第5回東京カップけやき賞
第5回東京カップけやき賞[特別] サラA1級以下 ダ1800m
7月31日(月) 盛岡競馬場 10R 左回り 12頭 良馬場
賞金 1着1000.0万円 2着300.0万円 3着170.0万円 4着130.0万円 5着100.0万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
179招ウインマーベラス 菅原勲 449(+3) 1.54.4 1216 747
267 グローバルゴット 千葉淳志 523(+2) 1.54.5 首 473 295
355 ハナケンショット 沢田盛夫利 504(-7) 1.55.6 7 617 316
4812 トーホウエンペラー 村上忍 505(-11) 1.55.9 1.3/4 1323 880
5710招ロードメイプル 後藤浩輝 539(-1) 1.56.0 首 198 159
656 マルケイソニック 小林俊彦 450(-11) 1.56.6 4 65 196
768 ベットモアマネー 関本浩司 489(-2) 1.57.2 4 206 86
8811 シリアスゲーム 山本裕次郎 452(+5) 1.57.6 2.1/2 15 14
944 アイアムアブラザー 村松学 524(-9) 1.57.9 1.1/2 121 121
1033招キンバリーシチー ▲嘉藤貴行 454(-10) 1.58.4 3 25 29
1122 ヴィンテージイヤー▲山口俊 452(+4) 1.59.3 6 27 51
消11 フジヤマライデン 三野宮通 出走取り消し(左前跂浅屈腱炎)
□払い戻し
単勝式 9 270円
複勝式 9 130円
7 210円
5 200円
枠番連勝複式 6−7 530円
馬番連勝複式 7−9 870円
馬番連勝単式 9−7 1520円
ワイド 7−9 350円
5−9 290円
5−7 390円
□コメント
酷暑の盛岡競馬場でみちのく大賞典トライアル・東京カップけやき賞が行われた。
中央から3頭、岩手からはフジヤマライデンが取り消したため8頭が出走。最下級条
件から9戦全勝でここまで駆け上がってきた驚異の上がり馬トーホウエンペラーが1
番人気、中央代表ウインマーベラスが2番人気、北上川大賞典3着など盛岡の鬼ハナ
ケンショットが3番人気となった。
正面芝スタンド前からのスタート。中央ロードメイプルが先手を取り、グローバル
ゴットが2番手、ダビスタ伝道師の持ち馬ベットモアマネーが3番手に付ける。4番
手に3頭並んで内キンバリーシチー、中アイアムアブラザー、外トーホウエンペラー。
シリアスゲーム、ウインマーベラスと続き、後方2番手の内ヴィンテージイヤー、外
マルケイソニック。例によってポツンと離れた最後方からハナケンショットといった
態勢。ロードメイプル、グローバルゴット、ベットモアマネーの順に3コーナーを回
る。ウインマーベラスらが押し寄せる。この辺りでハナケンショットも一気に上がっ
て来るが、4コーナーを大回りする大きなコースロス。ロードメイプル、グローバル
ゴットの順で直線へ。ウインマーベラス、トーホウエンペラーが続く。直線トーホウ
エンペラーがもがく、ハナケンショットも伸びない。抜け出したのは千葉淳志グロー
バルゴットと菅原勲ウインマーベラス。この2頭の追い比べ。しかし、技術に優る菅
原勲ウインマーベラスが首差競り勝つ。
ウインマーベラスは中央3戦目で勝ち上がり、4戦目のきさらぎ賞で7着。その後
1勝を追加して、まだ8戦目での遠征となった。まだ菊への夢も残っている4歳馬だ
けに今後の健闘を期待したい。菅原勲騎手と森秀行調教師は昨年のエアタフコングに
続く連覇。
岩手勢ではグローバルゴットがみちのく大賞典の優先出走権を得た。ハナケンショ
ットには不向きな流れだったが、得意のマクリでこの馬らしさは見せた。1番人気に
推されたトーホウエンペラーは初距離、一気の相手強化、中間順調さを欠いた事など
を考慮すればまだ見限れない。秋の巻き返しが期待される。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ウインマーベラス
性齢 牡4
毛色 黒鹿毛
父 サンデーサイレンス
母 ミヤビサクラコ
母の父 ノーザンテースト
兄弟 全兄キングオブサンデー
クロス Almahmoud 4x5, Lady Angela 4*5母系
騎手 菅原勲
厩舎 栗東・森秀行
馬主 ウインレーシングクラブ
生産者 門別・三城牧場
通算成績 8戦3勝、2着1回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:2000年度東京カップけやき賞 新盛岡ダ1800