第24回桐花賞
第24回桐花賞[重賞] サラ・オープン ダ2000m
1月 3日(日) 水沢競馬場 9R 右回り 10頭 不良
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着195万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
166 ハスカップボーイ 佐藤雅彦 534(-3) 2.10.2 930 832
244 ジョウテンウイン 三野宮通 484(-1) 2.10.3 首 214 495
322 ユーコーマイケル 小林俊彦 465(+4) 2.10.4 1/2 9656 4791
4810 サンアドマイヤ 菅原勲 485(-1) 2.10.4 首 2131 1001
555 トップトパーズ 千葉優 498(-2) 2.11.7 7 93 69
689 ロックローレル 山本裕次郎 497(-1) 2.12.1 2 188 150
733 トウホクシャダイ 西康志 480(-3) 2.12.1 首 978 791
811 コンゴウリキシオウ 村松学 498(-2) 2.12.6 2.1/2 3374 1240
978 メイショウユウシ 草地保隆 472(-2) 2.13.2 3 249 244
1077 ピアノレッスン 沢田盛夫利 464(-1) 2.13.2 首 179 217
□払い戻し
単勝式 6 1430円
複勝式 6 190円
4 260円
2 100円
枠番連勝複式 4−6 15050円
馬番連勝複式 4−6 17190円
□コメント
サラブレッド・ファン投票競走桐花賞。好天ながら厳しい寒さとなり、凍った馬場
は完全には融け切らず、少し凍った力の要る馬場コンディション。ファン投票第1位、
フェザンCの勝ち馬ユーコーマイケルが1番人気、岩手移籍後2連勝のコンゴウリキ
シオウが2番人気、青藍賞馬サンアドマイヤが3番人気となった。
向正面入口からのスタート。まずまずのスタート。好スタートのトップトパーズが
まず先頭。これを交わしてトウホクシャダイが先頭に立って3コーナーを回る。さら
にメイショウユウシも先行策を取って2番手浮上。トップトパーズは抑えて3番手、
その外にロックローレル。5番手コンゴウリキシオウは直線に入り内からスルスルと
3番手に上がる。ハスカップボーイ、ジョウテンウイン、サンアドマイヤ、ピアノレ
ッスンが差が無く続き、最後方からユーコーマイケルといった態勢。トウホクシャダ
イが先頭のまま2コーナーへ。メイショウユウシ、コンゴウリキシオウ、ロックロー
レル、トップトパーズ、ハスカップボーイが続く。菅原勲サンアドマイヤが早々と仕
掛けて向正面一気に上がっていく、これをユーコーマイケルも追いかける。ハスカッ
プボーイ、ジョウテンウインはこの段階ではまだじっと我慢。3コーナーでサンアド
マイヤとユーコーマイケルが先頭のトウホクシャダイに並び掛ける。これをハスカッ
プボーイとジョウテンウインが追う形。ユーコーマイケルが先頭で4コーナーを回り、
サンアドマイヤも内でこれに食い下がる。外からハスカップボーイ、ジョウテンウイ
ンが差を詰める。4頭に絞られた直線の攻防は内から再びサンアドマイヤ、中ユーコ
ーマイケルも抵抗する。しかし、外のハスカップボーイの伸びが良く、2頭を交わし
て先頭。さらに大外からジョウテンウインも伸びるがハスカップボーイに首差迫った
ところがゴール。
明け7歳馬ハスカップボーイが悲願の重賞初制覇。中央デビューで4戦未勝利。高
崎に移籍して12戦8勝、2着3回。5歳春に岩手に移籍、C1級スタートから一旦
C2級に降りてグローイングトロフィー3着、C1級FM岩手杯3着、C1級銀嶺賞
2着、B級岩手日報杯3着、オープン桂樹杯2着、オープン北上川大賞典3着と勝て
ないまでも大崩れもなく、平場戦を順調に勝ち進みここまでクラスを上げていた。展
開に恵まれた感もあるが、この馬自身も強くなってきている。今後が楽しみな一頭だ。
母スイートマミーは7冠馬シンボリルドルフの母スイートルナの半妹。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 ハスカップボーイ
性齢 牡7
毛色 鹿毛
父 イルドブルボン
母 スイートマミー
母の父 パーソロン
クロス 無し
近親 シンボリルドルフ、シンボリフレンド
騎手 佐藤雅彦
厩舎 盛岡・桜田浩三
馬主 福士辰雄氏
生産者 静内・静内ファーム
通算成績 44戦17勝、2着9回、3着9回
主な勝ち鞍 重賞:98年度桐花賞 水沢・ダ2000
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