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20040626(土) 巨×ヤ 第二戦@神宮

> 上原が巨人連敗止めた!打線も爆発8得点
> <巨人8−2ヤクルト>◇26日◇神宮
>  この男に「ストッパー」の称号を与えよう。巨人上原浩治投手(29)が、チームをドロ沼から救った。ヤクルト打線を8回まで2失点。故障明けからの4連勝で6勝目を挙げた。前日には、投手陣が3試合連続2ケタ失点の球団ワースト記録を樹立し、今季2度目の5連敗を喫していた。梅雨のお湿り状態だった打線も、エースの力投でよみがえり15安打8点の大量援護。寝苦しい夜、G党にはこれ以上ないウサ晴らしとなった。
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>  吹き出る汗が、止まらない。だが何としても止めなければならないものがあった。「投壊」現象、そしてチームの連敗地獄。あるのはエースの意地だった。梅雨の合間の、まるで蒸し風呂状態の神宮のマウンドでも、上原は負けなかった。「今日は蒸し暑いしここまで、という感じでした」。完投こそ次回にお預けとなったが、8回2失点で6勝目。負ければ今季チーム初となる6連敗を阻止し、球団史上初の3試合連続2ケタ失点中という重苦しい雰囲気を、鮮やかに吹き飛ばした。
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>  苦しい局面もあった。2−1と勝ち越した4回。安打と死球で無死一、二塁とされ、さらに重盗でピンチが広がる。上原も「あそこがポイントになった」という場面。だが、そこはエース。鈴木以下3人を全員フォークで空振り三振に仕留めた。「あそこで抑えてくれたから次(5回の猛攻)があったんじゃないの? あの辺が上原で、エースとしてのピッチングじゃないか」。前日、投手陣を斬った堀内監督も、ほめちぎる以外、言葉はなかった。
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>  前日、高橋由とともにアテネ五輪の日本代表に選出された。代表でもエース格として期待される右腕は「最近、巨人の投手陣がいろいろ言われているので(五輪期間に)抜けるのはつらい」と打ち明けた。その分、今のうちに勝っておかなければならない。この日も7回までの予定だったが「もう1回」と直訴。池谷投手コーチも「五輪に選ばれたことが励みになっているんじゃないか」と上原の自覚の強さを感じ取った。
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>  6月はこれで3連勝。「オレもジメジメした性格だから」という得意の季節に、これで神宮では02年7月27日以降8連勝と相性抜群のヤクルトを無難に抑え、チームの危機を救った。堀内監督も「一段落だね。ま、まだ分からんよ。でも、エースで止めたからね」と久しぶりに表情を緩めた。長いトンネルをやっと脱したが、エースと4番が抜けるまで残り約1カ月。1日でも早く「梅雨明け宣言」といきたいところだ。【金子真仁】
> [2004/6/27/09:54 紙面から]

やりました上原!連敗脱出です(^o^)/
むむむ…上原の好投、見たかったが…



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