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:「ディレクトリ・ファイル」 の基礎知識 |
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1:「ファイル・File」とは |
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パソコンは、写真を表示したり、文章か書いたりすることが出来ます。またそれらをパソコンの中に保存することも出来ます。 |
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しかし、パソコンの中に写真や手紙が入っているわけではありません。
それらは、デジタル信号に置き換えてパソコンの中のハードディスクの中に保存されています。
このデジタル信号の集まりには、それぞれが何を保存しているのかが分かるように、名前を付けておかなければなりません。 |
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これらデジタル信号の集まり=「ファイル・File」なのです。 |
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ファイル には、私たちが書いた文章や、デジカメで撮ったりした写真などが有ります。
また、文章を書いたり、写真を表示したりするには、それぞれ特有のソフトが動いています。
例えば、文章を書く時は、「ワード・MS−WORDや一太郎」といったソフトを使います。 |
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これらのソフトも、デジタル信号の集まりです。従ってソフトもまた、「ファイル」で出来ています。
先の、文章・写真 などのファイルを、「データーファイル・DataFile」といいます。
後の、ワードなどのファイルを、「実行(可能)ファイル」といいます。 |
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2:「ディレクトリ」とは |
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「ディレクトリ」とは、「ファイルの集まり・グループ」 の名前です。 |
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ファイルには名前を付けますが、名前は必ず異なった名前にしなければなりません。
同じ名前のファイルが二つあると、どちらのファイルを指定しているのか、区別が付かなくなるからです。
パソコンのソフトは、多くの人が寄り集まって作ります。皆がそれぞれ違う名前を付ければいいのですが、それを調べるだけでも大変です。
そこで、自分が作ったファイルを一まとめにして、グループとします。
グループの中のファイルを呼び出す時は、「(グループ名)の中の(ファイル名)」という指定にすれば、万一同じ名前のファイルが他の場所にあったとしても、区別することが出来ます。 |
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この「グループ」のことを、「フォルダ」と言い、その名前を「フォルダ名」と言います。 |
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実際には、ファイルを管理しているソフト・エックスプローラーやVixなどが、同一フォルダの中に、同じ名前のファイルを作ろうとすると、警告を発して、重複名を避けるようになっています。 |
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3:「ファイル名」・「ディレクトリ名」の名前の付け方・規則 |
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昔は色々制限がありましたが、今はほとんど自由に名前を付けることが出来ます。 |
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英語(大文字小文字とも)・数字・日本語・記号 何を使っても大丈夫です。 |
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出来れば、関連のあるファイルには、同じ言葉で始まる名前を付けておくと良いでしょう。 |
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ファイル管理ソフトがファイル一覧を表示する時、記号・数字・英語・日本語の順に自動的に並べてくれます。同じ文字種でも、0・1・2・3…、A・B・C…、あ・い・う… の順に整理して並べてくれます。 |
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そのルールは、最初の文字を比べて、同じなら、2番目の文字、3番目の文字…というふうに比較していきます。 |
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例えばデジカメの写真に名前を付ける時、「H17−5−5−01」(平成17年5月5日ー01番目 でもよい)の様に付け、最後の「01」の部分を、02・03・04…と変えて名前を付けておくと、同じフォルダの中に他のファイルがあっても、この名前の付いたファイルはきちんと順番に並べられて表示されます。
(エックスプローラーの使い方 を参照して下さい) |
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**重要なことが一つあります**
ファイル名を自由に付けられるのは、「自分のパソコンの中だけ」です。
インターネット上では、未だに昔の規則が適用されたいます。
自分のHPを作ろうと思った時は、昔の規則に従わなければいけません。 |
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その規則とは
ファイル名には、数字・英語と一部の記号(−・_・〜)しか使えない、ということです。
しかも、英語の大文字と小文字は同一文字と判断する、ということです。 |
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ホームページで使うファイル名は必ずこの規則で名前を付けて下さい。
英語・アルファベットは普通小文字しか使いません。
(サーバーによっては、大文字のアルファベットを受け付けないところがあります) |
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4:「ファイル名」の構造 (拡張子とは?) |
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実は、ファイル名は、「ファイル名」+「拡張子名」という構造になっています。
(これはWindowsパソコンの特徴で、アップルコンピューターに「拡張子」は有りません) |
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「拡張子」は3文字のアルファベット・数字 で書きます。
拡張子名の意味は、そのファイルの「ファイルの種類」を表しています。
「jpg」なら画像ファイル・「gif」ならイラスト画像ファイル・「htm」ならホームページ・「doc」ならワードの文章ファイル……というふうに、拡張子を見るとそのファイルの中味が分かる仕組みになっています。
つまり、Windowsは、ファイルの拡張子を調べて、そのファイルを開くにはどのソフトを起動したらよいか、を判断します。 |
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拡張子は非常に大切な名前で、これを書き換えると、ファイルが開けなくなることもあります。 |
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従って、購入したままのパソコンは、「拡張子」を表示しないように設定されています。
普通はこのほうが良いのですが、マイホームページを作ろうと思うと、問題が出てきます。
例えばデジカメで撮った写真ファイルには普通、「DSCF0001.JPG」などのファイル名が自動的に付けられています。何故か、ファイル名も拡張子名も大文字なのです。
この「大文字」を受け付けないサーバーがたくさんあるからです。 |
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こんな場合は、ファイル名も拡張子名も、訂正しなければなりません。
訂正するには、拡張子名を表示するように設定を変える必要があります。
ここ を見て、設定変更して下さい。 |
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(ファイル名を書き換える時、拡張子名を消したり、変えたりしないで下さいね!)
拡張子を表示する設定は、必要に応じて、「表示しない」設定に戻してお使い下さい。 |
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5:「ファイル・ディレクトリ」の新規作成 |
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ファイルを新しく作る、ということはほとんど無いと思いますが、フォルダはよく作ることになると思います。 |
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フォルダを作りたい時は、フォルダを作りたい場所で「右クリック」して「新規作成」→「フォルダ」を選んで下さい。 詳しくは こちら を見て下さい。 |
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6:「ファイル名、変更」の仕方 |
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ファイル名やフォルダ名の上で、「右クリック」して「名前の変更」を指定して下さい。
ファイル名を、ゆっくり、2度左クリックしても変更することが出来ます。 詳しくは こちら を見て下さい。 |
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7:「ファイル・ディレクトリ」のコピー(複写)・移動 |
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ファイルやフォルダを選択した後、マウスの右ボタンで押さえたまま移動して、(右ドラッグといいます)目的のフォルダ上で指を離します(ドロップすると言います)。 詳しくは こちら を見て下さい。 |
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