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20050207(月)


> 久米島初の2m超え!楽天・デイモンがキャンプ合流 デイモン
>  デカっ! 楽天の沖縄・久米島キャンプに6日、助っ人外国人のデイモン・マイナー内野手(31)が合流した。今季球界最長身の2メートル1で、1メートル92だった大相撲元関脇の高見山(現・東関親方)を抜き、島の“来訪者最長身記録”も塗り替えてしまった。4番候補は米国から空路22時間以上の移動の疲れや時差ボケも見せず、いきなりダッシュを敢行。体もエネルギーも、規格外の大物ぶりだ。〔写真:久米島は、誰もみたことがない2メートル超えの“最長身来島者”に大騒ぎ。だってデイモン、デケーんだモン=撮影・浅野直哉〕
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> ◇
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>  首が痛い。島中が、ヤツの顔を見上げた。デイモンだ。期待の大砲が、第2クール2日目でキャンプに合流した。
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>  「身長だけで十分、お客さんを呼べますね」
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>  空港で、偶然出会った宮城県の浅野史郎知事もホクホク顔。2メートル1。空港に降り立った瞬間、“記録”を更新。1メートル92の高見山超えだ。
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>  「20〜30年前、旅行でいらっしゃいました。それが一番大きい人だったんじゃないかな。島にそんな大きい人はいないし…」と、楽天協力会の島民男性は証言。元関脇を軽く抜き去り、久米島来訪者の長身新記録を樹立した。
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>  オクラホマ→ヒューストン→成田→羽田→那覇→久米島。「22時間以上も飛行機で飛んできたので、少し体が張っている」。ビジネスクラスだったが、この男にはエコノミー席と同じのはず。それが、どうだ。ランチにスパゲティミートソースの大盛りをペロリと平らげると、早速、グラウンドへ。もも上げやダッシュを繰り返すと、「きょうは打ったらダメなのか?」と、バットを握る素振りすら見せた。
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>  大リーグ・ジャイアンツ時代の02年は、あの新庄(現日本ハム)と同僚。「仲がよかった。対戦を楽しみにしている」。サインは色紙の隅に小さな字で書く。ダッシュ中、何度も腕時計でタイムを確認する。大リーグで目立った成績こそないが、意外にこまやかな性格は日本球界向きか。
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>  「均整が取れていて、顔つきも精かんだし、楽しみだね」と田尾監督。名字はマイナーだが、メジャー級の体。デイモン、デカイモン。きっとやってくれるはずだ。
> (結城正)
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>   ■楽天の他の外国人
>  投手陣では、元ヤクルトで02年最多勝のホッジス、昨年韓国・斗山で最多勝の左腕ラスの2人が、キャンプ2日目からブルペンで投げ込むなど、順調な仕上がり。カナダからやってくるマイエットは宮崎・日向での2次キャンプから合流予定で、近く元ダイエーのスクルメタとも契約する予定。打者では中軸候補のロペスが、フリー打撃で、首脳陣から好評価を受けている。この日、合流したデイモンを合わせて6人。競争は激しそうだ。
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河本がフリー打撃で360球
>  37歳のベテラン・河本がフリー打撃に登板。打者17人に360球、約1時間の熱投ショー。「指先の感覚を確かめたかったからね。1時間投げます、と自分から言い出したし、妥協しないようにやりました」と、心地よさそうに汗をぬぐった。中継ぎ、抑えでの実績は十分だが、田尾監督は「先発完投もできると思っている。(先発の)可能性はある」と高評価。
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> 【名言迷言】
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>  ◆野球教室で元気がなかった少年たちを笑顔で叱る楽天・カツノリ 「うーん。お前らはメシ食うことから始めないとダメだな!」
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>   ■東北の零年
>  球場での練習の模様は、インターネットでライブ中継され、久米島町のホームページから見ることができる。さすがIT球団と思いきや。実はこれ、すべて町の運営によるもの。新しいシステムを作ったわけでなく、島にある光通信網を利用している。
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>  意外なようだが、島中には光通信のネットワークが張り巡らされている。「離島で、通信がしっかりしていないと、取り残されちゃいますから」と、役場企画財政課の中村幸雄さん。ITでは、球団に負けていない。
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■この日のファンサービス
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>  小中学生183人を集めて野球教室。久米島の全少年野球人口が集結した?


