Sladeは1970年代のUKを代表するグラムロック・バンドです。現在入手できるCDは少ないですが、この曲はChristmas Songの定番として人気があり、過去7回もUKチャートに顔を出しています。また、様々なアーティストがカバーを披露しています。
Travisは2001年のUK Winterツアー中にこの曲のカバーを演奏しました。

"太陽がやってくる〜だから大丈夫だよ" という心温まるこの曲は、静かなビートル George Harrisonの代表作です。
Travisは2002/11/30未明の彼の死去を受け、その日行われたTop Of The Pops Awardsの舞台でこの曲を演奏し、彼の冥福を祈りました。

Beatlesにドラッグを教えた男、吟遊詩人、Folkの神様…。Bob Dylanは60年代のデビューから現在に至るまで多くのミュージシャンに影響を与え、リスペクトされている数少ない存在です。数年前には「Dylan死亡説」が流れて、世界中のファンが大騒ぎを起こしたこともありました。
彼の独特の歌い方こそが最大の持ち味ですが、それを変に真似ることなく大切にFranが歌っていて、渋いコピーとなっています。

Dougieが音楽に夢中になったきっかけは、お姉さんに渡されたDavid BowieのAlbumでした。以来、彼のヒーローは常にBowieその人でした。
この曲は元々はMott The Hoopleの為に書かれた曲ですが、Dougieが思い描くのはBowieの歌っている姿でしょう。この曲を本当に嬉しそうに歌うDougieの姿はFan必見です!

"The Invisible Band"の収録中に最初は冗談で始めたこの曲のセッションを、プロデューサーであるNigelたっての希望でSingleのB-side曲として録音することになりました。
Queenの曲はロック・オペラと称されるほど凝った作りで、Freddieのハイトーンヴォイスが持ち味でもあります。
Franのちょっとうわずった声が、まるでアマチュアバンドのようで思わず笑みがこぼれてしまいます。こんな遊び心のあるカヴァーもいいですよね。

オーストラリアを代表するHard Rock BandのAC/DCは、AndyやFranのヒーローでもあります。Andyはバンド少年らしく、彼らのTシャツを度々Liveの際に着ています。
Travisとは180度違うこの曲の完コピぶりには本当に驚きます。喜びいっぱいにシャウトするFranを是非この目で見たいですよね。

The Bandは1968から1975とたった6年間で解散してしまいましたが、数多くの名曲を残しています。中でもこの曲は彼らの代表曲です。
FranのFavorite Bandでもあり、Travisの雰囲気にかなり近い気がします。心温まるカヴァーに仕上がっています。

「だっていい曲だと思うんだからいいじゃないか」というFranの有名なコメントとともに、BBC Radio1で初めて演奏されたこの曲は大反響を呼び、Radio1にはリクエストが殺到したとか。
そして急遽、SingleのB-side曲として収録されることになりました。
1999年に最も売れたアイドルの曲も、Franが歌うとなんとしっとりした曲になるんでしょうか。来英したBritney嬢も街で聴いて気に入ったとコメントしています。

Millenniumを祝うイギリスのTV番組の中で、TravisはThe Beatlesのカヴァーを披露しました。
初期の頃の作品ですが、どこか素朴なCountry風で、Albumの中でも珍しい1曲となっています。そこがTravis、Franの声の持ち味に似合っていてとてもうまい選曲です。

ジングルベル〜のマイナー調のピアノソロから始まるちょっと物悲しいクリスマスソング。この曲が収められている"Blue"はFranのFavorite Albumの1つだそうです。
囁くように大切に歌われていて、心が打たれます。数あるカヴァーの中でもこれが最も素晴らしい出来栄えだと思います。

女性シンガーソングライターの草分け的存在のJoni MitchellはFranの歌唱のお手本であり、尊敬するシンガーとのこと。
冬が訪れ、愛する人が自分の元を去ってしまうことを切なく歌っており、"The Man Who"の冬のイメージに合った選曲とも思えます。

女性ヴォーカルグループの元祖The Ronnetsのハッピーな曲を、なんとアコースティックセットでカヴァーという意表をついた曲に仕上がっています。
Franが歌うと切ない男心を歌った曲になり、歌い手・解釈が違うと全く異なる作品に仕上がることに驚かされます。

Travis初のカヴァー曲は、John LennonのAlbum"Imagine"からの1曲です。
歌詞を読むとストレートなRock Songで、当時の彼らの「Rockしよう!」という雰囲気にとても合っています。