ロゴマークは…ｍＯっ(*ﾟ▽ﾟ)これだっ！
そして球団旗と帽子は…ｍＯっ(*ﾟ▽ﾟ)これだっ！
プロ野球の仙台新球団、楽天ゴールデンイーグルスは７日、仙台市内のホテルでドラフト獲得選手の入団発表を行った。即戦力の期待が高い自由枠の一場靖弘投手（２２）＝明大＝、５巡目指名で獲得した“地元”の塩川達也内野手（２１）＝東北福祉大＝らルーキー６選手が勢ぞろい。本日はその飛翔を祈念し、晴れてひな壇に座った栄光の『楽天１期生』をドドーンと紹介だ。また同日、仙台市宮城野区で同球団の事務所開きも行われ、出席した三木谷浩史オーナー（３９）が「仙台、宮城、東北の皆さんと二人三脚で盛り上げたい」と改めて地域密着をアピールした。
〔写真：田尾監督（右から４人目）、島田球団社長（同５人）目を中心に飛翔を誓う楽天のルーキー６選手。若きイヌ鷲たちが仙台を熱くする（撮影・財満朝則）〕
★笑顔戻って口もなめらか「目標は新人王」
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自由枠で入団の一場に笑顔が戻った。巨人、横浜、阪神からの金銭授受が明らかになり、１０月２８日には髪を短く切っての謝罪会見。「ルールを破って恥ずかしい…」と沈痛の表情を浮かべた男が、この日は新たなスタートの抱負を掲げた。
「１年目の目標は新人王。ボクら１期生は即戦力として期待されているので、協力してがんばります。仙台市の誇りといってもらえる活躍をしたいです」
好きな食べ物を聞かれると「萩の月」と冗談を飛ばした。１年目から先発ローテ入りが期待される逸材。ＭＡＸ１５４キロの真っすぐにスライダー、フォークもキレ味鋭い。
これで気持ちに余裕が戻れば恐いモノはないはずだ。イヌ鷲の羽根をモチーフにした球団ロゴを見た若きエース候補は「自分たちも羽ばたける」と言葉に力を込めた。
★強気２６歳「早く初勝利を挙げたい」
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新人６選手中で最年長の２６歳。２巡目指名の渡辺は、終始落ち着いた表情だった。ドラフト会議後、巨人前オーナーに似た名前ばかりが注目されたが、もちろん本人は実力勝負を目指している。
「プロの実感が湧いてきました。日本ハムの小笠原選手と勝負したいですね。どの球もフルスイングする打者なので、自分の力がどれだけ通用するか試したい。球のキレとマウンドさばきには自信があります」
首位打者２度の球界を代表する左打者に挑戦状を叩きつけた。左対左には絶対の自信をもっている。最大の武器は打者の視界から消えるスクリューボール。技巧派左腕の魔球に注目が集まる。
「先発ローテーションに入って、１日も早く初勝利を挙げたい」という強気のコメントも魅力。登録名は普通に「渡辺」でも、その存在は十分に目立ちそうだ。
★５０メートル６秒１の俊足でチーム引っ張る
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４巡目指名の西谷は、塩谷と並ぶ将来のチームーリーダー候補。入団のあいさつも律儀で真面目。人柄のよさが漂った。
「自分はいま、支えてくれた方々に対し“ありがとうございます”の気持ちで一杯です。一軍入りを目指し、チームの優勝のために働きます。堅実な守備、確率の高い打率でアピールしたいと思います。以上です」
前日（６日）、仙台の街を初めて探索した。きれいな夜景を見て「早く住みたい」と杜の都に一発で惚れ込む。１週間に１度は焼肉を食べるという“肉党”は「好きな食べ物は牛タンです」とキッパリ。希望球団に入団できたうれしさを噛み締めていた。
抜群のバットコントロールに５０メートル走は６秒１の俊足。チームを引っ張る核弾頭として期待されている。
★西武・松坂とエール交換
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『松坂世代』の一角として活躍を誓ったのは７巡目指名の平石だった。ＰＬ学園時代、横浜との延長十七回死闘を演じたのはいまでも誇り。そして対戦した松坂（西武）とはそれ以来の親友だ。
「ドラフトの日に松坂から電話が入りました。“ホントよかった。でも同じパ・リーグなので、もう電話はしない”といわれました。“打たれなくない”といわれることは光栄です」
同志社大卒業後、２年間はトヨタ自動車で社会人野球も経験。プロ入りまで遠回りしたが、その分は松坂とは違う形で力を蓄えた。
