第32回不来方賞
第32回テレビ岩手杯不来方賞[重賞] サラ4歳 ダ2000m
7月30日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 11頭 良馬場
賞金 1着1500.0万円 2着450.0万円 3着255.0万円 4着195.0万円 5着150.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
133 トニージェント 村上忍 484(+2) 2.11.9 1112 987
266 クラシックホリデー 山本裕次郎 453(+8) 2.12.0 3/4 97 89
322 ホマレコマンダー 菅原勲 457(-7) 2.12.4 2.1/2 1095 500
4811 モリユウヒーロー 小林俊彦 520(-15) 2.12.4 鼻 879 530
579 イワンタイテイ 三野宮通 493(-10) 2.12.7 1.1/2 111 75
611 カナンニシキ 千葉淳志 453(+10) 2.12.9 1.1/2 92 129
755 ジュリオシーザー 西康志 461(-9) 2.12.9 頭 137 118
867 ウエストユメキタル 沢田盛夫利 453(-7) 2.13.0 首 181 143
9810 エナジーシャンハイ 村松学 438(-4) 2.13.8 5 135 128
1044 トウケイクラウン 畠山信一 438(+7) 2.15.6 大差 65 59
1178 スタータイマー 晴山幹也 465(+7) 2.15.8 1 33 44
□払い戻し
単勝式 3 270円
複勝式 3 110円
6 420円
2 140円
枠番連勝複式 3−6 1010円
馬番連勝複式 3−6 3180円
馬番連勝単式 3−6 4060円
ワイド 3−6 860円
2−3 210円
2−6 1140円
□コメント
岩手版ダービー不来方賞が蒸し暑さが増す盛岡競馬場で行われた。ダイヤモンドC
の覇者トニージェントが1番人気、ダイヤモンドC2着ホマレコマンダーが2番人気、
レインボーCの勝ち馬モリユウヒーローが3番人気、岩鷲賞馬クラシックホリデーは
8番人気に留まる。
4コーナーポケットからのスタート。トウケイクラウン、スタータイマーが好スタ
ート。これを交わしてエナジーシャンハイが先頭に立つ。スタータイマー、トウケイ
クラウン、さらにイワンタイテイも加わって、4頭が一塊で1コーナーへ。少し離れ
た5番手にウエストユメキタル。クラシックホリデー、ホマレコマンダー、ジュリオ
シーザーと続き、後方2番手の内カナンニシキ、外モリユウヒーロー。最後方からト
ニージェントといった態勢。向正面、馬群が徐々に詰まっていく。3コーナーでイワ
ンタイテイがエナジーシャンハイに並び掛けていく。この辺りでトウケイクラウン、
スタータイマーが脱落。外からグングンとクラシックホリデーが上がっていく。これ
をトニージェントが追い、ホマレコマンダーは馬群に呑み込まれていく。エナジーシ
ャンハイとイワンタイテイが先頭で4コーナーを回る。クラシックホリデー、トニー
ジェントも差が無く続く。直線、トニージェントが抜け出し、クラシックホリデーが
食い下がる。外からモリユウヒーロー、さらにもう一度ホマレコマンダーが伸びる。
しかし、トニージェントが完全に抜け出し3/4馬身差を付けてのゴール。
トニージェントがダイヤモンドCに続き重賞2勝目。遠野馬の里の一期生から早く
も不来方賞馬が出現。岩手の虎の穴として期待が高まる。勝ち時計は今一つだが、時
計のかかる馬場コンディションを考慮すればまずまず。クラシックホリデーも重賞勝
ち馬にしては人気を落としていたが、3コーナー辺りの反応は良かった。距離にも対
応出来るようなので今後の4歳戦線を賑わす事を期待したい。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 トニージェント
性齢 牡4
毛色 鹿
父 パークリージェント
母 タキノトニー
母の父 ハビトニー
兄弟 半姉ツガルレディー
クロス Victoriana 4*4父系
騎手 村上忍
厩舎 水沢・村上実
馬主 千葉浩氏
生産者 門別・滝本健二氏
通算成績 8戦5勝、3着3回
主な勝ち鞍 特別:2000年度初音特別 水沢・ダ1600
重賞:2000年度ダイヤモンドC 新盛岡ダ1600
重賞:2000年度不来方賞 新盛岡ダ2000