第30回不来方賞
第30回不来方賞[重賞] サラ4歳 ダ2000m
7月26日(日) 盛岡競馬場 10R 左回り 12頭 良馬場
賞金 1着1500万円 2着450万円 3着255万円 4着195万円 5着150万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
168 キタノタイトル 菅原勲 468(-7) 2.09.5 6017 1644
267 シュンダービー 小嶋久輝 464(+6) 2.09.6 首 768 608
3812 パラダイス 村松学 460(-7) 2.10.1 2.1/2 172 194
422 フジヤマライデン 三野宮通 457(+5) 2.10.1 頭 464 283
5710 マルケイソニック 沢田盛夫利 452(-7) 2.10.2 首 155 154
655 キャニオンビューチ 畠山信一 448(+16) 2.10.3 首 1704 551
779 モリユウコバン 山崎進 447(-6) 2.10.8 2.1/2 100 193
8811 イエローハッピー 西康志 462(+9) 2.11.4 3 160 172
944 ウエストサンロード 関本浩司 467(-11) 2.11.6 1 105 108
1033 コレクションボーイ 小林俊彦 565(+5) 2.11.6 頭 529 421
1156 サーストンバッガー 佐藤雅彦 488(+14) 2.12.9 7 666 504
1211 オールタイム 千田知幸 464(-11) 2.13.3 2 44 71
□払い戻し
単勝式 8 140円
複勝式 8 120円
7 180円
12 390円
枠番連勝複式 6−6 440円
馬番連勝複式 7−8 460円
□コメント
蒸し暑さが更に増す盛岡競馬場。伝統の一戦不来方賞のタイトルを賭け12頭が激
突。東北優駿馬キタノタイトルが圧倒的1番人気、スプリングCを制した牝馬キャニ
オンビューチが2番人気、ダイヤモンドC2着シュンダービーが3番人気となった。
4コーナーポケットからのスタート。大方の予想通りシュンダービーが先手を取り、
2番手以降はあまり動かず、キャニオンビューチとサーストンバッガーが押し出され
るように2番手。キタノタイトルは4番手を進む。逃げるシュンダービーがリードを
広げ、およそ5馬身の差を付け2コーナーを回る。2番手サーストンバッガー、3番
手キャニオンビューチ、4番手の内に包まれるようにキタノタイトル、外モリユウコ
バン。マルケイソニックが続き、7番手の内オールタイム、外フジヤマライデン。少
し離れてウエストサンロードが9番手。直後の内コレクションボーイ、外イエローハ
ッピー。ポツンと離れた最後方からパラダイスといった態勢。シュンダービーの逃げ
は快調。小嶋久輝お得意の逃げ戦法。3コーナー手前で2番手以降はグっと差が詰ま
る。サーストンバッガーはこの辺りで脱落。2番手キャニオンビューチ、3番手モリ
ユウコバン。イエローハッピーが一気に追い上げ4番手。キタノタイトルはその直後。
4コーナーではまだシュンダービーがセーフティリード。そのまま逃げ切るかと思わ
れたが馬群からキタノタイトルが一気に抜け出し、逃げるシュンダービーに並び掛け
る。この2頭の争いに絞られキタノタイトルが力強く首差抜け出す。3着争いは激戦
となり外から一気に伸びたパラダイスが先着。
キタノタイトルは東北優駿に続き重賞2連覇を達成。デビューから14連敗の後の
4連勝。勝ち時計2分09秒5は前年の2分10秒9(メイセイオペラ)より上回る
が、昨年より1400mのレースで1秒少し速い馬場でもあり過大評価は禁物か。そ
れでも4歳この時期としてはまずまず。
2着シュンダービーもやはり力を付けている。マイペースでの逃げだがそれでもあ
そこまで粘る力は評価が必要。3着パラダイスは距離伸びて真価を発揮するタイプと
見られていたが、その通りで直線の伸びは素晴らしかった。自在性が身につけば今後
が楽しみな存在となる。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 キタノタイトル
性齢 牡4
毛色 鹿毛
父 パークリージェント
母 クシビキガバナ
母の父 ロイヤルスキー
クロス Victoriana 4*4父系
騎手 菅原勲
厩舎 水沢・伊藤和
馬主 相場稔氏
生産者 三石・大崎牧場
通算成績 18戦4勝、2着5回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:98年度ダイヤモンドC 新盛岡ダ1800
重賞:98年度東北優駿 水沢・ダ1900
重賞:98年度不来方賞 新盛岡ダ2000
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