カメラータ・ムジカーレ 自己紹介
私たちカメラータ・ムジカーレは、チェンバロ、リコーダー、フラウト・トラヴェルソ(バロック・フルート)、バロック・オーボエ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバなどの
古楽器
(ピリオド楽器、オリジナル楽器)による演奏会活動を続けている、アマチュアの演奏団体です。「カメラータ・ムジカーレ」とはイタリア語で「音楽の仲間たち」という意味で、結成時のメンバーの一人である
市川信一郎 氏(北海道教育大学教授、音楽学者、故人)の命名です。
1970年代の半ば、大学同好会である
慶応バロックアンサンブル
を通じて知り合った6人が、古楽器をもって集まったのが始まりです。以来、緊張感と音色の柔らかさの共存という、バロック室内楽の理想を求めて、演奏会活動を続けてきました。
今でこそバロック音楽はバロック時代の楽器で演奏するのが主流ですが、結成当時はプロも含めて、そのような団体はほとんどなく、楽器の入手さえままならない時代でした。若くて時間が余るほどあった私たちは、当時まだ少なかった古楽器のレコードを集めては持ち寄り、またバロック時代の調律法や演奏習慣に関する原典資料などを研究しました。
活動初期の数年間は、プロの演奏家たちにもずいぶんお世話になりました。まず、グループ結成のきっかけになったのが、世界的に著名なチェンバリストでピアニストの
小林道夫 氏、東京ゾリステンのチェリスト
若林幹博 氏との共演(東京文化会館)。その後も
大橋俊成
氏(故人)、小野萬里 氏、神戸愉樹美 氏、宇田川貞夫 氏、平尾雅子 氏、福沢宏
氏ほか、多くの演奏家諸氏に共演・賛助出演を依頼し、古楽器特有の響きと表現を貪欲に吸収しました。
その後、大学時代の同期生や後輩を中心に、仲間も少しずつ増えてきました。アマチュア合奏団の宿命ともいうべき、メンバーの転勤や長期出張などの危機を幾度となく乗り越えてきただけに、演奏はともかく、持続力としつこさでは誰にも負けないと、密かに自負しています。
これからもよろしくご支援をお願いいたします。
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