第24回IBC杯
第24回IBC杯[特別] アラ・オープン ダ1600m
4月 5日(日) 水沢競馬場 10R 右回り 10頭 良馬場
賞金 1着400万円 2着120万円 3着68万円 4着52万円 5着40万円
□結果
着枠馬 馬名 騎手 馬体重 タイム 着差 単勝票 複勝票
178 タービュレンス 佐藤雅彦 498(+8) 1.45.8 1789 1195
222 エルデンライデン 菅原勲 464(+4) 1.45.8 頭 1114 804
366 グランドカイザー 小林俊彦 455(+5) 1.45.8 鼻 732 403
433 ミスハクギン 渡辺正彦 464(±0) 1.46.0 3/4 296 182
5810 カサイオーカン 三野宮通 499(±0) 1.46.3 1.1/2 1515 1380
655 トウホクシルバー 草地保隆 459(±0) 1.46.5 1 207 200
744 エルムパンサー 阿部英俊 455(+3) 1.46.5 首 317 615
877 ランドアポロ 関本浩司 535(+10) 1.47.6 6 544 398
989 ムーンリットガール 西康志 491(-4) 1.48.8 6 128 112
1011 イチコウワールド 千田知幸 480(+8) 1.48.8 頭 2823 2043
□払い戻し
単勝 8 400円
複勝 8 180円
2 230円
6 380円
枠番連勝複式 2−7 770円
馬番連勝複式 2−8 1240円
□コメント
好天の水沢競馬場。アラブ古馬戦線第1弾のIBC杯に古馬精鋭10頭が集結。新
潟から移籍初戦となる北日本アラブ優駿馬イチコウワールドが1番人気、紫桐杯馬タ
ービュレンスが2番人気、一昨年の全日本アラブ大賞典馬カサイオーカンが3番人気、
セイユウ賞馬エルデンライデンは4番人気に留まる。尚、8枠10番ムーンリットガ
ールの千葉淳志騎手が疾病の為、西康志騎手に乗り替わった。
4コーナーポケットからのスタート。人気を背負うイチコウワールドが出遅れる。
先手を取ったのは大方の予想通りランドアポロ。タービュレンスがこれをピッタリと
マークして紫桐杯と同じような流れ。カサイオーカンが外目を通って3番手。4番手
は3頭並んで内イチコウワールド、中ミスハクギン、外ムーンリットガール。エルデ
ンライデンが直後の7番手。エルムパンサーが続く。少し離れてグランドカイザー、
そしてトウホクシルバーが最後方からという態勢。ランドアポロ、タービュレンス、
カサイオーカンの順列でレースは進み、一旦4番手に上がったイチコウワールドは向
正面で早くも後退。ミスハクギン、エルデンライデンが先行集団に迫り、グランドカ
イザーも6番手進出。3コーナーで逃げるランドアポロの外にタービュレンスが馬体
を併せ、カサイオーカン、ミスハクギン、エルデンライデン、グランドカイザーがこ
れを追う。4コーナーをランドアポロ、タービュレンス、ミスハクギンが並んで回る
が、ランドアポロはこの辺りで遅れ出す。直線に入ると内タービュレンス、外ミスハ
クギンが抜け出す。さらに最内から小林俊彦グランドカイザー、大外から菅原勲エル
デンライデンの2頭が強烈な末脚で追い込んで来る。この2頭がタービュレンスの首
差まで迫ったところがゴール。写真判定となった2着争いはエルデンライデンが鼻差
先着。ミスハクギンはゴール前僅かに遅れて4着。
タービュレンスが日高賞、紫桐杯に続いて3連勝を達成。昨年秋からの成長振りは
目を見張るものがある。水沢コース、マイル戦もこの馬には合っているのだろう。エ
ルデンライデンは3年連続の2着。グランドカイザーは2年連続3着。カサイオーカ
ンは岩手移籍後初めて3着以下となった。一方、期待されたイチコウワールドは出遅
れもあって参考外としたいが、それにしても負け過ぎの内容には今後に少し不安を感
じさせる。
□勝ち馬のプロフィール
馬名 タービュレンス
性齢 牡5
毛色 栗毛
父 ミスターヨシゼン
母 スマノプリンセス
母の父 スマノダイドウ
騎手 佐藤雅彦
厩舎 盛岡・桜田浩三
馬主 山本武司氏
生産者 鵡川・渡辺隆氏
通算成績 26戦12勝、2着7回、3着1回
主な勝ち鞍 特別:96年度アラブジュニアC 水沢・ダ1400
重賞:96年度東北アラブ3歳Ch 上山・ダ1700
重賞:96年度全日本アラブ争覇 川崎・ダ1600
重賞:96年度金杯 水沢・ダ1600
特別:97年度岩鷲賞 水沢・ダ1600
重賞:97年度日高賞 水沢・ダ2000
重賞:97年度紫桐杯 水沢・ダ2000
特別:97年度IBC杯 水沢・ダ1600