフト、合同トライアウトなどを経た楽天ナインの構成上、ベテランの「もうひと花」や、他球団を戦力外になった選手たちの奮起も重要になる。そこでも、猪木の強烈なプラス思考が重要になる。猪木はホームページでの05年の年頭あいさつで「私もまだまだ元気で、いろいろやりたいこと、やり残していること、さまざまな夢や目標に向かって進んでいます」と、常に前向きな姿勢をメッセージに記した。闘いはもちろん、さまざまな苦難をも乗り越えた猪木の「元気ですかー! 元気があればなんでもできる」の精神に触れるだけでも、「奮起のきっかけになる」と関係者は期待する。希望した場合になろうが「闘魂ビンタ」の後押しも受けられる。
>
>  キャンプの若手選手宿舎では「1、2、3、イーグルス!」の掛け声で、1日をスタートさせている。猪木もこの日ばかりは「イーグルス!」と叫ぶのか? 楽天キャンプは日向に飛んでもにぎやかダ〜ッ!!【久我悟】
> [2005/2/15/08:56 紙面から]




地元少年野球チームに見送られ久米島を後にする田尾監督

地元少年野球チームに見送られ久米島を後にする田尾監督

> 猪木 楽天の日向キャンプを激励訪問
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>  燃える闘魂アントニオ猪木(61)が新球団・楽天の2次キャンプ地、宮崎・日向を激励訪問することが14日分かった。今キャンプで精神面の講義を行っており、その一環としてアントニオ猪木がナインに闘魂を注入。現時点では18日を予定しており“闘魂ビンタ”が見舞われる可能性は十分で、勇気百倍で翌19日の巨人との練習試合(サンマリンスタジアム宮崎)に臨む。また楽天は同日、久米島1次キャンプを打ち上げ、日向入りした。
>
>  「元気ですかあ!?元気があれば何でもできる」。ついに楽天ナインの“心の師匠”がやってくる。今キャンプで選手は早朝体操を行っているが、最後は全員で拳を突き出し「1、2、3、イーグルス!」で締めていた。その生みの親のアントニオ猪木が楽天が2次キャンプを張る宮崎・日向にナインを激励に訪れる。
>
>  球団関係者は「楽天が精神面の講義を取り入れていることに猪木さんは共鳴してくれたので日向に来てくれることになりました」と説明。現在、業務提携を結ぶスポーツマネジメント会社「スカンヂナビア」が選手のコンディショニング面を請け負う一方、キャンプでは夜間講義を行い、一般教養から栄養学、メンタル面の強化などで幅広く選手をサポートしている。潜在能力を発揮するためのメンタル面の講義は選手に大好評だったが“最終兵器”に選ばれたのがアントニオ猪木だ。
>
>  「燃える闘魂」アントニオ猪木といえばブラジルで故力道山に見いだされて裸一貫で日本に渡り、トップレスラーに上り詰めた。楽天もプロ野球界に50年ぶりに新規参入。同じ裸一貫のスタートであることに変わりはない。闘魂を注入するには持ってこいの存在というわけだ。どんなパフォーマンスが飛び出すか。お約束の「闘魂ビンタ」も勇気ある希望者さえいれば披露されるのは間違いない。プロ野球選手では巨人・清原が01年11月の「PRIDE―17」でリングに登場し、猪木から強烈な一撃を見舞われたこともある。
>
>  “闘魂伝道師”の激励訪問は18日を予定。翌19日はチーム初の対外試合となる巨人との練習試合を控えている。既に田尾監督は「(先発は)朝井になるかもしれない」と話しており、チーム最年少の21歳右腕を抜てきする予定。気合で投げるタイプの朝井は「猪木さんは大好き。ぜひ闘魂を注入してもらいたいし、もちろんビンタしてもらいます」と目を輝かせる。闘魂注入で打倒・巨人へ。清原だって怖くはない。
>
>  ≪田尾監督 手応え≫田尾安志監督(51)は久米島キャンプ打ち上げに手応えを感じ取っていた。12球団で唯一の1、2軍合同キャンプ。メーン球場が1つしかないところで、66選手の大所帯では練習量に限りがあったが指揮官は「全選手の力が把握できた。(16日からの)日向ではどんどん(選手を)入れ替えていく」とサバイバルキャンプを予告した。
>
>  加えて二遊間の野手にツーポジション制を要求。二塁、遊撃を7人が争っている状況について「大島が二塁の時は二塁を守ってる人でも遊撃を守ってもらいたい。両方を守れるようにしてもらいたい」と話した。大島、高須、酒井、前田らは打撃、守備ともレベルがきっ抗しており、定位置争いは激しい。外野手についても、右翼の礒部以外は未定で「(外野手の)全員が中堅と左翼を守ってもらいたい」と奮起を促した。




