第3回岩手県知事杯OROカップ
第3回岩手県知事杯OROカップ[重賞] サラOP 芝1700m
11月11日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 9頭 発走3:20
賞金 1着1000.0万円 2着230.0万円 3着150.0万円 4着120.0万円 5着100.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
111 オークファイヤー 小林俊彦 481(±0) 1.44.9 913 463
255 ネイティヴハート 村上忍 492(+12) 1.45.0 1/2 5738 1510
322 モリユウコバン 草地保隆 460(+3) 1.45.7 4 88 288
444 ケイアイマイウルフ 菅原勲 452(-1) 1.46.3 4 854 481
577 グッドマイスター 沢田盛夫利 481(+7) 1.46.3 頭 943 1225
633 メイセイオペレッタ 阿部英俊 429(±0) 1.46.3 鼻 185 203
766 シリアスゲーム 千葉淳志 465(+2) 1.47.2 6 191 152
889 トーヨーペクター 渡辺正彦 456(-1) 1.47.7 9 85 79
止88 マルケイライズマン 村松学 462(+6) 競走中止 196 140
□払い戻し
単勝式 1 750円
複勝式 1 200円
5 120円
2 270円
枠番連勝複式 1−5 370円
馬番連勝複式 1−5 400円
馬番連勝単式 1−5 1610円
ワイド 1−5 270円
1−2 3160円
2−5 1700円
□コメント
好天に恵まれ過ごし易い一日となった盛岡競馬場で、芝の頂上決戦・岩手県知事杯
OROカップが行われた。朝日杯3歳S3着、NHKマイルC4着など中央転戦を続
ける東北ジュニアグランプリ馬ネイティヴハートが断然の1番人気、桂樹杯&フレン
ドリーカップターフの勝ち馬グッドマイスターが2番人気、B1級からの挑戦となっ
たパストラルバーデンC馬オークファイヤーが3番人気となった。
4コーナーからのスタート。オークファイヤーが好スタートも前には行かず抑える
競馬。シリアスゲームが先頭に立ち、メイセイオペレッタ、さらにグッドマイスター
が絡んでいく。3頭が後続を少し離して、4番手の内オークファイヤー、中ネイティ
ヴハート、外トーヨーペクター。モリユウコバンがその直後。離れた後方2番手にケ
イアイマイウルフ、さらに離れた最後方にマルケイライズマンといった態勢。シリア
スゲームの軽快な逃げが続き、3コーナーでも後続との差を保つ。メイセイオペレッ
タが2番手。ネイティヴハートとグッドマイスターが3番手だが、グッドマイスター
の手応えが早くも怪しくなる。4コーナーでメイセイオペレッタが先頭のシリアスゲ
ームに並び掛け、ネイティヴハート、グッドマイスター、さらにスーとオークファイ
ヤーが上がって来る。直線入口でネイティヴハートが一瞬先頭に立つが、オークファ
イヤーがこれをすぐに捕らえる。ネイティヴハートも必死に食い下がり、この2頭が
後続を引き離す。3番手以下はごちゃついたと思った瞬間にマルケイライズマンが前
走馬に接触して、騎手がバランスを崩して落馬。僅かにモリユウコバンが抜け出して
くるが、2頭の争いに加わるような脚色ではない。内ネイティヴハート、外オークフ
ァイヤーの争いは、オークファイヤーがゴール前力強く抜け出し1/2馬身差を付け
てのゴール。
オークファイヤーはデビュー戦がガッサンヒカリの2着で、芝のパストラルバーデ
ンCでは時計が掛かるようになったここ2年では最高時計での圧勝。前走B1級の身
で強気の挑戦だったが、あっさりとここをクリア。小林俊彦騎手も下級条件の特別で
ガッツポーズを出すなど、この馬の芝適性に確かな手応えを感じていたようだ。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 オークファイヤー
性齢 牡4
毛色 栗毛
父 ミホシンザン
母 オンワードシンディ
母の父 ジャッジアンジェルーチ
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・小林義明
馬主 藤内正壽氏
生産者 浦河・オンワード牧場
通算成績 25戦10勝、2着9回
主な勝ち鞍 特別:2001年度パストラルバーデンカップ 新盛岡芝1600
重賞:2001年度岩手県知事杯OROカップ 新盛岡芝1700