ゆめのつづき

1 錯乱Night 

詩、曲:竹中 章平  編曲:VonClay
Every night 冴えない 泣けない 情けない君の返事
馴れ合い 中身ない 議論なんて要らないあい 意味ないあい Oh,Yeah!

核心外れてる   当たり前の理屈 己のすべてを賭けて
術なくうつむいて とまどう者のために 愛無きお前と 戦おう

聞き飽きたぜ、総論 忘れないで、各論 ぶつかること争論 逃げてるばかりじゃ撹乱
お前にすべてを投げつけて 俺のすべてを受け止めろ

Every night 可もない 不可もない そんな人生に問いかける

このまま流されて  そのままつぶれても 涙もこぼれないなんて
野に咲く花のように 静かに見上げてる お前の瞳を裏切れない

お気に召すままLady 笑ったまま泣かないで 秘密の愛だけじゃ 君の心癒されない
君の中でSo Long  胸の中は撹乱 薄っぺらい愛じゃ 君の心は読めない
お前のすべてを 抱きしめて お前のすべてを受け入れよう

教科書どおりじゃうまくいかない 人の心なんてわからない
頭の中じゃわかってる言われなくても 出口が見えない 届かないからもどかしいのさ

聞き飽きたぜ、総論 忘れないで、各論 ぶつかること争論 逃げてるばかりじゃ撹乱
お前にすべてを投げつけて 俺のすべてを受け止めろ
例え全てが終わっても そこから全てが始まるさ

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2 Complex 〜白鳥の水虫〜 

詩、曲:竹中 章平  編曲:VonClay
誰もが振り向くその美貌 You are so beautiful lady
いつか抱きしめるこの野望 I wanna hold you anyday

瞳の奥に光る切なさ
その訳が知りたくて
足元すがりつきブーツ脱がせ
これは何?鼻つく異臭!? 君は水虫??

まさかウソでしょそんなことNo!
白鳥のようなおみあしが病んでるぜいYeah
諦めないで泣かないで 白鳥の水虫

笑顔の裏に隠れた苦悩 Nobodys knows Your pains
悩みなんてみんなあるはずさ 見せないだけだよ

誰もがみな同じ顔で笑ったら
意味ないぜオリジナリティ
コンプレックスバネに夢をみてやるぜ
顔あげて勇気出して声だしてみよう

まさかウソでしょそんなことWow
白鳥のような女神がほほえんでるぜいYeah
諦めないさ泣かないさ チャンスはこれから

小さくたって太くたって薄くたって短くたって
早くたって水虫だっていいじゃない
モテなくても笑われても気にしてるのは気にするのは
世界中でたった一人の自分だけさ

まさかウソでしょそんなことWow
白鳥のような女神がささやいてるぜいYeah
諦めないで泣かないで チャンスはこれから
諦めないで泣かないで 白鳥の水虫

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3 Hanabi  

詩、曲:竹中章平  編曲:VonClay
幻想(ゆめ)のような光と音の世界
すべてを忘れて飛び込んだ真夏の夜
無邪気に笑って見上げる横顔が好きさ
ずっと見ていたこと君は気づかないだろう

ため息が通り過ぎたあの夏の海岸で
つないだ手握り締めて運命に怯えながら言葉飲み込んだ

花火よ高く舞い上がってくれ
迷いも涙も吹き飛ばして
あの日二人で見ていた夢が
夜空に吸い込まれていった

似たもの同士ぶつかるときもあるけど
お互い信じているから自分を出せる
不安抱えながら夢を語った砂浜
今もあの時のココロのままでいたい

信じてる愛している口に出せずにいたよ
今更言葉にできない永遠に君のこと信じ続けてくよ

夕映えに染まる海を見つめてた
二人の心奪われたまま 
どんなに誰かを傷つけたとしても
あの日の二人に戻って

君の夢も微笑みも 君の愛もぬくもりも 永遠に離さないよBaby
僕の夢が破れても 僕の愛が壊れても 抱きしめて離さないOh,Yeah!

花火よ高く舞い上がってくれ
迷いも涙も吹き飛ばして
あの日二人で見ていた夢が
夜空に吸い込まれていった

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4 ひまわり     

詩:竹中章平、曲:竹中章平、大島宏之
秋風胸をかすめて 寂しさ心に舞う
旅立つ別れの夜に 声を殺して涙あふれた

出会ったあの夏の日 無邪気な笑顔揺れてた
枯れないで夏のひまわり 嘘で守り続けた真実

夜明けの海 見上げた空 願う永遠 
叶わぬ夢 胸の痛み すべての想いは 風に

たそがれ胸を締め付け きらめく瞳甦る
涙は遠い彼方へ 永遠の絆を信じて

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5 ゆめのつづき    

詩、曲:竹中章平  編曲:VonClay
汗にまみれて夢中で追いかけてた
ボールと夢のかけらをどこに置いて来ちゃったの?

公園の真ん中で好きなことやってる
あのクソガキ達みたいに俺もきっと輝いていたんだろう

世間の荒波に揉まれてくたびれちゃったのかな?
そんな言い訳なんかどっかにしまい込んで
今日はみんな楽しくやってみよう Oh,Oh,Oh,Oh,Yeah!!!

なんにもできない なんて誰が決めたの?
夕日にそっと呟いてみた はじめからうまく いくわけないじゃん
自分のこと信じてあげましょう

いつも怒られてた 教室の真ん前で
無邪気なあの娘の笑顔 みんな憧れてたんだ

電車の窓に映った 自分はどこを見つめてるのかな?
自分で自分の限界決める事なんてないじゃん
答えは自分で探さなきゃダメじゃない? No,No,No,No,Good!!!

