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2007.09.09

 初音ミク購入予定。数年は延命が図れるといいのだが。

2007.09.04 最近

 俗物、歌のバランスを弄り音質を少しだけピーキーにした。

 私事だが、通勤時間が10分の1以下になった。毎日150分もの時間が浮くのだが、有意義に使っているかと問われればそんなことは全く無い。

 俗物を自分で聴き返すと(ある種の羞恥プレイであるか否かは置いといて)、非常に乖離感を覚える。半ばは紛れも無く自分の産物であり、もう半ばはどこから湧いたか自分でも解らない部分。この後者の割合が大きいほど、ある種神託めいて成功だと思う。

2007.08.15 俗物の歌mp3公開

 公開処刑あるいは恒例言訳日記。私には歌を歌う機能は殆ど無いのでこのくらいで勘弁して下さい。自分で満足いく前に一生が終わるので止め時が肝心。何より、作り始めてから自分では何度も何度も聴いているわけで、飽きる、というか気(機?)が抜ける前に勢いで遣ってしまうのが得策。冒頭の気合の入り具合と、「私は幸せだよ?」以降の投げやりっぷりの対比をお楽しみ下さい。
 音としては、結局すこしザラっとした感じになった。結構音が割れたけど気にしない。バランスは良くない。「美咲」のバランスに持って行きたかったのだが、思うにまかせず。気になった点を弄ろうとすると、ともすればMIDI以前の段階から手を付ける破目になる。もっとも、満足いかないから次回もあるのだけれど。
 引き出しは空。ストック無し。いつもと同じ。創造の神が降りてくるのを気長に待つ。

2007.08.04 俗物オケ作成

 作成といっても音量やエフェクトを弄るだけなのだが。以前と違い「最近」ではピーキーな音作りを避け、むしろその対極を指向しているように思える。表現は尖るべきではないと思う。鋭利な刃物は錆び、欠け、折れるが、鈍器は砕けるまで殺傷力を維持できる。筈。

 この「最近」の定義が数年単位になってきた。枯れてしまえば、腐らない。筈。

2007.07.27 俗物インストMP3暫定

 一昨日くらいにMIDIはアップしたがGS音源で聴く環境が無い場合を想定してMP3化したものを貼っておく。エフェクト無し、プレーンである。従来はソフトの機能でMIDIをWAV出力していたが、今回はMIDI再生・ステレオミキサー直録(こういう表現で正しいのか怪しいが)でWAVE化している。あと私的な理由で精神的・仕事的にしばらく歌唱を入れる状況に無くなったので暫定で貼っておく意図もある。所属会社の受注イベントの絡みで長期出張(事実上の転勤)になる見込み。歌は落ち着いたら入れる。
 なお、こうしたタイミングの折、東方風神録体験版が公開になったのは理由には含めないでおく。

2007.07.22

 曲は作るものではなく憑き物に降ろしてもらっている様相。特定のモードに突入すると顕在意識には無いものが降りてくる反面、勝手に主張を始めるので作者の制御を離れてしまう。いや作者は単に依代か奴隷。
 「俗物」も曲に任せていたら5分強の代物に。力技で3分強まで圧縮する。作者は冗長が嫌い、濃厚で極めて短い曲にしたいのだが、なかなかどうして意図通りには進まないもので。無駄な繰り返しと感じるような箇所をザクザク削った結果、詞にしわ寄せが覆い被さる。結局再構築したので意味が通っているようで日本語になっていないような状態になる。韻や語感を優先した結果文章は破綻して曖昧。でも解る人には解るだろう。少なくても自分が解ればそれで良い。

 明日よりmidi弄り倒しオケ制作に入る。多分。今回はテンションが上がらないかわりに低位安定して持続している。あくまで「冷えて乾く」方向で。

2007.07.15 俗物の歌 mdf(スコアグラファーファイル)マスターアップ?

