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20040530(日) 巨×横 第三戦@東京ドーム 清原2発(^o^)/
とりあえず、二日酔いも吹き飛ぶ豪快な2発!
> 巨人清原今季初2発!2000安打まであと5
> <巨人7−3横浜>◇30日◇東京ドーム
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> 巨人清原和博内野手(36)が今季初の2本塁打を放ち、2000安打まであと5本とした。
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> 1本目は1−0の3回1死一、三塁。清原はチャンスで迎えた打席に「走者をかえすことだけを考えていた」という。吉見の3球目。真ん中直球を完ぺきにとらえると、打球は天井に届きそうなぐらいに高々と弧を描き、左中間席へ飛び込んだ。さらに6回。今度は高め直球を強振すると打球は1本目と同じような軌道を描いてスタンドに消えた。今季初の1試合2発。これで通算487本塁打として、一気に大杉(ヤクルト)を抜き、歴代単独8位に浮上した。
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> これで通算2000安打にあと5本。ペタジーニとの併用が続き、ベンチを温めることも多い。ともすれば切れかける気持ちを、ファンの声援が後押ししてくれている。「ファンのみなさんが僕の気持ち、心の内を分かってくれている。その声援に応えるためにも区切りは是非、本塁打で決めたい」。背番号「5」はきっぱりと言い切った。
> [2004/5/30/22:26]
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> 巨人5連勝!清原2連発、歴代単独8位の487号
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> (セ・リーグ、巨人7−3横浜、10回戦、巨人6勝4敗、30日、東京ドーム)魂のひと振りにドームが揺れた。これぞ、アーチスト。これぞ、清原。三回、背番号「5」が豪快に左中間席にぶち込んだ。横浜を粉砕する6号3ランは通算486号。『月に向かって打て』で有名な故・大杉勝男氏に肩を並べた。
> 「ほんま、うれしいです。大杉さんみたいな打球だったけど、ドームじゃ屋根に当たってしまうよね」
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> 豪快に笑い飛ばした清原だが、もちろん、それだけで満足するはずがない。G党の血中アドレナリンがマックスに達したのは六回だった。初球を捕らえた打球は、左中間席最前列に飛び込む3年ぶりの2打席連弾。歴代本塁打記録で単独8位に立った瞬間だった。
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> 「僕の“火事場の馬鹿力”でギリギリに入ってくれました。みなさんの声援のおかげです」
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> お立ち台で右翼席の“清原信者”に最大級の感謝の意。そして、一気に抜き去った大杉氏との思い出に浸った。「豪傑な大杉さんは僕のあこがれでした。迫力があって、なかなかしゃべれない威圧感のある方でした」。西武に入団した清原に「頑張れよ」と声をかけてくれた大杉氏への最高の恩返し。豪快な中にも後輩を思いやる清原の“原型”が、そこにある。
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> 22日に死球を負った左手小指にはキツくテーピングを巻いたまま。それでもファンの期待が本塁打にあることは重々、承知している。あと5本に迫った通算2000安打にも「いつになるかは分からないけれど、最後はホームランで決めたいと強く思っています」と高らかに一発宣言した。
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> チーム本塁打も史上最速の5月100発を達成し、今季2度目の5連勝で首位・中日に肉薄。「仁志と清原の4発で試合の流れが決まった」と堀内監督も絶賛の激弾勝利だった。さあ、いよいよファイナル・カウントダウン。『清原ウイーク』が6月の声とともに幕を開く。
> (山田 貴史)
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> ◆清原の今後の起用法について巨人・須藤ヘッド 「スタメンで力を発揮するタイプ。起用は監督が決めることだけど、できるだけチャンスを与えたい」
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> ■大杉 勝男(おおすぎ・かつお)
> 昭和20年3月5日、岡山県出身。40年、東映(現日本ハム)にテスト入団。3年目に飯島滋也コーチから「月に向かって打て」と指導され長距離打者として開眼した。50年ヤクルトに移籍し、58年引退。通算成績は19年間で2235試合、打率.287、486本塁打、1507打点。本塁打王2度、打点王2度。58年に両リーグ1000安打を記録。解説者を経て平成2年、大洋打撃コーチ。3年に退団し、翌4年、肝臓がんで急死。享年47。9年に殿堂入り。
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> ■データBOX
