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0:パソコン操作の
  :基礎知識
  :画像の基礎知識
  :文字化けについて

1:HP の作り方
   まず始めに…

2:画像ファイル整理
    Vixの使方

3:サーバーへの
  ファイル転送ソフト
  FFFTPの設定

4:ペイントの使い方

5:ホームページビルダー

6:エックスプローラーの
  使い方

7:HP制作リンク集

8:メールの使い方
  (OutlookExpress)

9:検索デスクの活用
  インターネットを
    有効に使う

10:フリーソフトの利用

11:圧縮・解凍ソフト
    について

12:Vix を「窓の杜」から
   ダウンロードする

13:Vixの
  「簡単」ダウンロード

 (初心者の方は、こちらからダウンロードして下さい。解凍ソフトが不要です)

パソコンで扱う「画像」の基礎知識
(デジタル写真・ロゴマーク など、パソコン上で扱う画像の仕組み)
(プリンター・デジカメ・スキャナー・などの性能を評価する時にも、必要です )
1:よく使われる、画像ファイルの種類・特徴
JPG
(JPEG)
デジカメの写真・スキャナーで取り込んだ画像 など
境界のハッキリしない、中間色の多い画像に適します。
GIF ロゴマーク・アイコン・動く画像 など
境界のハッキリした、単色の画像に適します。
PNG GIFに代わる、新しい規格です。
境界のハッキリした、単色の画像に適します。
BMP ペイントブラシ などで編集する時の画像 など
画像の基本的な形式です。
圧縮されていませんから、ファイルが大きくなります。
2:画像は「点」の集まり
パソコンやデジカメで扱う画像は、『細かい、沢山の「点」の集まり』です。
性能の表示の仕方に、2種類あります。
プリンターやスキャナーなどの場合
縦・横とも、『1インチ(25.4mm)当たり、何個の点』という表し方をします。
(点の密度を、dpi(ドット・パー・インチ)という単位で表します)
実際の大きさが計れますから、それをどういう細かさに分解するか、という決め方です。
一方、デジカメでは、「画面全体で点の数が何個」という表し方をします。
「200万画素のデジカメ」 というのは、
「横の点の数」×「縦の点の数」が、、「200万点ある」ということです。
(実際は、横1600×縦1280=2,048,000個の点の集まり です)
デジカメの写真で、横が何センチ、と言っても意味がないですよね!
実際、印刷する時に、葉書サイズとかA4サイズに印刷する、って決めますよね!
印刷して、用紙になって初めて、横10cm縦8cmの写真、と大きさの意味を持ちます。
またパソコンの画面・CRTや液晶画面では
画面の大きさを「15インチのLED」とか言いますが、これはLEDの対角線の長さのことで、表示される画像の密度とは関係ありません。
表示できる密度は別に、横の点の数×縦の点の数 で表します。
1024×768 とか 800×640 とか表示されています。
ここで上の各々の機器を、点の数で比較してみましよう。
まず、200万画素のデジカメで花の写真を撮ります。
これは、横1600×縦1280のてんで構成されています。
これをパソコンの1024×768の画面に表示させると、画面からはみ出して、一度に見ることは出来ません。
全体を見るにはスクロールするか、縮小する必要があります。
実際には、デジカメに付属しているソフトや、ここで紹介している『Vix』などでは、パソコン画面内に表示できる大きさに縮小しています。
   (ここがミソなのです)
さて、この写真を、1440dpiのプリンターで、印刷してみましょう。
   横の大きさ=1600÷1440=1.1インチ=2.8cm
   縦の大きさ= 768÷1440=0.5インチ=1.4cm
というとても小さいものになってしまいます。
実際には、プリンター付属のソフトが働いて、葉書の大きさとかA4サイズに引き延ばしてくれます。
引き延ばす、といっても実際は、デジカメの1つの点を、プリンターでは4つの点として印刷する、といった方法です。
   (つまり「画質を荒くする」ことになります。)
1440dpiのプリンターで印刷した葉書サイズの写真の点の数を計算してみましょう。
   葉書の大きさを 縦15cm横10cmとすると、インチに直すと
   縦は、15÷2.54=5.9インチ インチ当たり1440点だから
              5.9×1440=8496点
   同じように横は、10÷2.54×1440=5669
   総点数は、縦の点×横の点=8496×5669
             =48,163,824(4千800万画素)
   というすごい数になります。
プリンターの精度と同じデジカメを買ったら、ウン百万円はするでしょうね!
3:点の数(画素数)はファイルの大きさに比例する
画像は、点の数の密度が多いと綺麗になります。
しかし、その分、ファイルの大きさも大きくなってしまいます。
ここでファイルの大きさを表す『バイト』という単位をちょっと説明しておきましょう。
コンピューターは、1個のスイッチが「入り(on)/切り(off)」のどちらの状態にあるかで、計算します。
offを0、onを1をする、2進数という数字を使っています。
10進数と 2進数の比較をしてみましょう。
 0 1  2  3   4   5   6   7    8    9 …     255
 0 1 10 11 100 101 110 111 1000 1001 … 11111111
となります。
0と1を表すスイッチ1個ごとに1個のメモリーをあてます。
1個づつ数えていては大変なので、スイッチ8個を1つのブロックとして『B・バイト』という単位で数えます。
つまり、1バイトには、0と1を表すスイッチが8個ある、という訳です。
その1000倍を『K・キロバイト』、更に1000倍を『MB・メガバイト』、その1000倍を『GB・ギガバイト』という単位で数えます。

1点を、白と黒の2色で表現するならば、ファイルサイズは、点の数の、8分の1のバイト数で表せます。
0〜7 の8段階のグレー(灰色)で表すなら、点の数の、2分の1のバイト数で表せます。
カラーは赤・青・黄色の3原色を使いますから、各々を8段階で表示しようとすると、1つの点を表すのに、1.5倍のバイト数を使います。
横200・縦150の点の画像を、カラーで表示すると、
200×150×1.5=45000バイト=45KBのファイルの大きさになります。
200万画素のデジカメの画像なら、
2,000,000×1.5=3,000,000バイト=3MBとなります。
4:画像は『圧縮』されている
3:で述べたように、画像ファイルは大きなファウルです。
BMP形式の画像ファイルは、点一つ一つの情報が正確に記憶されています。
しかしファイルが大きくなるため、色んな方法でサイズを小さくする手法が利用されています。
デジカメで一般的に使われている、『JPG』形式のファイルは、ファイルを小さくするために、隣の点の色が同じなら、データーを省略するとかの方法で、ファイルを小さくします。
BMPに比べて、10分の1から50分の1に圧縮されています。
しかし、JPGでは圧縮効率を上げることを目的とした為に、元のBMPに正確に戻すことは出来ません。
5:『JPG』は写真に、『GIF』はイラストに適している
人が作ったイラストは、同じ色が連続している・境目がハッキリしている、などの特徴があります。
一方デジカメで撮った人の顔や空の色は、場所によって微妙に変化しています。
境目のハッキリしている、単色の画像には、『GIF』形式の圧縮方式が適します。
写真など中間色の多い画像には、『JPG』形式の圧縮方式が適しています。
6:パソコン画面に表示されている画像は、常に拡大・縮小されている
上に述べたように、印刷するためには、画像ファイルは、細かく、正確でなければなりません。
しかしそのままでは、パソコンの画面には表示しきれないほどの大きさになってしまいます。
そこで多くのソフトが、元のサイズをご利用のパソコン画面の大きさに合わせて、見やすい大きさに、(裏側で)『リサイズ』しています。
本当の大きさ(ドット数)は、ファイルのプロパティを見ないと分からない状態です。