 一応midiに変換できるところまで作ったがここで気を抜いてはいけない。mdf→midiは不可逆変換なので(一応読み込みは可能だがかなり端折られてしまう)作りこめるところまで作っておく。全体像が見えた途端「これにて完成」としたくなる病が始まる。
 より重篤な病もある。一昨年あたりより東方に嵌っているのだが、作る曲作る曲悉くSTGのBGMになって仕方が無い。実際のところ「小町」もモロ「なんちゃって東方」であるし。今回もその病との闘病となる。曲調としてはいつもの如く、前半かったるく後半グギャ、というものだが、3分20秒の半分以上を1コーラスに費やしてしまったので、後半は色々な意味で加速する展開になっている。構成はシンプルで早めで重め、但し情報量は気がつけば「〜の死」に匹敵するファイルサイズとなっている。暇な方はSTGのBGMにでも使ってくれたら嬉しいな。もっとも、ループは考慮していないが。

2007.07.11【稀にある質問】拙作のコピーについて

 公開されているファイルを前提とするなら、そもそもコピーは不可能。手足もしくは奏者が複数必要になる。人間が演奏することは想定していない。
 当初は演奏することを前提としていた。サイト開設年度公開曲あたりはそう。これは、昔作って形にしていなかった曲を殆ど復讐的に作ったため、また、当時はバンドの真似事をしていたので「こんな曲ね」と判別できる程度の薄い打ち込みである(だからギターソロに相当する小節が残っていたりする。そんなところで商業音楽の真似事をする必要も無いのだが…いろいろ要らぬ気を遣って曲作ってたわけである)。
 閑話休題。そもそも公開している楽曲がオリジナル(この言葉は嫌いだ)であるとは言い難い。頭の中では違う音が鳴っている。出力する段階で、様々な制約を受けている。追求しているのは「理想の音」ではなく、「今、持ち得る手段、選びうる手段の中での最良」だと思う。音が薄いと思えば複数のトラック、音色で同じ音階で鳴らしたりするし、ソフトの特性に依るが、求める効果を得るために譜面上は不要な入力もある。音楽的教育は一切受けていないし、基本的な知識自体がないため(自分は楽譜は読めないし、コードも理解できない)、ただ聞こえて気持ちいいか否か、のみを基準に作っているのみ。
 と前置きが長くなったが、もしコピーないしカバーしたいのなら、最も強く聴こえる音を手持ちの楽器でやれば形になるのではないか、と思う。実際に「ソドム」までの曲はVo G B Drの編成での生バージョンが存在したし。なお、打ち込む時は大抵ドラムとベースから進めていくので、これに歌のメロディが乗れば最低限曲になっている場合も多いはず。弦や鍵盤は好きに弾けば猥雑感が出るのではないか、と思う。因みに個人的にギターはリズム楽器もしくはノイズ楽器だと思っている。自分で弾けと言われたら徹底的に歪ませて潰れた音を作る。
 纏めれば、楽譜上に書かれているものをコピーするのではなく、作者が意図しているであろうことを探すのが最善かとおもう月並みだが。打ち込み上のマジックを如何に人間の手指に変換するかが鍵かとも。一番苦労するのはVoだと思う。ブレスの箇所すら考慮していない曲もある。DTMならではの嘘である。
 最後に、こんな曲を演ろうと思ってくれる方に感謝と加護を。あとは各々の理念信条に拠って改変されたし。

2007.07.05 俗物の歌(仮題 凡庸 改題)開き直り

 一応少しずつ作っている。今回はいつに増して格闘の様相。曲が素直に出来ていこうとするのに対して、作者が「それではつまらんだろう」と押し問答するかのような。凡庸を嫌うあたりが尚更凡庸さを露呈するという惨状を呈しているわけです。曲の構成や展開から個別のフレーズに至るまで、もう引出しは尽きていて、もがく程に旧作の焼き直しになっていく。ならば完全にその方向を突き詰めてやれ、と開き直ったところ漸くサクサク進み始めたところ。音は今より薄くてショボくても、昔の曲の方がアイディアやら閃きを持っていたなと思えど、退き際を見失ってしまった以上は劣化ぶりさえ見世物にするしかないのです。表現行為なんて当人と少数の他者以外にとっては恥晒しでしかないのです。怯まず、臆することなく、さりとて期待もせずに淡々と為すしかないのです。

