gaze
awa
kai
3d
弓と弦
de-compose
Summer

all songs written by masu




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sleeping in the flower's roots
silent night

hyde and bury me
deep in the earth

人の居ない街で
眠る様に暮らすよ


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gaze

こんな白けた花一本ではブーケにならないんだ

グラスに満たした水の感覚がフラットにならないんだ 一押しで床に散る
ひとりでこめかみを離れたチップが誰かに差し込まれて クローンが溢れてく

生きた僕の意思はきっと他所でも 似たような顔をして今日も脳のいいなり

 一時の迷いにも流行にも甘い言葉にも 目を逸らせない
 踏み入れた濃いグレイゾーンは いくら見つめても 真実は分からない

拓けた各々の所有地たちが解釈を拡げてく 重なった境界は
色んな権利という名のエゴが収縮を繰り返す スライムのように

僕は消費されながら煩雑な毎日を 似たような顔をして明日も脳のいいなり

 一時のささやかな疑いに バイアスの塊に 目を逸らせない
 踏み荒らした聖者の墓場など 目を細めても 誰も気付かない


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awa

oxgen flew
slow pace liquid

鉄橋が唸る
僕は疲労の中
空が落ちて
踏み切りの音を裂く

焦燥に曲がった
僕の背骨の中
選択に追われ
神経の糸が空を切る

僕がそれなりの処置をする前に
今日も記憶の沼に放り込むだけ
老人が夢跡をひとつひとつ
数えて 吐く

そして時間が過ぎる
手で泡を追いかけるように
水面に消える日々を
掴まえたい


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kai

どうして左に心があると思うのだろう
どうしてこの腕に力がないと思うのだろう

kaiは戦わない 自分の夢を奪われようと
kaiは怒らない 自分をどれだけ笑われようと

kaiは逆らわない 自分の親を殺されようと
kaiは見つからない 自分の場所を侵されようと


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3d

繰り返す深い色の街 咽る気配の下
いびつな視界の端で 続く国境の夢

使い果たした僕の名前と
映像に残った僕の記憶と
広がらない平行の土地
連日のように走る

聖戦の果てまで追いかける君
日陰の無い揮発するビル
限界のすぐ傍にキャタピラの跡
色褪せない

囲まれた壁の外 群れる感情の隙
右目に残る既視感 揺れる死体色の絵

制裁の届かない倫理の奥で
焦燥を極めた路地の傍ら
咲かない花に命の水を
呼び戻せない


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弓と弦

強く生きるのは 君のためなんかじゃない
どこに暮らそう 僕の錆びた弓と弦

服を着るのは 隠す傷があるからじゃない
どこに暮らそう 今日は何を食べて生きよう

 僕は東のほうへ

懐かしいのは 匂うだけで終わればいい
傘を捨てよう 今日はどこか泊めてもらおう


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de-compose

So you close to days of fare
How could I ask I existed?
All our names are full of plastic
Some eyes easy to transposed

So you move from lane of your own
Why I haven't seen they existed?
All our blains are taste of carbon
Tell me how I composed

So swallow...I couldn't keep me all day long
Where was I yesterday?
Can I explane where I was?
Seven-eight matrix to analyze my name, I am not the one

My two eyes are black and skin is yellow, and blain is gray maybe
And mix them...what?


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Summer

夏の死体を見たのは 何度目だっただろうか
僕は汗の已む気がして 足に群がる気配を蹴る

悲愴だったのは暑い日
咽返るような暑い日

夏を嫌う性格だから 蒸気にまぎれて泣いてた

君の知らない所で
白い目の記憶は見ていた

 生き返るのは 一体、誰
 そういう日の夢 一体、誰

右の手から始まった 僕の汚染は広がる
触るものにこの腐臭を 伝染させるのが怖い

僕の手を引く君から
悲壮なことには君から

 生き返るのは 僕じゃないのか
 そういう日の夢 僕じゃないのか
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