「（メジャーに行かず）松坂には日本にいてくれないと困りますけど…。自分は年なので、足元を見据えながらも早く一軍でレギュラーを奪いたいです」
名勝負再び。高校時代に果たせなかった『打倒・松坂』を誓った。
★ド迫力の打撃「Ａ・ロッド目指す」
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６巡目指名の大広は桐生一時代、一場とチームメートだった。それぞれが違う大学に進み楽天で再合体。お互いを切磋琢磨してチームを常勝軍団に導く決意だ。
「迫力のある打撃をするのが、自分の持ち味だと思います。目標の選手はヤンキースのＡ・ロドリゲス。何かやってくれるという打席の雰囲気で“楽天の大広”と呼ばれるようにしたいです」
決してメジャー志向ではない。勝負強さをアピールして、一場を援護するのが己の役目。そのためにはまず、開幕一軍が当面の目標だ。
「早く一軍のレギュラーになりたいですね。シーズンを終えて、悔いのない１日１日を送ってきたかを振り返りたいと思います」
好物は焼肉ながら、仙台名物の牛タンはイマイチ苦手という大広。対戦するプロの投手と同時に牛タンも“攻略”したい。
★「日本一に…」地元の期待ヒシヒシ
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兵庫県は神戸市出身も、東北福祉大（仙台市）の主力選手として４年間活躍。入団発表の席上、『地元出身ルーキー第１号』として一番大きな拍手を受けたのが５巡目指名の塩川だった。
「感謝と緊張で、いまはゴチャゴチャになっていますが、最高の舞台で野球ができる状況を与えてもらった実感がします」
今春の全日本大学選手権優勝校の主将、その後の日米大学野球でも全日本の主将も務め、冷静沈着さは折り紙付き。『楽天１期生』のリーダー役としての期待もかかる。
「守りを中心に長打も兼ね備え、いろいろ対応できる打撃がセールスポイントです。個人的な目標はオリックスの谷（佳知）選手。チームの目標は日本一です」
走攻守三拍子が揃い、開幕一軍も濃厚な即戦力遊撃手。一場との新人王争いを大いに期待したいところだ。
★二軍本拠地決定も問題山積み
東北全体の発展には理解を示すが、当事者たちは大変。前日（６日）、イースタンリーグ運営委で楽天の二軍本拠地が山形市と承認されたが、松井二軍監督の胸中は複雑。当初の有力候補地は一軍と同じ仙台市で、施設も今季限りで解散した社会人野球のＪＴから譲り受ける構想だっただけに「気候や設備、スタッフの宿舎をどこにするかなど、考えなければいけないことがたくさんあります」。新球団のスタートといっても、軌道に乗るまでは時間がかかりそうだ。
★事務所お披露目
楽天新球団の事務所開きでは出席した三木谷オーナーが「地元密着型として、二人三脚でやっていきたい」と熱い口調であいさつ。さらに仙台市長、宮城県知事（代理）、地元商工会の代表らの祝辞後、盛大な鏡開きも行われた。“新拠点”は仙台駅東口から徒歩１０分、宮城球場まで徒歩５分ほどにあるビルの４階で、７部屋の総床面積は４１７平方メートル。楽天が本業とするインターネットショップ出店者向けの研修室『楽天大学』も併設されている。
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前日 前日(交流戦日程正式決定！イヌワシ×巨人＆岩隈問題でコミッショナー事務局クソ発言＆クソ楽天＆会津高の双子が六大学入学 ほか) |
同日 同日(セ日程発表＆腰抜け事務局＆仰木監督殿堂入り記念パーティ＆イーグルス球団ロゴ発表と入団会見＆桑田、木佐貫契約更改 ほか) |
翌日 翌日(聖光の本間君がシダックスへ！ヽ(ﾟ▽ﾟ*)ノ＆パ日程発表＆岩隈問題＆古田さん情報＆漢黒田契約更改＆セーブの値段＆バカ口情報 ほか) ･ |
楽天の自由獲得枠ルーキー・一場靖弘投手（２２）＝明大＝が７日、仙台市内で行われた入団発表の席上、早くも将来の米大リーグ移籍希望を表明。新規参入球団に、なくてはならないエース候補が胸もとへ“直球”をビシッ。これを受けた三木谷浩史オーナー（３９）も、ポスティングシステム（入札制度）での移籍をにおわせる“約束手形”をバシッ。さすが大物新人とＩＴ長者！？〔写真：入団発表で立ち上がったときロゴマークと重なり、まさに羽ばたこうという一場ら、楽天のニューフェース。（左から）大広、西谷、島田球団社長、田尾監督、渡辺、塩川、平石＝撮影・財満朝則〕
