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レッスンダイアリー

日々のレッスンの様子や、感じたことを書いていきます。
レッスン以外の話も多くなると思いますが・・・
2005/07/07(木)    星に願いを
七夕ですね。
皆さんの願い事は何でしょう。私のお願い事は、「歌がもっと上手になりますように」です。えっ?先生なのに?と思われますでしょうか?でも、毎年毎年、七夕も新年の初詣でも、私は真っ先にこれを願います。
もっともっと上手になりたい。もっとたくさんの曲を知りたいという思いは、先生でも生徒でも、おとなでもこどもでも、プロでもアマチュアでも、音楽を続けていくための、一番大切な原動力ではないでしょうか。
私が中学生のころから師事している声楽家の先生が、70才を過ぎたころ、先生を囲むお祝いの席がありました。門下生でなにか贈り物をと思い、今までの演奏会の記録をCDにして差し上げようとしたところ、「勉強を続けていて今が一番いい歌い方だから、昔の演奏ははずかしい」と、ご辞退されました。また、最近新聞で話題になりましたが、NYで長くジャズバンドを率いて活動されていたピアニストの秋吉敏子さんが、バンドを解散したした理由が「もっと、上手にピアノを弾くために、練習に専念したい」ということでした。彼女も70代半ばになられるはずです。
とても足下にも及びませんが、私も昨日より今日の方が、去年より今年の方が、上手に歌えたら・・・といつも思っています。
私が音楽を続けてきて良かったと思うことは、いつも憧れや夢をもって、それに向っていく楽しさが身についたということです。
ちびっこも、大人の生徒さんも、すてきなあこがれを持って、レッスン室にいらして下さいね!
 
 
2005/07/05(火)    ぶるぶるっ
年長のレッスン、今日はたくさん音叉で遊びました。
まずは、手首のスナップをきかせてちゃんと音を出すのが難しい。ぎゅっと握りすぎても、二またになった部分に触れてもだめ。ひたすら練習することしばし。ようやく自分で音が出せるようになってきました。
次は、鳴っている音叉をいろいろな所にあてて、音を響かせる実験。床やタイコにあてると、とっても大きな音が響くから不思議。でも、籐のかごや、ウレタンのボードでは鳴らなかったね。これも不思議。
今度は、鳴っている音叉を手でそっと握ってみます。「ビリビリする!」「ぶるっとした!」「痛いっ!」と感想もさまざま。
次は、水を入れた容器に音叉を近づけます。水の表面に音叉が触れたとたん、水面がぶるぶるっ。思わず歓声があがりました。お母さん達ものぞきにいらして、また歓声。
「こうやって、空気がぶるぶるってふるえるから音が聞こえるんだよ。」と、でんじろう先生になった気分で説明してしまいました。楽しかったね。またやろうね。

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Last updated: 2012/5/6

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