自分の夢を探してる彼女見てたら
イジイジしてる自分がミジメになった
ずっと忘れていた夢の続きを
追いかけてみようかなと思ったよ

自分が誰なのか? よく分らなくなっちゃったとしても
人生まだまだこれから焦ることなんてないじゃん
ゆっくりしっかり歩いていきましょう Oh,Oh,Oh,Oh,Yeah!!!

見上げたビルの 合間から青空が見えた
こんなに青かったなんて気づかなかった
いつかはうまく いくかもしれないじゃん
アキラメなんて言葉忘れましょう
上を向いて歩いていきましょう
自分のこと信じてあげましょう

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製作後記   (もう一人の自分・・・のつぶやき)

なんとか出来上がったというのが、実感。
前作「DEMOネ」では曲はあったけど、ミックスもよくわからんままだったし、時間不足で打ち込みやら、ベースはオレが弾いてるのもあるし・・・
挙句にはボーカルもカゼ気味状態だったし・・・
今回は、同じ轍は踏まない、を心に刻み、かつメンバーそれぞれの味が出せればいいなー、と。

1曲目、
『錯乱Night』
どうしても、狙い通りだとはいえ今までの曲は歌謡曲調だと自他共に認めざるを得ず、ここはなんとかドロドロした感じの曲を作りたいと思っていた。
漠然とリフの曲を作りたいとベロンベロンとギター弾いてたらなんとなくできた。
珍しく詩は考えた。韻って奴もたまには踏んでみようかなー、とか・・・
周りを見渡せば、理屈ばっかりこねて、動かない奴が多すぎる。
理屈は大事だけど、誰だって言える、理屈どおりに行かないからみんな悩んでるんだ。なんてね。
演奏は、ベースとギターとドラムとボーカル&コーラスの一体感が出せれいいなぁ。

酔っ払いの勢いとは怖いもので、曲ができんと悩んでいたころ、バンド練習の打ち上げで、白鳥の湖がどーのこーの、なんて話から、白鳥の水虫?!なんてまったくプロが聞いたらドヤされそうなきっかけ。
しかし、その後は、マイナー調のハードロックに明るい感じのメロディを乗せ、詞はお得意の「ウジウジすんな!」系をハモりバッチリでいく、というコンセプトがすぐ出来上がり、あとはとんとん拍子で、見事
『Complex 〜白鳥の水虫〜』完成。
その後、メンバーと試行錯誤の末、現在に至る。
我ながら、あんな歌詞をよく曲に乗せたと思う(^^♪
蛇足だけど、初めて英語の歌詞入れたぞ!
って、 “You are so beautiful lady”なんて、中学生レベルじゃねーか!!こらっ!
そーいえば、『Yakitori』にも、“Say、Hello”なんてあったなー(~o~)
あれも、「まさかそんな歌詞入ってないよね??」って誰かに言われたな!?

『Hanabi』は、実は去年の秋にメロディだけできていた。
というか、イントロのキーボードからできた。
しかし、なんともインパクトに欠けていた状態。
悶々としていたころ、ふとキーを思い切って変えてみたら自然とメロディも変わって現在に至る。
キー的には非常にチャレンジ曲。1年前だったらまず出なかった。って考えると少しは声出るようになってんのかな??
演奏とボーカル&コーラスで、夏の花火の光と音と風のインパクトとか一体感とか強弱の雰囲気が出せればいいんだけど。
尺玉や、大スターマイン!
ドラム録りのとき、ウチの炎のドラマーに「花火師になったつもりでやってくれ!」みたいな事をオーダーしたような・・・。そんなわかったようなよくわからん注文にもよく応えてくれました!
プリティー(?)みなぶ〜のコーラスもバッチリうまく行ったと思う!
詩の方は、なんてことはない、花火大会で酔っ払ってた時に「は〜なびよ〜〜♪」だったんで、他に代わるものもなく、そのまま曲になった。
内緒だけど(?)、嫁さんに「恥ずかしくないのぉ??」と言われたのもこの曲・・・
そら恥ずかしいワイ(+o+)!

『ひまわり』は、ノリの4曲だけじゃ寂しいなーということで急遽作った曲。
スタジオでスーパーベーシスト指定のコード進行にハナ歌のっけた。
最初は人には言えないような歌詞だった。『デッ○リの○ツ〜〜!』むふふ、わかる??
季節は秋、初の3拍子にせつない詩を乗せてみました。
とはいうものの、ボーカルの歌入れの日に電車で作った歌詞。
忘れないようにケータイで打ち込んで。その割にはまぁまぁかな?
ちょっと反省すべきは、時間が足らなくなって歌い直しがきかなかったことか・・・
VonClay新境地。

『ゆめのつづき』は、自分を含めて今年はいろいろあった!なんだか落ち込みがちなEveryday(ん?サザンか?)に嫌気がさしてた頃作った曲。
実は最初、泣きが入ったような(?)バラード調だった。
これじゃ元気出るどころじゃないなと、思い切ってハネ気味のPOPにしてみたら、こりゃええぞ!と。
ちょうどその頃、高校時代の友人に会った。話はできなかったけど。
そいつは高校時代から光ってたし、今ももちろん素敵に生きてるように見えた。
その時に漠然とオレもガンバローって思った。
詩もトントン拍子でできた。ガンバレ自分。焦るな自分。ってやつです。
聞いたら元気が出るような曲にしたかったんだ。
ということでタイトルにもしちゃった。
しかし、ダラダラ日記にも書いたけど、構想2週間、設計変更2分、作曲5分、作詞10分なのだ。
やればできる!

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