【ザ・デイ(6日)】
楽天
久米島・450人
曇り一時雨、20度
岩隈、一場ら投手陣がマシン打撃を開始。交流戦対策の特別メニューがスタート



> 37歳、楽天・河本が志願の360球!先発猛アピール 河本育之投手
>  11年ぶりの先発が見えた! 楽天の河本育之投手(37)=前日本ハム=が6日、沖縄・久米島の春季キャンプでフリー打撃に登板。約60分、360球の熱投で首脳陣に猛アピール。田尾安志監督(51)は「先発で使う可能性は十分にある」と高い評価を与えた。活躍の場を新天地に求めたベテランが精力的な動きを見せ続けるつもりだ。〔写真:志願の360球。楽天の左腕・河本育之投手は精力的に打撃投手を務め先発をアピールした(撮影・戸加里真司)〕
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> ◇
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>  クルクルと打者が入れ替わる中、背番号「14」だけはマウンドを動かなかった。37歳のベテラン・河本がフリー打撃に登板し鷹野、飯田、星野など打者17人に対して、約1時間の“熱投ショー”。降板時の球数は360球を数える鉄腕ぶりを披露した。
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>  「この時期は肩を動かさなきゃいけないし、指先の感覚を確かめたかったからね。『1時間投げます』と自分から言い出したし、妥協しないようにやりました」
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>  自ら志願しての60分登板。ブルペンではわからないという打者との距離感や感覚を、ひとつひとつ確認した。
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>  ロッテ、巨人、日本ハムと渡り歩き、今季はプロ14年目。ロッテ時代には成本とともに抑えのエースを務めたベテラン左腕は、「気持ちを新たにして、イチからやっています」と、50年ぶりに誕生した新球団で再起をかけている。「ここまで(長時間)投げたことはない」というほどのハードな投げ込みを行ったのも、今季にかける気合の表れだった。
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>  異例の長時間投球で豊富なスタミナを披露したベテラン左腕には、田尾監督も目を丸くした。「中継ぎ型の投手といわれますけど、私は先発完投もできると思っている。(先発の)可能性は十分にありますよ」。中継ぎ、抑えで実績を挙げてきた河本の先発起用も示唆。本人は「先発? いやいや無理無理。きついよ。ペースがわかんないもん」とおどけたが、平成6年8月14日西武戦(西武)以来、11年ぶりの先発マウンドも見えてきた。
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>  また、この日の熱投はチームの雰囲気も一変させた。きょう7日に、同じくフリー打撃で登板予定のルーキー・渡辺は、「すごいですよね。僕も気合を入れて、『打たれないぞ』という気持ちで投げたいです」と闘魂を注入された様子。田尾監督は「あの年齢の選手があそこまでやっているのを見て、みんなも何か感じてくれたでしょう。僕もうれしく思いますよ」と笑顔を見せた。
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>  ベテランと若手の融合をテーマに掲げる楽天。黙々と練習に打ち込む巨人・桑田らと同年代の河本の存在は、イヌワシ軍団にとってなくてはならない貴重な財産だ。
> (本間翼)
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> 河本 育之(かわもと・やすゆき)
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>  1967(昭和42)年10月21日、山口県生まれ、37歳。田布施工高から新日鉄光を経て平成4年ドラフト2位でロッテ入団。12年巨人、16年日本ハム、17年楽天に移籍。9年にリーグ最多の25Sを挙げ、球宴にも2度(4、9年)出場。昨季は29試合に出場、1勝1敗0S、防御率2・86。通算成績は439試合、34勝41敗95S、防御率3・41。1メートル73、78キロ。左投げ左打ち。独身。今季年俸2000万円。背番号14。
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★カツノリ、小中学生に熱血指導
>  キャンプ最初の日曜日のこの日、島内の小中学生183人を集めて、野球教室が開かれた。熱血指導していたのは、カツノリ捕手(前巨人)。小学生捕手相手に、身ぶり手ぶりでキャッチングを伝授。最後は、礒部選手会長が、「この久米島からイーグルスに入るような選手が出てくれればいい。みんなレベルが高かったので、教えることは少なかったです」と、あいさつし、大拍手を受けていた。
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★一場…ダメ打だぁ
>  自由枠・一場(明大)とエース岩隈ら投手陣が、打撃練習を行った。指名打者制をとるパ・リーグとはいえ、今季はセ・リーグとも交流戦があり、そこでは、投手といえど打つ方も大事。とはいえ、どちらも快音とまではいかなかった。一場は「マシンの球が高くて…。ダメでしたね」と、ボソボソ。とりあえず、“本職”の方に期待だ。
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★守備の達人・佐竹、グラブ5個持参
>  昨季も6つのポジションをこなした佐竹(前オリックス)が、楽天でも内外野でノックを受けている。「コーチからは全部やれと、いわれています。大変ですけど楽しいですよ」。今キャンプに持ち込んだグラブは実に5つ。さらにファーストミットも取り寄せ中だとか。「第2クールが一番きつい時期だけど、頑張っていきたいですね」。守備職人の猛アピールは続く




> 【田尾監督の名調子】久米島の方々に少しでも恩返し 田尾監督(中央)
>  (今キャンプ初めての野球教室に参加しながら)
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>  −−全員参加なので選手の方が多いくらいですね
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>  「でも子供たちにとって選手と接することが思い出になるからね。よかったんじゃないかな」
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>  −−みんな真剣な表情ですね
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>  「逆に選手の方が子供たちから、『何か盗んでやるぞ』っていうような顔してるなぁ」
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>  −−こういう機会は増やしていきたいですね
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>  「お世話になった久米島の方々に少しでも恩返しになればいい。この中からプロになる選手が出てくるかもしれないし」
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>  (練習終了後報道陣に囲まれて)
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>  −−デイモンが合流しました
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>  「もっとでっぷりした人かと思ったら、かなり均整のとれた体つきですね。顔つきも精かんだし、楽しみです」
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>  −−シートノックでの外野手の動きはどうですか?
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>  「かなりまとまってるね。川口の肩はちょっと落ちますけどね…。非常にしまったノックをしているなという感じ」
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>  −−投手陣もマシン打撃を始めました
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>  「交流試合では打席に入る機会もありますからね。(打撃がいいと)自分が一番助かりますから」
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>  −−9人目の打者ですね
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>  「打つのが悪い投手だと、1〜2点負けている時にどうしても代打を出されてしまいますから。大事なことだと思いますよ」
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>  〔写真:デイモン(左)の練習を見た田尾監督(中央)は、その後説明するキーナートGM(手前)の話を聞きながら、悦に入っていた〕




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