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> (1)巨人・清原の1試合2本塁打は、昨年7月20日の横浜戦(横浜)以来。2打席連続は平成13年8月2日の中日戦(東京ドーム)以来3年ぶり。通算本塁打数は487本となり、大杉勝男(ヤクルト=486本)を抜いて歴代8位に浮上した。なお、通算2000安打には、あと5安打。
> (2)巨人の3連戦3連勝は、4月9−11日のヤクルト1−3回戦(東京ドーム)以来で今季2度目。横浜戦の3連戦3連勝は、昨年8月19−21日の24−26回戦(東京ドーム)以来。
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> ■歴代本塁打10傑■
> 順 本 選 手 (所属)
> 1 868 王 貞治(巨人)
> 2 657 野村 克也(西武)
> 3 567 門田 博光(ダイエー)
> 4 536 山本 浩二(広島)
> 5 510 落合 博満(日本ハム)
> 6 504 張本 勲(ロッテ)
> 6 504 衣笠 祥雄(広島)
> 8 487 ★清原 和博(巨人)
> 9 486 大杉 勝男(ヤクルト)
> 10 474 田淵 幸一(西武)
> 【注】★は現役で成績は30日現在。
> 所属は最終所属球団
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> ★小久保が右足首を痛めて途中交代
> 巨人・小久保裕紀内野手(32)が、30日の横浜10回戦(東京ドーム)の四回守備で、佐伯の邪飛を追った際に右足首を痛めて途中交代した。ねんざとみられ、31日に都内の病院で検査を受け、出場選手登録を抹消する必要があるかどうかを判断する。
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> 交代後は患部を冷やし、自力で歩いて車に乗り込んだ小久保は「1歩目を踏み出したとき、ピキッと音がした。あまり腫れていないし、大したことはないと思う」と話した。堀内監督は「筋を伸ばした感じだ。あしたになってみないとわからない」と、昨年手術した右ひざでなかったことがわかり安心していた。
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> ◆右足首故障で退場した小久保に代わり、3試合ぶりに出場した巨人・江藤 「オレはいいから小久保のことを心配してあげて」
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> 清原3年ぶり連発!歴代8位487号
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> <巨人7−3横浜>◇30日◇東京ドーム
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> 巨人清原和博内野手(36)が、2打席連続本塁打で2000本安打まであと5とした。2−0で迎えた3回に中越えへ3ランを放つと、6回にも左越えにダメ押しソロ。出番が限られる中、3年ぶりの連発で5連勝に貢献してみせた。明日6月1日から、師と仰ぐ落合監督率いる中日との3連戦(東京ドーム)で、2000本に到達する可能性が高まってきた。また仁志の先頭打者弾で、史上最速でチーム100本塁打に到達した。
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> しばきあげた。まさにそんな打球だった。3回1死一、三塁。バックスクリーン左へ6号3ランをドカン!。豪快なひと振りに、5万5000人の観衆もド肝を抜かれた。6回には左中間へ、3年ぶりの2打席連発をたたき込んだ。2000本安打へのカウントダウンを加速させる2発は、意義深い記録を刻むものともなった。
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> 仁志の先頭打者弾で今季チーム100発に到達した試合に彩りを添え、通算487本はヤクルト大杉勝男氏(故人)を抜いて歴代8位に躍り出た。「気合や。それだけです。大杉さんのように『月に向かって打て』のような打球だったけど、ドームでは天井に当たってしまうよね。若いころ『頑張れ』と声をかけてもらったが、迫力、威圧感があって、なかなかしゃべれなかった。豪傑なところにあこがれていたから、うれしいし興奮してます」と余韻に浸った。
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> 今季、四球、本塁打数など歴代記録に次々と名を記している。「山本浩二さん(現広島監督=通算536本塁打)や、落合さん(現中日監督=通算510本塁打)とか、高校出のプロ入りでなくて、あの通算成績やろ。すごいよなあ。その数字を目指せてやれるのは幸せなことや」。偉大な先輩の記録は1つの心の支えでもある。
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> そんな先輩から以前受けたアドバイスが、好調をキープするヒントとなった。ペタジーニとの「併用」で出番が減って数少ないチャンス。開幕当初から「結果を出したい」気持ちで自然と力んだ。だが、5月中旬に左手親指付け根の持病が悪化。そのとき、忘れていた言葉を思い出した。「親のカタキでも討つように力んでどうするんだ。おまえは軽く振っても遠くへ飛んでいくんだから、子供を抱くような力で軽く打て」。4年前、開幕からケガでマルティネスの控えに甘んじて、今季と似たシーズンがあった。当時、野球評論家の落合氏からアドバイスされた言葉だった。
