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2007 #9 All Rights Reserved
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「9.11」NYテロの衝撃的な傷跡(GroundZero)を実際に見てきたUEと、インストバンドとして音源を作り活動を行っていたJoeKoolによ2006年に結成。それぞれが得意とするジャンルで培った豊富な経験と感性、そしてインスピレーションとが相俟り、セオリー通りではない音を紡ぎ出す、人数流動型アート系ミュージシャン。エフェクターを駆使した電気スタイル、楽器本来が持つ生音の魅力を追求したアコースティックスタイルと、2つのウーシ・サウンドを軸に、映像や舞踊との斬新なコラボレーションで神出鬼没にライブを行う。世界観を固定することのないそのパフォーマンスは、常に聴く人に新しいイマジネーションを巻き起こし、聴衆とプレイヤーとがスピリチュアルな音渦で「一体化」する、という新しいコール&レスポンスのスタイルを確立している。
NO9(ウーシナンバーナイン)
Ue . saxphone and flute
Joe kool . guitar and more
maruma . percussion and more
1974年、愛媛県松山市にて生を受け、高校卒業までのんびりした気候風土の中で育つ。就職をきっかけに横浜へ上京。サラリーマンを4年間経験する。そんな中、1998年に観たケニー・Gのライブに強く心を揺さぶられ、サックスに目覚める。2001年、音楽への情熱を実際に体感できるものにするため、洗足学園音楽大学に入学。佐藤達哉氏、中村誠一氏に師事。在学中、様々なプレイヤーに感銘を受け、自身のプレイヤーとしての技術を磨くとともに、自らバンマスを務めるバンドで演奏活動をする。2006年に訪れたNYで、9.11テロの傷跡に衝撃を受け、帰国後JoeKoolらと#9を結成。現在愛媛県を中心に、#9、wethot-up、BigPermProjectなどでサックスを演奏している。
1972年、愛媛県出身。中学生の時、初めてエレキギターを手にする。Joe SatrianiやAL DiMEOLAなどに影響を受け、エレキとアコースティック両ギターを使っての音楽活動を行う。またJazzやJ-POPなど、幅広いジャンルの音楽に対して常に探究心を持ち、必要なファクターを吸収して自身の音楽活動に反映させている。クセになる独特のコードワークが持ち味。レコーディングエンジニア、デザイナーとしても活動しており、その斬新なアイディアや卓越したセンスには定評がある。
謎の吟遊ネコじゃらしスト(自称)。父親は詩人、母親は教師という家庭環境の中、音楽=クラシック!という偏向的幼少期を過ごす。その結果か反動か、気付けばねじれた大人となる。近年では節操なく音の出るものと戯れ、しばしばすぐに放り投げるので、巷では軽挙妄動・ポイ捨てのmarumaとして悪名高く、周りは食傷気味である。普段音楽を聴くことは殆どなく、その代わりにTV(特に2時間サスペンス)をこよなく愛するという変わった傾向をもつ。但し、音感の良さやアレンジ力など、時に本人も驚くほどの才能を発揮する、生粋の音楽人である。