2007.06.25 凡庸(仮題)

 曲が言うことを聞かない。勝手に意図から離れていこうとする。それはそれでいいのだが、毒が薄れる方向に。毒が無いとつまらない。やる意義も無い。さりとて、見るからに毒々しいのもNG。知らずに飲んで、後から効くくらいのがいい。

2007.06.08

 一年ぶりくらいでフル規格曲書く気になる。作業的進捗状況は1%に満たないが、心理的進捗状況は4割くらい。先は見えた。そしていつものように心理的には8割未満のまま、作業で疲れて投げ出すのだろう。一応仮題として「凡庸」と名づけている。とてもシンプルな曲になりそう。

2007.06.01

 昔の曲の分類を若干変更するとともに、[ 第一群 ]の項目にmp3を3ファイル追加。うち1つはリンク元ページの埋没により再貼措置。どれも未完で放置。「生理」の元ネタあたりから、ピアノで作ってる様相が伺えるかと。

2007.05.28

 大臣は死ぬし職業歌手は死ぬし近所の線路で人はミンチになったし今日はそんな一日だし。朝イチで飼猫一匹死ぬし。

2007.05.13 リハビリ

 美咲のMIDIのバランスのみ弄ってみる。まだソフトの使い方は忘れていないみたいだ。
 先週末立て続けに旧知の人に会う。折角知らないふりをしていたのに声を掛けるとは何と無粋な。何故覚えているんだろう?私は何もしていないのに。

2007.04.30 風景

 満開の桜路には菜の花も一面満開、という行楽地があって、私はただ通過しただけだったが排ガスまみれの沿道にはレジャーシートの人の群れ。ささやかな休日を携帯カメラに残す人たち。
 風景を愛でるという発想が、私にはそもそも無い。風景はその時々の状況や感情を不可分に残されるのであって、記録するのは、後々反芻するのは心情であって、二次元化された単なる小奇麗な写真などいらない。そういった意味では、夢で見る景色は大概心情と結びついているから、現実のそれと同等の経験値を以って記憶される。少しずれた既視感とでも言おうか、夢で見るのは全く見知らぬ景色にもかかわらず、此処は○◇の△×だ、と認識している。昔からの傾向だが、最近とみにそんな夢が増えた。

2007.04.22 ダッチロール

 今年はやる気出ません。枯れた。
 去年はフル規格1曲とお遊びでインスト1曲。どちらも個人的には行くとこまで行った観がある。
 ここ数年(と言っても実質サイト構えて次年度以降)は厭世とか諦念とか、「冷える」方向に振れていたが、詰まった、というか、尽きた。そもそも、そういった「表現」を行う(意思が在る、という意味に於いて)時点で、厭世も諦念も半端である証明に他ならぬ。
 昔の曲を訊き返してみた。6年も経てば気恥ずかしくもあり、既に別人でもあり。ただ、往時の推力の慣性で飛んでいたのは確かなようだ。もう、ソフトの性能を従来以上に引き出すことくらいしか残っていないように思える。しかし、動機の方は…。
 聴き手がどう聴くかは知らないが、自分としては「美咲」と「〜の死」が双璧、「生理」が次点くらいに思っている。こういう曲をやりたい、という要素はほぼこれらに含んでいる。これ以上はセルフ劣化コピーになる。埃被った楽器を引っ張り出してきて生で演るという選択肢も現実的ではない。今生ではもう無理でしょう。
 技術無し。時間無し。環境無し。別にそれらを言訳にはしないし、誇りもしない。それら制約を潜るように、限定された、持ち得る手段に特化した創作行為は、ある意味楽しかった。言い換えれば、既に記憶だ。
 次に何かやるとしたら、過去への遡行になりそうな気がします。

2007.04.08 ここ一月

 それなりに夢を見て断片的には印象的だったがその殆どを記録に足る程には思い出せない。曲とか作ろうと思っても、それもみな断片。大きな感情の活動が無いと繋がっていかない。結局は死んだまま。あと、最近周りで人が死にすぎる。柄にも無く千羽鶴を折っている。勿論、大量にアウトソーシングしているけど。多分、所詮自己満足の為に。そして、もう助からないのだろうけれど。その死を隠蔽しようとした者達への抗議も込めて。

