2003年12月にクラス・ド・フランセで行われた「C'est la vie a Paris」の講習会の折、作詞者フィリップ・ベルゴンゾさんが、この曲のできたいきさつを紹介してくださいました。
(この講習会に参加されたKaoruさんのBBSへの書き込みを元に紹介します)
"C'est la vie à Paris" は先に曲ができていたのだそうです。
ドミニクは、C'est la vie というテーマの他に、もう一つ、"de temps en temps "(時々)というキーワードを持っていて、この2つの言葉から歌詞作りをはじめたそうです。
ドミニクとフィリップさんが初めて会ったのはパリ、二人とも好きな場所が結構同じで、「散歩する」をテーマにしたんだとか。
ドミニクは「出来上がるまでは、これだめ、あれだめと何回もだめだしをしたんだよ」と、笑いながら言っていました。
散歩をテーマとしていたんですか〜。なんか、散歩チックな雰囲気の曲だな〜と思ってたのですよ。de temps en temps感も、なるほど、って感じ。
私はこの曲の "Des promesses sans doute que je ne tiendrais
pas" というところがとても気に入っているのですが、それは、「人生の真理をついてるな」、と思うからです。
きっと、フィリップ氏は(年をとってから考えると)若いころのちょっとした約束とか、将来こうする、みたいなことは必ずしも実現するわけではないんだけども、「そういう夢みたいのがあっていいよね」ってことをいいたいのかな?と勝手に想像してます。(あくまで勝手に想像しているので、一度お会いしたときに聞いてみたいですね。)