アントニオ猪木が楽天に闘魂を注入する=1・4 新日本プロレス東京ドーム大会

アントニオ猪木が楽天に闘魂を注入する=1・4 新日本プロレス東京ドーム大会

> 楽天 猪木から“闘魂注入”だ
>  楽天が日向で行う第2次キャンプ中の18日にアントニオ・猪木を招くことが14日、分かった。プレーヤーサポートプログラムの「メンタルトレ」の一環で、楽天ナインに闘魂が注入される。
>
>  12日に久米島キャンプを訪れた「モーニング娘。」に続き、また大物ゲストの登場だ。燃える闘魂として、世代を超えたカリスマ。野球と格闘技の違いこそあれ、戦いの世界を勝ち抜く上で学ぶことは山ほどあるはず。
>
>  猪木の闘魂注入といえば、「闘魂ビンタ」に尽きる。百万の言葉より、一撃のビンタの「効」が優るのはいまさら言うまでもなく、球団も選手が臨むなら、ビンタの闘魂注入も容認する姿勢だ。
>
>  三木谷オーナーは「スポーツはハート、メンタルが95%じゃないかな」とし、キャンプに特別講師を招くと予告していたが、最高の適任者を用意した。田尾監督も「気が引き締まるね」と大歓迎だ。
>
>  キャンプでは朝の体操後、「1、2、3、イーグルス!」と全員で絶叫するのが恒例となっているが、18日は「1、2、3、ダーッ!」の雄叫びが日向にこだまするはずだ。




> チャリティー試合にアテネ10戦士+清原も バレンタイン監督は自らが提案したチャリティードリームゲームのポスターを手にPR
>  3月14日に東京ドームで開催される「新潟・中越地震、台風23号災害、スマトラ沖地震復興 プロ野球チャリティードリームゲーム」(日本野球機構主催、午後6時開始)の記者発表が14日、鹿児島市内のホテルで行われた。ジャパンドリームズ(日本人選抜)とフォーリンドリームズ(外国人選抜)が戦う。日本人選抜は西武松坂、楽天岩隈、ソフトバンク城島らアテネ五輪戦士10人に加え巨人清原、横浜佐々木、阪神金本らが顔をそろえる、まさにドリームチーム。入場料収入を含めた収益は各被災地への義援金に充てられる。
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>  プロ野球界が一体となって災害復興に協力する。会見に出席したロッテのバレンタイン監督は「野球はファンあってのもの。ファンの中にも被災された方がいる。恩返しできればいい」と説明した。「発表がバレンタインデーになった。(試合が行われる)ホワイトデーには別のプレゼントをしていただければ」と、多くの人のチャリティー参加を呼びかけた。
>
>  バレンタイン監督が昨年11月、プロ野球実行委員会の最中の瀬戸山球団代表の携帯電話に連絡を入れ、開催を呼びかけた。その場で各球団の賛同を得た。95年7月に福岡ドームで「関西大震災チャリティードリーム」が行われ、同じように同監督が外国人選抜の指揮を執った前例があった。「選手にも話したが、強い熱意を感じた。社会の災難に対して野球界の恩返しは大切だ」と語った。
>
>  既に球団や、選手個々人がそれぞれの復興に対してチャリティー活動を行っている。清原が昨年12月に新潟中越地震復興支援のため、現地を訪れ、2000本安打達成で受け取った功労金2000万円を義援金として寄付。スマトラ地震にはヤンキース松井が5000万円を寄付した。オリックスは台風被害にも積極的に義援活動を行い、日本人選抜を指揮する西武伊東監督は正力賞の賞金の一部を寄付した。今回はプロ野球機構が一体となってアクションを起こす。清原は「被災された方々のためにも精いっぱい、夢のあるプレーをしたい。その選抜メンバーに選んでもらえたことに感謝しています」とコメントした。
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>  アテネ戦士はもちろん、来日したばかりの新外国人も全面的に協力する。バレンタイン監督は「(開幕前に)これだけのタレントがそろった。所属リーグ以外の選手と戦える。今年は交流戦があるが、その序章になると思う」とも期待した。選手の着たユニホームは、オークションなどにかける予定で、同監督は「最高にエキサイティングなイベントになる」と胸を張っていた。
> [2005/2/15/08:55 紙面から]
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> 写真=バレンタイン監督は自らが提案したチャリティードリームゲームのポスターを手にPR


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