◆横浜観光親善大使決まる
全国のイベントを回るなどして横浜の魅力をPRする初代の 「横浜観光親善大使」(横浜商工会議所など主催)の選考会が二十一日、
同市中区の市開港記念会館で開かれた。筆記試験や面接を経て学生ら
女性四人が新しいハマの顔に選ばれた。五月の「横浜みなと祭国際仮装行列」
を初仕事に一年間、横浜のイメージアップに努める。 選ばれたのは翻訳家の渡辺真帆さん(24)=西区=、
大学三年森本有美さん(21)=金沢区=、 同二年佐藤琴美さん(20)=中区=、同一年河合彩香さん(19)=青葉区。
面接では「空手をアレンジしたダンスや英語、フルートで横浜市歌の演奏」
(渡辺さん)、「チアリーディングの掛け声披露」(森本さん)、
「ハマこい踊り」(河合さん)を披露。 佐藤さんは「特技などはなかったが横浜への強い思いを語った」という。
初代横浜観光親善大使として四人は「横浜に来た人すべてが温かい気持ちに
なれるような街づくりに貢献したい」など抱負を語った。 「親善観光大使」は本年度まで五十代続いた「ミス横浜」に代わり創設。
女性だけでなく男性も対象にするなど募集を広げた。 市内在住・在勤者百十一人(うち男性十九人)が応募。
最年長は女性が九十五歳(選考会は欠席)、男性は七十四歳で最年少は
男女とも十八歳だった。 「第一回横浜観光親善大使選出実行委員会」の百村洋史委員長は
「年齢性別を問わず特技や個性などを観光宣伝などに生かしていけるか
などを評価のポイントにした」と説明。 今回は結果として女性のみが選考されたという。 |