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レッスンダイアリー

日々のレッスンの様子や、感じたことを書いていきます。
レッスン以外の話も多くなると思いますが・・・
2005/09/29(木)    特等席
学齢ごとにこども達をずっと見ていると、年齢によるさまざまな特徴が見てとれます。
その一つに私をとりまく「位置どり」というのがあります。1才、2才のクラスでは、おかあさんのそばにいたいということもあり、なんとなく私を中心に遠巻きに集まるという感じですが、3才児クラスになると、状況が一変します。カード遊びなど、先生の周りで座ってする活動の時、8人全員が「先生の真ん前」の位置をとるために激しくせめぎ合います。彼らにとっては、まさに「自分が中心」という考えの絶頂期なのでしょう。少しのすきまに膝を割り入れて、なんとかいいポジションを確保しようと必死。どうやら特等席は、私と自分の膝小僧がぴったりくっつく位置のようです。カードを置く余地もありません。毎回毎回レッスンでこのような攻防が見られる3才クラスですが、不思議なことに4才クラスに上がるころには、きれいな扇型に座れるようになります。人にゆずってあげようとか、少し離れた方が全体がよく見えるということに気づくせいでしょうか。
大学の講義とか、大人の研修では、なんとなく一番前の席は空いてしまうものなのにね。位置取りひとつでも、人間っていろいろ変わるものだなあ。
2005/09/20(火)    読書の秋!?-2-
もう一冊、ちばいち支局スタッフ内で遅ればせながら流行っているのが、「博士の愛した数式」という本です。一昨年の発刊で、数々の賞も得ているみたいなので、読んだ方も多いかしら。心を捕まれる部分はいくつかあるのですが、私が面白いと思ったのは、博士(数学の)が、小学生に算数を教えるところ。文章題であれ、単純な計算であれ、まず問題を音読させる・・・・という部分。「問題にはリズムがあり、音楽と同じ。口に出してそのリズムに乗っかれば、問題の全体を眺めたり、見当がつくようになる。」というくだりです。
また、この小説自体、とても文章にリズムがあり、読みやすく美しいのです。
そこで、私は(みなさんもそうなのかもしれないけれど)自分が文章を読むときの癖に思い当たりました。全ての文章を、画像などとしてでなく、音として、頭の中で再現する癖です。これは、小説に限らず、何かの説明書だったり、ご案内の文書だったり・・・。
もちろんリズムのみならず、強弱・声質なども選んで、私は全ての文章を心の中で音読します。だから、本を読むのは人一倍遅いです。でも、美しいリズムを持った文章は、それだけで音楽のように音として心に働きかけてきます。
だから、数学の専門の博士が算数の問題と音楽にリズムという共通点があると言ったところに、なんともうれしくなりました。
 
 
2005/09/17(土)    読書の秋!?
長い夏休みの後、9月に入ってからはずっと秋開講の1歳児クラスの準備に追われ、ダイアリーもずっとさぼっていました。そうするうちに9月ももう半ば・・・秋ですね。
読書の秋なので、音楽仲間の間で流行っている2冊の本について書いてみようかな。みんな多忙なので、世間の流行からは、ちょっと遅れていますが・・・
一冊はコミックです。「のだめカンタービレ」
リトミックの仲間の間でも、フォリアの先生達の間でも、買いました!という声をよく聞きます。私も、とりあえず夏休み中に漫画喫茶(?)で6巻まで読みました。
舞台は音楽大学で、主人公は若き音楽家たちのタマゴです。コミックだから、そんなに急にうまくいくかなあ・・・なんてところもあるけれど、なによりも、登場人物のひとりひとりが音楽に大きな憧れや夢を持っているところに共感します。
それに、音大の舞台のモデルが我が母校なんです!!校舎の描写や、玄関、音楽ホールまで、なつかしい風景がたびたび出てきてとってもうれしい。
それで突然思い出しましたが、玄関ホールから図書館に上がる階段がなぜか下から見えるようになっていて、階段を上がるたびに困っていたものです。今はわかりませんが、当時女子学生でパンツルックで学校に来る人はあまりいなく(特にレッスンの日はスカート必須だった)、いったいあのシースルー階段は何だったんでしょう。設計ミスだったのかな。今もあのままなのでしょうか?話がそれましたが、「のだめ」は最近13巻目が発売になったようなので、時間ができたら、漫画喫茶に行かなくちゃ!
もう一冊の流行本の話は、また後日。

PAST INDEX FUTURE

Last updated: 2012/5/6

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