2001.4/22(日) 前橋県庁舎

群馬アースデイ

前日の夜は

池袋でmore JANに出てました

JANの続きのような感じで、アムラックスのB1のイベントスペースで

繰り広げられました。

にしても、ここで出会った、アーティストの凄いこと凄いこと....

ま、細かい話しは別の場所で載っけてますので

モアジャンが終わって、その日の夜けーすけんちの車で群馬に向かう

BGMはエクストリームだったせいか

高速降りて、恐ろしく道間違えたにもかかわらず

むちゃくちゃ早く着いた。

あたりまえか

取り合えずファミレスで朝を迎えて

空が白み出した頃川原で石投げなんかもした。

なにやってんだか

にしても全然空気が違う

東京にいると感じることが出来ない、異常なまでの清々しさ

「反則技丸出しのロケーション」と思ったが

これが本来の在るべき姿なんだろうね

で、時間まで車で寝ます

 

待ちに待った「書」とのセッション

時間が待ちどおしい

 

アースデイ「地球の日」は群馬だけでなく全国各地で行なわれてる

結構ポピュラーなイベントらしい

東京でも色んな場所で行なわれた

規模や内容はどうあれ

主旨は「地球に感謝」みたいな感じでしょうか

群馬はどんな感じかというと、地域の触れ合いの場所っぽい感じで

とても暖かかったです。

のりやすさんの「書」のステージの周りはフリースペース

周りには絵画の回廊、更には詩の回廊

その回廊を回ってきた人達が

演奏に立ち止まったり、本を眺めたり

また、のりやす氏の順番を待ったり

こんな感じの会場でした。

セッティングは難航したが

立ち位置では譲れないことがあった

「書」を書く所を見れる場所で演奏したかった。

さてと本番

まずは児島けーすけの出番

いいなあ

彼の歌は、明るく賢く目ざとい

こんな歌兄蔵には創れない

以前も彼にはJANで美味しいとこを持ってかれた

でも、多分それも彼自身の才能の及ぶところなのでしょう

でも、今日は確実に兄蔵にも順番が回ってくる。

ついに来た。

何をやったかは今ではほとんど覚えてないが

基本パターンはこうである。

何気に音を出してみる

のりやす氏は暫し首を傾けて聴きいる。

次の展開をはじめた頃にはもう、体を揺らしながら書き始める

その文字は兄蔵の創った空気を満喫しながら踊り続ける

その踊る文字を兄蔵が更に躍らせる

まさに研ぎ澄まされた空間

これが兄蔵が彼を最初に目撃したときに思い浮かべたヴィジョン

鳥肌が立つ

まるでデジャヴューのような時間が流れた

いや、デジャヴューの域はもう越えていた

全く未知の空間だった

ステージは長い

こんな最初から、飛ばしてもし方が無いので

要所要所で歌も歌うことにした

中には入りすぎてしまう人もいるから気をつけねば

 

結局けーすけと交代しながらお互い3ステージづつこなす。

彼にも得るものが多分に有った事でしょう

最後の方では、のりやすさんが詩を書いて

けーすけが即興で歌うなんて一幕がありました

それぞれにそれぞれの思い出を詰め込みながら舞台は終わって行きました

 

いろんな方に感謝せねば

この時確信したことがあった

勿論今までも自信をもってそう思ってたのだが....

どんなことかというと



「自分はこのままでいい」

以前、飲み会でのりやすさん、と一緒になった時

彼に、息子「廉」の「書」を書いてもらうため為に居酒屋で

商売道具を広げてくれたことがあった。

案の定、書き終わってから「私も!攻撃」にあっていたのを傍観していたとき

兄蔵も自分自身の「書」を書いてもらうという選択肢が有ったのだが

そんな考えは浮かばなかった

失礼ないい方になるが

今ここで書いてもらっても

兄蔵の心を揺らすほどの言葉を今は思い浮かばないだろう。

その時思ったから。

そしてもっといい時に大きなやつを一枚大作でお願いしようと思った。

 

今の自分は生活が満たされてるわけでもなく

収入に見合わない重労働

けど

「れん」の為に本格的にはじめた今の音の形

音を出すたびに少しづつ

街の空気はいい風を運んできてくれる

今まで自分に足りなかったのは、「出会い」

こんなことを難しいと考えていた。

今回の群馬で「今のままでいい」と確信できたのは

多分自分の中で大きな収穫

やりたい事をしているだけで様々な「出会い」が有ること

生きているだけで

いいこといっぱいあるじゃん

群馬の打ち上げの「牛タン屋」なんかサイコーだった。

興奮冷めた一月以上をもってやっとレポートらしき物が出来あがった

今日は5/31

次の依頼を待つ

そして何時か時がくれば、兄蔵の言葉も書いてもらおう

でもなんか出てくる言葉は想像できる

すでに

「このままでいい」

って云う、軌保文字がしっかり頭の中に貼り付いてる

だから

別の言葉が出てくる頃に....

 

(でも7/7から軌保博光氏は日本一周の旅にたつのでした)

帰ってくる頃には兄蔵もおっきくなってよ!っと


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