第15回アラブスプリントカップ
第15回アラブスプリントC[特別] アラ・オープン ダ1200m
7月25日(土) 盛岡競馬場 10R 左回り 11頭 良馬場
賞金 1着400万円 2着120万円 3着68万円 4着52万円 5着40万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
179 トウホクシルバー 小林俊彦 456(-2) 1.13.2 1439 504
278 タービュレンス 佐藤雅彦 498(-5) 1.13.4 1 1333 912
366 グリーンセンプー 沢田盛夫利 430(-2) 1.13.5 3/4 83 65
467 トライバルボナンザ 千田知幸 474(±0) 1.13.5 頭 195 112
522 リーガルアラジン 関本浩司 504(-5) 1.14.0 2.1/2 98 126
6811 カサイオーカン 三野宮通 488(-5) 1.14.1 首 1040 688
755 ホーエイショウハイ 村上忍 511(+4) 1.14.2 3/4 768 425
833 ミナミローレル 伊藤康浩 454(-9) 1.14.7 2.1/2 94 85
944 カツラスイセー 小野寺功 489(+1) 1.15.0 1.1/2 61 44
10810 サカモトリーダー 山崎進 459(-6) 1.15.3 1.1/2 186 151
1111 ロッコーサンロン 菅原雅文 465(-2) 1.16.4 6 178 120
□払い戻し
単勝式 9 290円
複勝式 9 160円
8 130円
6 740円
枠番連勝複式 7−7 430円
馬番連勝複式 8−9 460円
□コメント
ようやく夏らしい暑さになってきた盛岡競馬場。スプリント戦ということもあり人
気は想像以上に割れ、昨年2着のトウホクシルバーが1番人気、97年度代表馬ター
ビュレンスが2番人気、96年全日本アラブ大賞典馬カサイオーカンが3番人気とな
った。
2コーナー付近からのスタート。カサイオーカン、ロッコーサンロン、タービュレ
ンス、サカモトリーダー、ホーエイショウハイらの激しい激しい先行争いは、昨年同
様ロッコーサンロンがまず抜け出す。タービュレンスが2番手。3番手の内ホーエイ
ショウハイ、中サカモトリーダー、外カサイオーカン。トライバルボナンザは少し控
えて6番手。リーガルアラジン、ミナミローレルが続く。この付近にグリーンセンプ
ーもいたと思われるが確認出来ず。トウホクシルバーは離れた後方2番手。さらに離
れて殿からカツラスイセーといった展開。激しかった先行争いはやがて縦長へと変化。
3コーナーではまだロッコーサンロンが先頭。タービュレンス、ホーエイショウハイ、
カサイオーカンと続き、グリーンセンプー、トライバルボナンザの6枠勢が追いかけ
る。トウホクシルバーはまだ後方2番手。4コーナーでタービュレンスが先頭に立ち、
昨年は直線半ばまで粘ったロッコーサンロンは力尽きる。ホーエイショウハイ、グリ
ーンセンプーが続く。先頭に立ったタービュレンスめがけて各馬が襲いかかる。しか
し、カサイオーカン、ホーエイショウハイは沈んでいく。外から一気にトウホクシル
バーが抜け出す。さらにグリーンセンプー、トライバルボナンザが雪崩込むがトウホ
クシルバーが先頭でゴール。タービュレンスも粘り切って2着。グリーンヒルロマン
の全兄グリーンセンプーは大健闘の3着だが、元々素質のある馬。
トウホクシルバーは4歳時以来の特別制覇。4歳時は東北アラブダービーでアラビ
アンエースの2着、さらにビクトリーC、日高賞を制して4歳2冠。5歳時は強豪馬
揃いの古馬陣相手に苦戦して未勝利。6歳の今年は古豪にやや翳りが見られるのと、
自身の体調アップで上位陣に肉薄。再び王道を目指す。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 トウホクシルバー
性齢 牡6
毛色 芦毛
父 イムラッド
母 センジュエビス
母の父 センジュ
兄弟 半兄オーシャンツナー
騎手 小林俊彦
厩舎 水沢・佐々木由則
馬主 (有)東北物産
生産者 門別・門別正男氏
通算成績 46戦10勝、2着10回、3着8回
主な勝ち鞍 特別:96年度岩鷲賞 新盛岡ダ1600
特別:96年度つつじ賞 新盛岡ダ1600
重賞:96年度ビクトリーカップ 新盛岡ダ1800
重賞:96年度日高賞 水沢・ダ1900
特別:98年度アラブスプリントC 新盛岡ダ1200