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> 相変わらず続く日替わりスタメンの状況の中、結果ばかりを求めず、打席では肩の力を抜いた。今季13安打で、ペタジーニ(6本)を抜く7本塁打。「リラックスして打席に立てるようになった。精神的にも余裕が出てきた」と強調した。
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> いよいよ2000本安打へあと5本。「やっぱりファンも僕の心のうちを分かってくれている。その声援に何とか応えたいから、ホームランで決めたい気持ちはある」。明日6月1日からは、東京ドームで、師・落合監督率いる中日と戦う。近くて遠かった大記録が、手の届くところにきた。【平井勉】
> [2004/5/31/08:36 紙面から]
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> G仁志も2発!47試合目でチーム通算100号
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> (セ・リーグ、巨人7−3横浜、10回戦、巨人6勝4敗、30日、東京ドーム)1球あれば、十分だった。仁志が一回、横浜の先発・吉見の初球の直球をたたくと、左中間スタンドに一直線。プロ野球最速となる47試合目でのチーム通算100号をあっさり達成だ。
> 「会心の当たり。試合の主導権を握る意味でも1人で1球で1点をとれるのは気持ちいいね」
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> 七回の第4打席でも、2番手のデニー友利から左中間にソロ。この一撃でチーム通算103号。シーズン307本ペースは、昭和55年に近鉄が記録したシーズン通算本塁打記録の239本を軽々超える計算だ。『史上最強打線』の驚異的な破壊力は相変わらずだが、仁志は「それは3番から8番のこと。2番の清水? そう思っていなかったら悪いな」と笑った。
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> 試合後のお立ち台で、ヒーローに贈られるジャビット人形を大切に抱えた。「うちの娘は、ドームに見にくると(人形が)もらえると勘違いしているんだ」。自らの勝ち越し打で逆転勝ちした28日の横浜戦も、応援に訪れた長女・愛梨ちゃん(4)は“勝利の女神”だった。「最近、おれが野球選手ってことをわかってきたみたい」。昨季は左足首のけがもあり、終盤は先発漏れ。トレード要員にまで名前があがった男は、完全復活の姿をまな娘の脳裏に焼き付けることが、発奮材料だ。
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> 「最初にダメージを与えたのが仁志の本塁打。4本とも意味のある本塁打だった。首位の中日? 久しぶりだし気合を入れていくよ」。堀内監督も6月1日からの首位決戦に、早くも鼻息を荒くした。最強の切り込み隊長は、さらにターボエンジンをフル稼働させる。
> (林 健太郎)
> ★久保が8回3失点で4勝目
> 先発の久保は8回を7安打3失点の好投で4勝目。スタミナが切れた八回、4安打を集中され2失点、目前で完投こそ逃したものの白星に笑顔。試合終了後には打のヒーロー清原から手荒い祝福を受け「勝ったら必ずボディーブローをくれるんで。負けたらもらえませんから」と白い歯をこぼした。
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> ◆久保について巨人・池谷投手コーチ 「六回にバランスを崩し、軸足に少し不安が出たからね。あれがなげれば完投していたでしょう」
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> ★ランデルが3連投で3タテに貢献
> 4点リードの九回にはランデルが登板、無失点に抑えた。この横浜3連戦は3連投となったが3試合とも得点を許さず3タテに貢献。「毎日投げるのは確かに大変だが、これが自分の仕事。しっかりできるよう頑張っているよ」。新外国人投手、コーリーの来日後はこれで5試合連続無失点。ライバルの加入がいい刺激となっている。
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> ★コーリーに連投テスト
> リリーフ投手として期待の新外国人コーリーに連投テストが課されることになった。1日のイースタン、ロッテ戦(浦和)と2日の同戦(ジャイアンツ球場)で抑え登板する見通し。関本二軍投手コーチは「こちらも見てみたいし、本人も(連投を)やりたいと言ってきた」とベールを脱ぐ新戦力に期待大。
> (ジャイアンツ球場)
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> ★高橋尚が1カ所打撃に登板
> 左足首ねんざで戦列を離れている高橋尚が1カ所打撃に登板。二軍の斎藤、岩館、横川に対して56球を投げこみ、打者に対する感触を確かめた。「順調にきてるね」と充実の笑顔。6月2日のイースタン・ロッテ戦(ジャイアンツ球場)を含めて2、3試合に登板後、一軍昇格となる見通しだ。
> (ジャイアンツ球場)
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