新学期が始まった先週は、スケジュールが変わったせいか毎日あわただしく、あっという間に過ぎてしましました。
今日は、年度始め恒例の、先生方全員でのワックスがけ。
全ての荷物をあっちにまとめ、こっちにまとめ、少しずつワックスをかけていました。
すると、「ピンポーン」お客様です。
ドアをあけると、見覚えのあるロマンスグレーの紳士が・・・「入会の手続きに参りました。」
あああっ!Iさんだ!(しかも突然。しかも大掃除中)
Iさんは、教室オープン当初、ピアノを習いに来ていた生徒さんです。第一の勤めを終えられ、それまで独学なさっていた念願のピアノのレッスンを始められました。最初に持っていらした曲がショパンのノクターンで、お人柄どおり、丁寧に一音一音奏でられるのが印象的でした。
しかし、2年前の春、第二のお勤めということで2年の期限付きで宮崎に赴任されました。「必ず戻ってきます」というお言葉を残して・・・
そして、今日の突然の訪問となったわけです。五日に戻ってこられたそうですが、スーツを着ていらしたせいか、宮崎から帰宅した足でいらしたのかと錯覚しちゃいました。
さっそく明日からレッスン再開だそうです。
どっこらしょっと腰を下ろしてしまわず、すぐ行動なさるのが、Iさんのお若さの秘訣なんでしょうね。次のお弾き初め会が、今から楽しみです。
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