2007.04.01

雨。

2007.03.14 近況

 デスマーチ進行で暫く滅茶苦茶。なんちゃってJV組んでも焼け石に水。そろそろ綺麗な川が見える。戦争は一時休戦。4月に再発火するだろう。というか、生きてたら、させるし。

2007.03.09 近況

 葬式ラッシュが終わった後は穴に潜っていた。戦闘の監獄。手を付けたら終わりだと今まで避けていたが我慢できず。結局一月潜り続ける破目に。
 私事では、一昨年秋はクーデターを起こしたが、今回はどちらかと言うと核を用いた自爆テロに近い。いずれにせよ戦争を始めた。転職なるか、それとも奴隷の安定を選ばざるを得なくなるのかは不明。ここから先はシグルイでしょう。ただ、今回の殺害目標は前回と違って特定の個人ではなく、もっと捉えどころのないもの。こういう状況になって、はじめて生きていると実感できる。

2007.02.02 生者の為の

 ここ暫く、妙に「家族」の夢が多いと思っていた。ここ数日、案の定葬式を挙げている。
 火葬場満員につき一日順延。
 住職が第三国の女と逐電して以来檀家会によって何とか支えられている状況でレンタル坊主も不足気味で葬儀日程も日延べ。
 結局、毎日少しづつイベントがあるダラダラとした仏事となった。遠まわしに「通夜から参加してくれ」と要請したが真意は伝わらなかったようで、逝去翌日には初見の老人達が駆けつけてくる様相。先次大戦期の苦労話に相槌を打って終える一日をもう数日も繰り返している。「無私なる善意」程始末に負えないものは、そうそう無い。それに「自己満足」が加われば、もう最強。
 せめて自分が死ぬ時には、ひっそりと死にたいものだと強く思った。「持って行きたい」モノは無い。「置いていきたい」モノは十分に残した自覚もある。あとどれだけ、この晩年は続く?

2007.01.18 淘汰

 私は最近病んでいる。病名は「自己完結病」。途中まで創造して、完成形がおぼろげにでも見えてくると、お終い。自分で把握できれば、それでよし。
 私の人格のうち、想像、制作、表現、創造…やらの領域を担当する部分は恐らくは、最晩年なのだろう。
 昨夜の就寝時、意識が無くなる直前に単体の五拍子のリフが降りてきて、そのリフだけ打ち込んで寝た。予想通り、目覚めてみたら、そのリフは思い出せなかった。降りてきた瞬間は、いつだって生涯屈指の名リフなのだが…いつだって、凄まじい速度で劣化していく。その劣化に耐えたものだけを残してきたつもりだ、少なくとも。
 さて、その打ち込んだファイルはまだ開いていない。開ければ最後、入っているのは、多分「落胆」…

2007.01.08 絶好調受信中

 絶対にありえないような嘘を吐いたところ事実となった。言霊が乗ると色々と憑き物が降りる。制作着手した暫定ファイル名はdeaddog。意訳で犬死に若しくは犬の死体。最初だけ変拍子だが結局いつもの展開…

2007.01.05

 リハビリしなくてはならない。文章が書けなくなっているし、楽曲作品に至っては何をか云わんや。飽和したのだろう。飽食しているのだろう。もう以前のような焦燥感も切迫感も戻っては来ないのだろう。ということは、それなりに幸福なのだろう。それほど高望みしなければあらゆる欲求は概ね叶っている(睡眠欲は除く、だ)。にもかかわらず、圧し掛かってくるようなこの倦厭感は何だ?徒労感、などとうの昔に通過した。もう、誰もいなくなったのだな。そう思い知った。そうして、最後の過去日記を書いた。今、私の周りに満ちている人々は「偶然の配置」の産物であって、「縁」などではないのだろう。今年もまた、喧騒の中。もはや(最初から)自分でも信じてなどいない理想を、眼を輝かせながら語るのだろう この舌は。

2007.01.02

 昨年は2曲。うち一つはお遊びだし、今年も適当に遣ります。


これより底は忘失。