教会暦 > >顕現節後第2日曜日

カンタータ:155313

書簡章句:ローマ 12:6-12

6 わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っていますから、預言の賜物を受けていれば、信仰に応じて預言し、 7 奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい。また、教える人は教えに、 8 勧める人は勧めに精を出しなさい。施しをする人は惜しまず施し、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は快く行いなさい。 9 愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れず、 10 兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。 11 怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。 12 希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。 13 聖なる者たちの貧しさを自分のものとして彼らを助け、旅人をもてなすよう努めなさい。 14 あなたがたを迫害する者のために祝福を祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません。 15 喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。 16 互いに思いを一つにし、高ぶらず、身分の低い人々と交わりなさい。自分を賢い者とうぬぼれてはなりません。

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 ローマの信徒への手紙12章6~16節

福音書章句:ヨハネ 2:1-11 (カナの婚礼。イエスが水をぶどう酒に変じた奇跡)

1 三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。 2 イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。 3 ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。 4 イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。5 しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。 6 そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。 7 イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。 8 イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。 9 世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、 10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。11イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 ヨハネによる福音書2章1~11節