音符と休符

音符と休符の名称は、全音符全休符分けた数字がそれぞれの名称となっています
(例)全音符を2つに分けた長さの音符を『2分音符




    音符と休符の種類 
音符 名称(長さの表示) 休符 名称(長さの表示)
全音符 全休符
2分音符
(全音符の1/2の長さ)
2分休符
(全休符の1/2の長さ)
4分音符
(全音符の1/4の長さ)
4分休符
(全休符の1/4の長さ)
8分音符
(全音符の1/8の長さ)
8分休符
(全休符の1/8の長さ)
16分音符
(全音符の1/16の長さ)
16分休符
(全休符の1/16の長さ)


32分音符
64分音符

続く


続く
32分休符
64分休符

続く


   各音符の長さの比較


   各音符の長さの比較





付点音符、付点休符について

付点の付いた音符と休符は、付いた音符、休符の拍の長さにその1/2の拍の長さを加えた拍数となります。
 付点音符の場合
◇付点2分音符 ◇付点4分音符 ◇付点8分音符
+ + +
 付点休符の場合
◇付点全休符 ◇付点2分休符 ◇付点4分休符
+ + +






複付点音符、複付点休符について
付いた音符や休符の長さ+その1/2の長さ+1/4の長さを示します。


複付点音符の場合
◇複付点2分音符 ◇複付点4分音符 ◇複付点8分音符
+ + + + + +

複付点休符の場合


複付点休符はあまり使われません。 
◇複付点全休符 ◇複付点2分休符 ◇複付点4分休符
+ + + + + +



タイ(Tie)

タイ
(Tie)
表示の約束
(1)曲線(弧線)で結ばれている音符同士であること
(2)隣の音であること(同じ小節内、異なる小節同士)
(3)同じ高さの音であること
(1)(2)(3)の約束を備えたものがタイ(Tie)です

タイ
(Tie)
効果
・タイ(Tie)で結ばれた音符同士の拍数の合計を演奏します


タイ(Tie)とスラー(slur)の違い


スラー(slur) タイ(Tie)
【隣の音より先の音まで示されている】 【隣の音で、しかも同じ音】
【隣の音でも同じ音ではない】 【小節を超えても隣の音で、
しかも同じ音ならばタイ(Tie)

タイ(Tie)の使われ方の注意

例(1) 小節を超えても隣の音なら
タイ(Tie)です。
例(2) 隣の音同士であるが、よく
見ると異なる音であるから

タイではなくスラーです。
例(3) 隣の音同士であるば、複数
の小節にまたがってもタイ
です。


細かい拍数が必要なリズムは、タイを使って表します。