機材関係(ギター、小物)
T. Sekiguchi's Guitar System (Part 2)



「あんた、ピックはどういうの使ってるんじゃい」というリクエストにお応えして。
Tortex Black Gold Jazz 0.60mm


最近はもっぱらこれOnly。ピッキングのニュアンスがとても出しやすい。
スタビーだと速弾きには適しているものの、ひっかかりが少なすぎる。


Pick


「ところで7弦ギター使ってるけど、弦はなに張ってんのさ」という質問にお応えして。

7-Strings



ご存じの通り、私は通常のギターよりも弦が一本多い「7弦ギター」をメインに使っています。
最近は7弦パックなどもあるのですが、市販の組み合わせでは満足できないので以下の組み合わせをしています。


まずこいつ。これは010〜046のセットですが、これを2弦〜7弦に張るわけです。


そして007のバラ弦を1弦に。

さて、この張り方の特徴、それは007スタートですから最強にユルい張りになる、ということはもちろんなのですが、

4弦がプレーンになる!

ということなんですね。つまり巻弦ではなくなるわけです。スライドの音やピッキング時のピックのひっかかりなど、結構変わります。おためしあれ。
ただしオクターブ調整は一からやりなおすことになりますけどね(笑)。



K-Magic
λεαιυα (レアイナ)
7弦36フレットのフロイドローズ付きギター。ギタークラフト「K-Magic」主人、菰原氏の入魂の一作です。ボディはホワイトアッシュ(もともと重い材だけど、その中でも重いのをセレクト)、ネックは超硬メイプル5ピース。カーボンを補強材として挟み込み、トラスロッドは2本。指板はエボニー。名前の「λεαιυα」はギリシャ語でライオン(雌)の意味。

25フレットから先は1〜24のジャンボフレットと高さは同じでも幅が狭いものに切り替わります。ピックアップはダンカン。コントロールは1Vol.、1Tone、タップスイッチ。Vol.、Toneは全開にするとバイパスになるという、コダワる人には有名な例のあれ。

スプリングは強化スプリングを2本+アーミングアジャスターを装着。ネックは気合いの6点止め。がっちり。

ストラップピンは16fの位置に。この位置がベストポジション。


トラスロッドは2本です。ネックのネジレ調整もできますぞ、と。



Music Man
John Petrucci 7string-tremolo w/piezo
サブギターが欲しかったのでヨサゲなギターを探していたのですが、なかなか良いものがなかったわけ。前々から目をつけていたこのギター、アームバーがネジ一つ加えるだけで固定できることがわかって、即買いしてしまいました(そんなことで‥‥)。サウンドバリエーションが猛烈に多様で、レコーディングでもかなり活躍しそうです。各種セッションなどでも「見た目普通っぽいギター」が必要なときに重宝しそう(笑)。


改造部分。アーミングアジャスターとアームバー固定のためのネジ。


ネック裏です。ヘッド部分はポリ塗装してあるのですが、親指が触れる部分はナチュラルフィニッシュです。おかげでサラサラでスベリ良し。


アウトプットは2つ。ピエゾ出力をパラって出すことができます。もちろんミックスして出すことも可能。



改造部分その2。ストラップピンを通常ならば12フレット横のところを16フレット部分へ移動。

Guitar